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学校ブログ

二宮中学校の生徒さんによるステンドグラス

 二宮中学校の生徒の皆さんが文化祭に出展するために制作したステンドグラスをお借りし、廊下に飾

ました。

 今年度スタートした施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」。その取り組みの一つである小中学

校児童生徒交流会にて、6年生は、中学生がクラスごとに協力してステンドグラスを制作している姿や

制作途中の作品を実際に見てきました。その際に抱いた感想は、「ステンドグラスでは複雑なこともで

きていて、自分が中学生になったらやってみたいと思いました。」、「みなさん一生懸命に文化祭の準

備に取り組んでいて、小学校よりも大変そうでした。」、「クラスとしての団結力が強く圧倒されまし

た。」などです。実際に中学生の姿を目の当たりにしたことで芽生えた将来に対する自分の思い、改め

て分かった中学生の偉大さ、間近で感じたクラスの雰囲気。6年生にとっては、心に深く刻まれる交流

会だったようです。

 制作途中だったステンドグラスの完成形を目にした6年生も、初めて見る1年生から5年生までの子

どもたちも、中学生の細かく手の込んだ数々の作品を目にし、圧倒されたことでしょう。

いよいよ12月

 カレンダーも残り1枚。2023年も4週間を残すのみとなりました。

 子どもたちは、2学期の生活や学習をふり返り、どのような姿で終業式を迎えるのか、また、年が明け

た3学期にどのような姿になりたいのかについて考えているところです。この節目の時期に自分をふり返る

ことはたいへん大きな意味があります。ふり返ること、「こんな自分になりたい」と思い描くこと、そし

て努力することで大きく成長します。

 今月の1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。

 クリスマスはもうすぐです。

 「花の和」の方がすてきに飾ってくださいました。

  こちらも「花の和」の方の作品です。

  ほっとする空間を作り出していただいています。

 本校職員もすてきな飾りで癒しの空間を作ってくれました。

 

 図書室の前に恒例のサンタが今年もお目見えしました。トナカイもいます。これらは、本校の図書ボランティアの方々によ

る作品です。そして、図書室に入ると大きなツリーが。12月も図書室を魅力的な空間にしてくださっています。子どもたちも

図書室に行くことが楽しみのようです。

カイヅカイブキ(職員室前の木)の剪定

 12月2日(土)、学校運営協議会の「環境整備部会」の方々を中心に、また、ボランティアの方にもお

手伝いいただき、総勢6名でカイヅカイブキの剪定を行いました。3年前から剪定を行っていなかったた

め、枝が伸びきっていたり、形が整っていなかったりしていましたが、木の形が整えられ、職員室内にも

日光が届くようになり、室内も明るくなりました。

 これまでも、「環境整備部会」の方々が、校内の畑を耕してくださったり、雑草をぬいてくださったり

したおかげで、整った環境のもと、理科や総合的な学習を進めることができました。

 剪定に参加された皆さま、きれいな環境をつくってくださり、ありがとうございました。

                              Before                            After

二宮小学校150年の歩み

 11月28日の朝会で「二宮小学校150年の歩み」について子どもたちにオンラインにて話をしました。

できれば、創立150周年を迎える11月20日の開校記念日に、子どもたちの顔を見ながら話をしたかった

のですが、感染症拡大防止のため、1週間遅らせて、28日に行いました。

 その内容を簡単にご紹介します。

 「1873年、今から150年前、知足寺の本堂を校舎とし、「思文館分校」という名前で二宮小学校は誕

生しました。その後、1878年に今の場所に学校が移りました。したがって、145年もの長い間、ずっと

同じ場所に二宮小学校は存在していることになります。

 1895年、この年は、二宮小学校にとって大きな出来事がたくさんありました。まず、学校の名前が

「尋常吾妻小学校」になったこと、次に、初代の校長先生が着任されたこと、3つめは、開校記念日が

11月20日に定められたこと、4つめは、校庭にくすのきの苗が植えられたことです。

 1914年、校庭にいちょうの木が6本並んで植えられました。そのうちの1本だけが校庭の真ん中に今

も残っているのです。

 1947年、学校の名前が現在の「二宮町立二宮小学校」になりました。その後、1951年にみなさんが

大切に歌っている校歌が作られました。

 1970年、今の校舎を建てる工事が始まりました。その3年後の1973年、学校ができてから100周年を

迎えました。

 そして、今年、二宮小学校は創立150周年を迎えたのです。」

 長い長い150年の歴史を語ることは簡単ではありませんが、現在の二宮小学校につながる大切な出来

事を中心に、そして、二宮小学校の児童として誇りをもってほしいという願いのもと話をしました。

 今年145歳となるクスノキ 今年109歳となるイチョウ       2階建ての旧校舎
    建設中の現在の校舎  創立150周年航空写真  創立150周年のロゴマーク

図書委員(6年生)による絵本の読み聞かせ

 二宮小学校では毎年11月を「読書月間」としています。その中で、図書委員会の子どもたちや学校図

書館指導員の方、また図書ボランティアの方々による様々な企画が用意されています。例えば、「先生

によるおすすめ本の紹介」、「図書委員の子どもたちが描いたポスターの掲示」、「図書室に置いてほ

しい本のリクエスト」、「絵本の読み聞かせ」、「工作会」などです。

 その中でも今回は、「絵本の読み聞かせ」について紹介します。

 11月17日(金)の朝の時間に6年生が1年生の各クラスに出向いて読み聞かせをしました。はじめは

緊張した面もちの6年生でしたが、読み進めていくうちに徐々に緊張もほぐれ、物語の様子が目に浮か

ぶように上手に読んでいました。1年生も、うれしそうに6年生が読んでくれるお話を聞いていまし

た。

 6年生は、文字がそれほど多くなく、ほんわかするような感じの絵本を選んだり、よく聞こえるよう

に大きな声ではきはきと読んだり、また、ゆっくり読んだりすることを心がけたようです。読み聞かせ

が終わった6年生からは、うれしそうな表情、そして達成感がうかがえました。

開校記念日(11月20日)

 11月20日は二宮小学校の開校記念日です。

 なぜこの日が開校記念日に定められたのでしょうか。

 それは今から128年前にさかのぼります。時は1895年(明治28年)。この年は本校にとってたいへん

大きな出来事が重なりました。

 まず、開校記念日につながる出来事を2つ紹介します。1つは、学校の名前が「尋常吾妻小学校」に

なったこと、そしてもう1つは、8月に新しい校舎が完成したことです。本来でしたら新しい校舎が完

成した8月に式典を行うのですが、この年は暑さが厳しかったため、11月20日に、校舎が完成した記念

と新しい学校の名前(尋常吾妻小学校)の紹介も含めて式典を行いました。それ以来、この11月20日が

開校記念日となったのです。

 その他にも大きな出来事がありました。1つは、10月4日に初代校長の金子梅吉先生が着任されたこ

と、もう1つは、現在も高くそびえているくすのきの苗木が校庭に植えられたことです。

 今年度、創立150周年を迎えましたが、遠い過去から現在まで、二宮小学校の歴史は途切れることな

く続いていることを改めて実感させられます。

 1年生が150歳を迎えた二宮小学校に

 手紙を書きました。

「150歳のお誕生日おめで

とう」の手紙です。

   今年128歳を迎えたくすのき

ようこそ!二宮小学校へ

 1年生の生活の学習「ようこそ!二宮小学校へ」。これは、来年度入学予定の幼稚園・保育園の園児

さんと1年生との交流会です。コロナ禍の年を除き毎年行ってきました。今年は、11月9日(木)と13日

(月)の2日間で行われました。

 まず、1年生によるはじめの言葉、「みなさん、きょうは元気に楽しくすごしましょう。」の後に、

グループで一人ひとり自己紹介をしました。その後、5年生もグループに加わり一緒にゲームを楽しみ

ました。5年生は、来年度6年生の立場で1年生を迎えることになります。5年生の参加は、この交流

会を通して6年生を意識するきっかけにしてほしいとの願いからです。

 その後は1年生による校舎案内です。入学してから上級生にお世話になることが多かった1年生です

が、この日は年下の子をリードします。はじめは緊張した面もちの1年生でしたが、慣れるにしたがっ

てその緊張がほぐれ、楽しそうに、わかりやすい案内をしてくれました。

 会の最後は1年生によるおわりの言葉です。「みなさんが1年生になったらまた会いましょう。まっ

てるよ。」の言葉が園児さんにおくられました。

 入学してから7か月。この「ようこそ!二宮小学校へ」を通して、自分たちが大きくなっていること

を感じることができたらうれしいですね。

 

校内音楽会

 11月1日(水)、全校児童が一堂に会しての校内音楽会が開かれました。コロナ禍の際は、ブロック

別に行ったり、動画配信の形をとったりと工夫しながら伝統ある音楽会を継続してきました。今回のよ

うに、全校児童がそろっての音楽会は実に4年ぶりとなります。したがって、1年生はもちろんです

が、4年生までの子どもたちは、入学してから初めて全校児童の前で演奏したということになります。

 当日のプログラムは、児童による「はじめの言葉」、全校合唱「ビリーヴ」の後、各学年の演奏とな

りました。今年のテーマである「息を合わせて心に残る音楽会にしよう」のように、各学年とも息の合

った、そして、その学年の子どもたちの良さが存分に表れた音楽会でした。会の最後は児童による「お

わりの言葉」。特に6年生にとっては小学校6年間の中で最後の音楽会だったことが語られました。

 子どもたちは、この音楽会を通してどのようなことを学んだのでしょうか。また、どのようなことを

感じたのでしょうか。練習したことが実を結んだ達成感、歌を精いっぱい歌い、楽器を一生懸命に演奏

した満足感、友達と一緒に歌ったり、演奏したりすることの良さ、他学年の演奏を聞くことの楽しさ、

上学年の演奏を聴いてこれからの目標を見出したことなど、様々だと思います。

 子どもたちに願っていることは、この音楽会を通して学んだこと、感じたことをこれからも大切にし

てほしい、そして、時おり思い起こして生活の中で生かしてほしいということです。

 

二小チャンピオン

 二宮小学校伝統の「二小チャンピオン」(クラス対抗ドッジボール大会)が10月から11月にかけて行

われました。これは、体育委員会の子どもたちが中心となって企画・運営する大会です。大会が行われ

た日は、応援も含め大変な盛り上がりを見せました。この大会が近づくと、休み時間にクラスごとに練

習する風景が見られます。クラスみんなで運動をするきっかけにもなっています。

 二小チャンピオンは、低学年の部、中学年の部、高学年の部に分かれて行われ、進行、審判、記録等

はすべて体育委員会の子どもたちが担います。

 大会では、低学年、中学年、高学年とも白熱したゲームが繰り広げられました。ゲームなので勝負の

結果は出ますが、それ以上に、運動に親しむきっかけ、そしてクラスがまとまって一つのこと取り組む

場となっていることに価値があると考えています。

にのみや学園プロジェクト 小中児童生徒交流会

 10月27日(金)に2回目の「小中児童生徒交流会」が二宮中学校にて行われました。今回は、中学3

生が「Keep on 二宮(キーポン二宮)」というテーマのもと総合的な学習の時間において取り組んだ

ことを発表する、その授業を参観しました。

 6年生が中学校の実際の授業を参観し、その内容を感じ取ったり、中学校の授業への見通しを持った

り、また発表内容を一緒に考えたりと、5か月後に入学する中学校へのイメージをふくらませることが

できたのではないでしょうか

 発表を聞いている6年生は、注意深く耳を傾けたり、熱心にメモと取ったり、また発表中の中学生か

らの問いかけに答えたりと、「参観」ではなく、一緒に「参加」している感覚だったと思います。