いのちの授業
10月23日(水)、助産師の方を講師にお招きして、6年生を対象に「いのちの授業」を行いました。
まず始めに、自分自身にとって一番大切なものは何か、そのことについてみんなで考えました。子どもたちから
は、「いのち」「自分」「家族」「友達」「お金」など、様々な考えが出されました。
次に、その大切なものの中から、今回のテーマである「いのち」について考えました。「いのち」は1mmにも
満たない受精卵から始まること(一人ひとりに配られた付箋紙にかすかに穴が開いていました。その大きさが受精
卵の大きさでした)、子宮の中でだんだん成長して大きくなっていくこと(40日、8週、16週、28週それぞれの胎
児の大きさを実感しました)、さらに、実際に聞いてわかった胎児の心音の速さ、人形を抱いて実感した平均的な
新生児の重さ、それらを知ることを通して、自分自身のいのち、そして自分自身のこれまでの成長について考えま
した。
授業の最後に助産師の方から伝えられた大切なこと、それは次の5つでした。
・みなさんがここまで成長してきたのは、みなさん自身にたくましく生きる力があったからです。
・みなさんは、世界でたった一つの大切な宝物。自分と同じ人はいない、かけがえのない大切な存在なのです。
・みなさんがいのちを大切にすることは、あるがままの自分を大切にすること。そのことにより他の人も大切に
することにつながります。
・みなさんの誕生日はいのちがけで生まれてきた日、自分で自分をほめてあげる日、つまりいのちの記念日なの
です。
・みなさんは生きているだけで100点満点なのです。どんなにがんばっても結果が出ないことがあるかもしれ
ませんが、そのままの自分で大丈夫です。生きていることに価値があるのです。