ブラインドサッカーの選手から学ぶ
現在、4年生は総合的な学習の時間で福祉について学習しています。その学習を進めていく中でパ
ラスポーツと出会いました。
6月16日(金)、パラスポーツの一つであるブラインドサッカーのチーム「乃木坂ナイツ」の選手
の方々が来校されました。
まず子どもたちは、選手の方から「何かを工夫をすれば同じような生活ができるのではないか。自
分が得意なことでがんばっていこう。やってみたいことにチャレンジしよう。」と目が見えにくくな
ることに対してどう考えたのかの話を聞きました。さらに、「失敗と成功を繰り返していくうちに、
失敗したこと(何がいけなかったのか、成功するために次にどうすればよいのか)を考えるのが楽し
くなってきた。そして、あきらめない気持ちが大切。最後の最後までがんばることでメダルが取れ
た。」などの体験に基づいた貴重な話も聞きました。
その後、アイマスクをつけて2つの体験をしました。1つはペアになって相手の指示を聞きながら
声のする方へボールを運ぶ体験。もう1つは、相手が出す音を聞き、その方向へボールをける体験で
す。ボールを運ぶ友達、ボールをける友達に、どのような声かけをしたらよいのか、どのように音を
鳴らしたらよいのかについて一生懸命に考えていました。
相手の立場に立つこと、自分には何ができるのかを考えること、いろいろな方と協力しながら生活
をしていくこと、これらがいかに大切であるかを考えた4年生。これからも学習は続きます。
体験に基づいた、たいへん貴重なお話を聞くことが できました。 |
ブラインドサッカーの実演。真剣な表情で見つめて いました。 |
相手の友達がボールを運びやすいように、どんな 声かけをしたらいいのか考えました。 |
全神経を集中させて音を聞き、ボールをけります。 |