2024年4月の記事一覧
1年生をむかえる会
4月26日(金)に行った「1年生を迎える会」。全校の子どもたちが体育館に集まっての会は5年
ぶりとなります。コロナ禍にあった4年間は、オンライン形式で行うなど工夫をしながらこの会を継
続してきました。
この会は、全校のみんなで、入学してきた1年生を歓迎する会です。したがって、それぞれの学年
で役割があります。はじめは、6年生と1年生がしっかり手をつないでの入場です。そこには、1年
生を優しく気づかう6年生、また、やや緊張気味の1年生の姿がありました。入場のBGMは、3年
生の演奏による「春の小川」です。
そして、4年生の「はじめの言葉」で会がスタート。その後、全校の子どもたちによる校歌、2年
生から6年生による歓迎の言葉「二宮小学校へようこそ」、1年生へのプレゼント贈呈と続きました。
このプレゼントは、5年生が作成した「にのっと(二宮小学校のキャラクター)」のペンダントです。
1年生は今年1年、このペンダントを身に着けて児童会の行事に参加します。
会もいよいよクライマックスに差しかかったところで1年生からのお礼、「すいかのめいさんち」
の歌とダンス。元気な歌声とかわいらしいダンスで、会場が一気に和やかな雰囲気になりました。
その後、4年生による「終わりの言葉」の後、2年生による「チューリップ」の曲が流れる中、顔
見知りとなった6年生と手をつなぎ、1年生がうれしそうに退場していきました。
全校の子どもたちみんなで1年生を歓迎していることが伝わるとても温かな会でした。
6年生と手をつないで、仲良く入場 |
全校のみんなでの校歌。1年生も覚えたての校歌を 元気よく歌いました。 |
5年生によるプレゼント贈呈 |
1年生の「すいかのめいさんち」 会場が一気に和やかになりました。 |
学校探検
4月18日(金)、1年生が学校の中を探検しました。案内役は6年生です。
「この教室ではこんな勉強をするよ。こんな道具が置いてあるよ。」「職員室は先生がお仕事をする
ところだよ。」「図書室には本がたくさんあって楽しいところだよ。勉強で使うこともあるよ。」「保
健室はけがをしたり気持ちが悪くなったりしたら来るところだよ。保健の先生がいるよ。」など、いろ
いろな教室を優しく案内してくれました。中には、手をつないで案内をする6年生の子もいました。
入学してから初めて訪れる教室ばかりで緊張した面持ちの1年生でしたが、6年生が、優しくていね
いに、そして目の高さを合わせて紹介してくれたおかげで、だんだん緊張がほぐれていく様子が伝わっ
てきました。
6年生にとっては、1年生の立場になって考えることで、下学年への思いやり、優しさ、親切心など
が芽生えたようです。
何ともほほえましく、気持ちが温かくなる時間でした。
リコーダー講習会
4月18日(木)、リコーダー専門の講師の方に来校いただき、「リコーダー講習会」を開きました。
参加したのは、今年からリコーダーの学習を始める3年生です。
まず、講師の先生から、リコーダーを吹くときの姿勢(足のつけ方、いすに座ったときの腰の位置、
背中の伸び)や持ち方、指の位置(指の腹で穴をしっかりふさぐ)、また、息の強さや「トゥ-」と
いう吹き方など、大切なポイントをたくさん教えていただきました。
その後、教わったことを一つ一つ実践し、「ソ」と「ラ」と「シ」の音を実際に出してみました。
しっかりと音を出せた3年生のうれしそうな表情から、音楽の時間に早く演奏したい、そんな思いが
伝わってきました。
最後は、大小6種類のリコーダーを講師の方に演奏していただきました。大きさの違いや音の違い、
また、最も小さいリコーダーをいとも簡単に演奏される様子に3年生から歓声が上がりました。
音楽の時間が待ち遠しくなった3年生です。
1年生による給食当番が始まりました
1年生による給食当番が今日から本格的に始まりました。配膳台の上に並べられた大小2種類のおか
ずやご飯を、同じ量になるようによそったり、牛乳やおはし、お盆を配ったりと、やらなければならな
いことがそれはそれはたくさんあります。でも、1年生はみんなのために当番ができることがとっても
うれしいようです。おたまやしゃもじを上手に使ってきれいによそっていましたし、てきぱきと牛乳や
おはしを配っていました。
入学してまだ10日ですが、二宮小学校の生活にも少しずつではありますが慣れてきているようで
す。これからの1年生の成長が本当に楽しみです。
1年生が準備した給食です。とても上手に配膳することが できました。 |
新入生106名を迎えての入学式
4月5日(金)、小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、本校の151回目の入学式が無事に行わ
れ、106名の新入生を迎えることができました。式では、「友達と仲良くなるための3つの言葉、
「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」を大切にしてね。」と伝えました。
「朝、友達に「おはよう」と言うと「おはよう」と返ってきます。仲良くなって気持ちのよい1日
が始まります。また、困っているときに助けてくれた友達に「ありがとう」と言ったら、友達はうれ
しい気持ちになりもっと仲良くなります。そして、友達に悪いことをしてしまったなと思ったら「ご
めんなさい」と素直に謝れば、友達は許してくれて、前よりももっともっと仲良くなりますよ。」こ
のような話をしました。これらは、1年生だけでなく、全学年の子どもたちに大切にしてほしい言葉
です。
今年は、式が終わった後、6年生が1年生に歌をプレゼントしてくれました。1曲は校歌、もう1
曲は手話をしながらの「にじ」でした。緊張しながらも一生懸命に歌っていた6年生の姿から、最高
学年としての意識の芽生えが感じられました。また、熱心に歌を聞いている1年生は、6年生の頼も
しさ、偉大さを感じているようでした。
そして3日後の4月8日(月)の朝、さっそく1年生から「おはようございます」の元気な声が聞か
れ、うれしい気持ちになったと同時に、「これからたくさんの友達をつくってほしい」と願いました。
入学式の準備 6年生の活躍
4月1日(月)、進級したての6年生が、入学式の会場となる体育館をていねいに掃いたり雑巾がけ
をしたり、整然といすを並べたりと、一生懸命に準備をしてくれました。それだけでなく、1年生の教
室や廊下、昇降口、階段なども隅々まで掃除をし、きれいに飾りつけをしてくれました。
この入学式の準備を通して、自分たちが最上級生になったこと、学校の中心となって1年生を迎える
立場になったことを感じてほしい、そして、その思いをこれからの学校生活の中で生かしてほしいとの
願いのもと、毎年行ってきました。
さあ、いよいよ明日は入学式です。6年生のおかげで、素敵な式になると思います。