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4年生社会科 出前授業

「地震にそなえるまちづくり」

 「わたしたちの地域では、地震や津波にそなえてどのような取り組みをしているのだろう」ということをテーマに学習してきた最終回です。9月30日(金)、二宮町防災安全課、女性防災隊の皆さんにお越しいただき、クラスごとに1時間ずつご指導いただきました。

 

4年生の児童にとっては生まれる前の出来事である、東日本大震災の状況についてDVDを視聴しながら、想像を絶する自然災害の大きさを感じていました。

  

 女性防災隊の方に読み聞かせていただいた防災絵本は、津波で家族を失った悲しみを乗り越え、多くの人々に支えられながら生きていることに感謝して「自分はひとりではない」と実感し、社会貢献を志すお話でした。

 

 

   

二宮町の防災について、防災安全課の西山課長さんから説明していただく中、平成19年に起きた台風による西湘バイパスをはじめとする海岸線の被害を写真で見せていただきました。身近な地域での出来事ではあるものの実感できないためなのか、他人事のようにつぶやいたある児童に対して、「本当に起こったことなんだ、他人事じゃないんだよ」とたしなめられる場面もありました。

   

 

防災安全課の佐藤さんからは、二宮町のハザードマップについて説明をいただきました。子どもたち一人一人にマップが配られ、身近な地域の危険箇所、近所にある避難所などを確認していました。