校長あいさつ
二宮町立二宮小学校校長の和田俊宏です。
本校は、明治6年(1873年)に開校した歴史のある学校で、一昨年度、創立150周年を迎えまし
た。JR東海道線の二宮駅前に位置していますが、北側には菜の花で有名な吾妻山がそびえ、自然に
囲まれた学校でもあります。全児童数は661名、学級数は27学級です。
本校の学校教育目標は、「豊かな心 考える力 学び合う力」です。「他者との違いを認めるやわら
かい心」を育むとともに、「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けて「自分の考えをもつ、自分
の思いをもつ」姿、そして「友だちと共に学び合い、自分の考えを広げたり深めたりする」姿を大切に
しています。
また、本校がコミュニティ・スクールとなって7年目を迎えています。学校運営協議会での熟議を
通じ、校内の環境整備や登下校の見守り、豊かな人材を生かした学びの深まり等において、地域の方
々にご協力いただています。今後も「地域とともにある学校づくり」をよりいっそう進めていきたい
と考えます。
さらに、二宮町では、施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の取組を進めています。社会の
変化が激しくなり、将来の予測が困難な時代となっています。そのような時代を生きていく子どもた
ちには、自ら未来を切り拓いていくための資質・能力を培うことが求められています。その資質・能
力を確実に育むため、小中一貫教育の目標「認め合い、高め合う、二宮の子」のもと、二宮町の小・
中学校5校の教職員が、共通性と一貫性をもち、9年間のつながりを大切にした教育を行っています。