今日は５月21日(火)。運動会の前日です。明日の運動会を無事に迎えるために、６年生の子どもたちが様々な準備を

一生懸命に行ってくれました。テントの設営や本部席の設置などの会場整備、校庭の掃除やブラシがけ、競技で使用す

るいろいろな用具の準備、開閉会式のリハーサルなどなど。

　小学校生活最後の運動会ということもあり、準備に携わる６年生には思い入れがあるようで、どの子も自分の役割を

精いっぱい果たそうとしていました。

　さあ、準備は整いました。あとは明日の当日、子どもたち一人ひとりの持っている力を発揮すれば、すばらしい運動

会になると思います。「つかむんだ　汗と絆で　優笑(ゆうしょう)を」

　期待しています。

　５月21日(水)は全校の子どもたちによる運動会。今年も、団体種目（チームで競う種目）と表現種目（ダンス）の

２種目に子どもたちは出場します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　各学年の練習も仕上げの段階に入り、全校での練習や６年生の各係の活動も終盤を迎え、いよいよ運動会が迫って

きたと感じています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　では、各学年の表現種目を中心に見どころを紹介します。

 　☆１年生「いけ！いけ！ピッカピカ」

　とにかく一生懸命に自信をもって踊ります。また、ポーズを決めるところはしっかり止め、体を大きく使って踊る

ことを目指します。途中で隊形移動が１回あります。友達どうしで声をかけ合い、隣との距離を考えながら自分たち

で形を整えていくところがポイントです。

 　☆２年生「みんなでアドベンチャー！」

　今年のタイトルは「みんなでアドベンチャー！」。曲にのせて、キレのあるダンスとキラキラの笑顔でみんなびっ

くりの大冒険をお届けします。クラスごとにポーズを決めたり、かけ声を出したりするところにぜひご注目くださ

い。

 　☆３年生「えがおひらくライラック」

　両手に持った金(１組)、銀(２組)、青(３組)のポンポンが大きくきびきび動いて見えるように、体全体を大きく使っ

て踊ります。そして、２回ある難しい隊形移動に挑戦しているところ、また、タイトルのように笑顔満開の３年生も

ご覧ください。

 　☆４年生「One ４ All, All ４ One ～４年生の開幕宣言 ～」

　旗を振ったときに「バシッ」という音をしっかり出すこと、腕をしっかり伸ばすこと、動きを合わせること、この

３つを意識して踊ります。また、隊形移動や最後に旗を前から順番に高く揚げていく難しい技（ウェーブ）に挑戦し

ているところもご覧ください。

 　☆５・６年生「にのっこ乱舞（ソーラン節）」

　力いっぱいのかけ声と全身を使った動きが魅力です。どの子も一生懸命に踊り、仲間と心を合わせながら表現しま

す。練習を通して少しずつ動きがそろい、気持ちが一つになってきた今、本番の舞台でどんな乱舞を見せてくれるの

か。子どもたちのがんばりを感じていただきながらご覧ください。

　４月30日(水)、今年度初めての代表委員会が開かれました。代表委員会は、５・６年生の児童委員と各クラスから集

まった３年生以上の学級代表とで構成され、学校生活に関わる様々な議題について話し合いをする会です。

　この日は、５月21日(水)に予定されている運動会のスローガンについて話し合いました。全校の子どもたちがどんな

運動会にしたいのか、どんな運動会を目指すのか、それを表しているのがスローガンです。はじめに、あらかじめ各ク

ラスで話し合ってきたスローガンと児童委員が考えてきたスローガンを出し合い、その後、どれが運動会のスローガン

としてふさわしいのかをみんなで考えました。様々な意見が出されましたが、最後は１つのスローガンに集約すること

ができました。それは、「つかむんだ　汗と絆で　優笑(ゆうしょう)を」です。

　仲間と支え合い、協力し合い、助け合うことによって絆を深め、笑顔あふれる運動会になるといいですね。

　１年生の生活「はなをさかせよう」。４月30日(水)、１年生がアサガオの種をまきました。夏に大きな花がたくさん

咲くことを願って、ていねいに鉢に土を入れ、肥料をまき、指で穴を作り、その中に１粒ずつ種をまきました。どの子

からも、うれしい、楽しい、わくわくする、そんな気持ちが伝わってきました。

　これから、気が付いたことを文で書いたり、芽や葉をスケッチしたりしながら、成長していく様子を観察していきま

す。

　どのようにして大きくなっていくのか、どのようにして花が咲くのか、どのようにして種ができるのか、夏に向けて

楽しみなことがたくさんありますね。

　５年生から始まる家庭科の授業。もちろん家庭科室を使うことも初めてです。５年生は、家庭科室の中にどのような

用具があるのか、そして、それらをどのように使えばよいのかについて学習しています。その中の一つ、ガスこんろの

使い方の学習を兼ねてお茶をいれました。

　お茶をいれると言っても、学ぶことがたくさんあります。正しいガスこんろの使い方（ガス栓の開き方、ゴム管の点

検、炎の色など）、適切な茶葉の量、適切なお湯の温度、分量や濃さが同じようになるような注ぎ方などです。初めて

学校のガスこんろを使えるうれしさをにじませながらも、熱いお湯を扱う子どもたちの表情、手元は真剣そのものでし

た。また、急須でいれたお茶を飲むことがこれまでほとんどなかった子は、お茶本来の苦さに驚いていました。

　ここでの学びが、これからの家庭科の学習に大きくつながっていきます。

　２年生の生活「まちで春をさがそう」。４月25日(金)、２年生のみんなは、春をさがしにまちの中に出かけました。学

校を出発した後、二宮駅を通り、南口に出て、果樹公園まで行きました。道を歩いている間にもたくさんの春を見つけ

ました。道ばたに咲いているタンポポやお庭のツツジ、また、ハチやチョウ、テントウムシにも出会いました。そして、

果樹公園に着いてからは、シロツメクサやオオイヌノフグリ、菜の花、ふじの花など、たくさんの春を探すことができ

ました。

　まちの中でたくさんの春に出会った２年生。もう少ししたら夏がやってきます。これからどんないきものに出会うで

しょうか。楽しみですね。

　４月18日(金)の３校時、６年生の案内により、１年生が学校の中を探検しました。

　 「ここは理科室だよ。５年生になったら使う教室で、実験で使ういろいろなものが置いてあるよ。」「ここは職員

室。先生がお仕事をするところだよ。」「ここは図書室だよ。本がいっぱいあって楽しいところで、休み時間にたくさ

んの子どもたちが来るよ。勉強で使うこともあるよ。」「ここは保健室。けがをしたり気持ち悪くなったりしたら来る

ところだよ。保健の先生がいるよ。」など、６年生は、いろいろな教室をわかりやすく案内してくれました。

　そして、校長室にもたくさんの子どもたちがやってきました。どの子も置いてあるものや飾ってあるものを興味深

そうに眺めていましたが、中でも、ずらっと並んだ歴代校長の写真は特に印象に残ったようでした。

　初めて訪れる教室ばかりで緊張した面持ちの１年生でしたが、６年生が、優しくていねいに、そして目の高さを合

わせて紹介してくれたおかげで、だんだん緊張もほぐれていったようです。

　６年生にとっては、１年生の立場になって考えることで、下学年への思いやりや優しさといった大切な気持ちが芽

生えたようです。

　何ともほほえましく、心が温かくなる時間でした。

　今日から１年生の給食当番が始まりました。配膳台の上に並べられた大小２種類のおかず（クリームシチュー、ト

マトソースハンバーグ）を、同じ量になるようによそったり、お皿にのせたり、また、牛乳やおはし、お盆を配った

りと、やらなければならないことがたくさんです。でも、１年生は、みんなのために当番ができることがとってもうれ

しいようでした。「給食当番、楽しかった～」という声が聞かれました。

　入学してまだ１週間あまりですが、小学校の生活にも少しずつ慣れてきているようです。これからの１年生の成長

が楽しみです。

　２年生の生活の学習「春をさがそう」。４月14日(月)、晴れた暖かい気候の中、２年生が校庭をくまなく歩き、いろ

いろな春を探しました。サクラや菜の花、チューリップ、パンジーなどの花を見、草の間にかくれているテントウム

シなどの昆虫を見つけました。

　吹く風や暖かな空気に春を感じながら、細かいところまで熱心に観察をし、気づいたことをカードに記入していま

した。

　春をいくつ見つけられたかな。

　４月７日(月)、本校の１５２回目の入学式が無事に行われ、１１１名の新入生を迎えました。式の中で、「友達と仲

良くなるための３つの言葉、『おはよう』『ありがとう』『ごめんなさい』を大切にしてください。」と伝えました。

　 「朝、友達に『おはよう』と言うと『おはよう』と返ってきます。仲良くなって気持ちのよい１日が始まります。ま

た、困っているときに助けてくれた友達に『ありがとう』と言ったら、友達はうれしい気持ちになりもっと仲良くなり

ます。そして、友達に悪いことをしてしまったなと思ったら『ごめんなさい』と素直に謝れば、友達は許してくれて、

前よりももっともっと仲良くなりますよ。」このような話をしました。

　式が終わった後は、６年生が１年生に歌を２曲プレゼントしてくれました。１曲は「二宮小学校の校歌」、もう１曲

は手話を交えての「にじ」でした。緊張しながらも一生懸命に歌っている６年生の姿から、１年生の入学を歓迎してい

る気持ちや最高学年としての意識の芽生えが感じられました。また、身を乗り出すようにして歌を聞いている１年生か

ら、６年生の頼もしさや偉大さを感じている様子が伝わってきました。