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いのちの授業

 10月2日()、6年生を対象にした「いのちの授業」がありました。この授業は、二宮町の子育て・健康課の取り組みにより行われているもので、講師は助産師の岩下奈美さんです。

まず始めに、自分自身にとって一番大切なものは何か、そのことについてみんなで考えました。子どもたちからは、「いのち」「家族」「心臓」など、様々な考えが出されました。

次に、その大切なものの中から、今回のテーマである「いのち」について考えました。「いのち」はたった1つしかないかけがえのないもの、「いのち」は1mmにも満たない受精卵から始まること(一人ひとりに配られた付箋紙にかすかに穴が開いていました。その大きさが受精卵の大きさでした)、そして、子宮の中でだんだん成長して大きくなっていくこと(40日、8週、16週、28週それぞれの胎児の大きさを実感しました)、さらに、子宮の中で赤ちゃんが栄養をとる様子、実際に聞いてわかった胎児の心音の速さ、人形を抱いて実感した平均的な新生児の重さ、それらを知ることを通して、自分自身の「いのち」、そして自分自身のこれまでの成長について考えました。

授業のまとめとして講師の岩下さんから伝えられた大切なこと、それは次の5つでした。

・みなさんがここまで成長してきたのは、みなさん自身にたくましく生きる力があったからです。だから今があ 

 るのです。

・みなさんは、世界でたった一つの大切な宝物。他の人と比べてできないことがあるかもしれないけど、自分と同じ人はいない、かけがえのない大切な存在なのです。

・みなさんがいのちを大切にすることは、あるがままの自分を大切にすること。そのことが、他の人も大切にす

 ることにつながります。

・みなさんの誕生日はいのちがけで生まれてきた日、自分で自分をほめてあげる日、つまりいのちの記念日なの

 です。

・みなさんは生きているだけで100点満点なのです。どんなにがんばっても結果が出ないことがあるかもしれ

 ない。しかし、そのままの自分で大丈夫です。生きていることに価値があるのです。

 

 最後に、二宮町保健センター(子育て・健康課)は、何か困った時の身近な相談先の1つです。保健センターには保健師がおり、保健師も皆さんのことを思っています。地域には学校以外にも皆さんを思う人がいて、相談ができる場所があるということについて、二宮町保健センターの保健師より話がありました。

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