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2024年11月の記事一覧

中学生によるステンドグラス

 二宮中学校の生徒さんが、「汐鳴祭文化の部」へ出展するためにクラスごとに制作したステンドグラスをお借り

し、本校の廊下の窓に飾りました。

 昨年度スタートした施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」の取組の一つ、「小中学校児童生徒交流会」に

て、本校の6年生は、中学生がステンドグラスを制作している姿や制作途中の作品を実際に見てきました。子ども

たちからは、「みんなで協力して楽しそうに準備をしているところがいいなと思った。」「みんなで声をかけ合っ

たりして楽しそうだった。」「みんな協力性があっていいと思いました。」などの声が聞かれました。

 一つのものを作り上げるために協力する姿や助け合う姿を目の当たりにし、中学校のクラスの和やかな雰囲気や仲

間のつながりを感じたようです。

 完成したステンドグラスを目にした6年生も、初めて見る1年生から5年生までの子どもたちも、中学生の細かく

手の込んだ作品、技術が凝縮された作品に圧倒されることと思います。

図書ボランティアの方による工作会

 11月29日(金)の昼休みに、図書ボランティアの方々による工作会が開かれました。今回子どもたちが挑戦した工作

は、サンタとトナカイのオーナメントです。

 当日、会場となった図書室をのぞいてみると、それはそれは多くの子どもたちでいっぱいでした。ボランティアの

方が150人分の材料を用意してくださったのですが、それらがなくなってしまうほどのにぎわいでした。

 ボランティアの方がテーブルを回りながら作り方を教えてくださったのですが、上級生が下級生に作り方を教えた

り、また、同学年の子どもたちどうしで仲良く教え合ったりしている場面も見られました。

 作品を完成させた子どもたちは、うれしそうな表情、満足した表情を浮かべ、「今日帰ったらさっそく飾るん

だ。」「うちの人にも見せてあげたい。」そんな声も聞かれました。

 既成のものではなく、手作りのおもしろさ、わくわく感を改めて感じることができました。

にのっこウォークラリー

 11月21日(金)、児童委員会の子どもたちが中心となって企画・運営した「にのっこウォークラリー」が行われまし

た。この活動は、1年生から6年生までのにのプロ班(1班13人~14人)みんなが一つになって、それぞれのポイント

に用意されたゲームやクイズなどに挑戦するものです。活動を通して、学校生活の中でお互いに協力する態度を育て

ること、また、様々な年齢の仲間をまとめていくリーダー性を育てることを主なねらいとしています。

 プログラムの最初は児童委員会による開会式。みんなで決めたこのウォークラリーのスローガン「あそぼうぜ

たのしもうぜ ウォークラリー」が発表されました。

 その後、全48班が一斉にスタートしました。校舎や体育館に用意されたポイントは全部で18。これらをみんなで協

力しながら回ります。それぞれのポイントでは、リーダーの6年生が仲間を気づかう、5・6年生の上級生が下級生

に励ましの言葉をかける、また下級生が上級生を頼りにする、上級生に協力する、そのような姿があちらこちらで見

られました。

 また、今年は、ポイントの1つとして、学校運営協議会の「学びふれあい部会」の方々が、「にのみやいいなクイ

ズ」のブースを出してくださいました。クイズは、二宮町を代表する3つの名所「吾妻山」「相模湾」「東大果樹園

跡地」からそれぞれ3問ずつ。子どもたちは、班のみんなと悩みながら答えを出していました。

 プログラム最後の閉会式では、児童委員会の委員長より、「このウォークラリーで仲良くなった人とこれからも仲

良くできるといいですね。そして、二宮小学校をもっと良くすることができたらいいですね。」と、これからのめあ

てが伝えられました。

 この活動の中で見られたすてきな姿が、日常生活のあちらこちらで見られるようになることを願っています。

      〇〇と言えば   箱のなかみは何でしょう      王様じゃんけん
      記憶力ゲーム     フリースロー玉入れ     だるまさんがころんだ
       表と裏    にのみやいいなクイズ    にのみやいいなクイズ

読書月間

 二宮小学校では毎年11月を「読書月間」としています。その中で、図書委員会の子どもたちが、週ごとに、本に関

するクイズ、おみくじ、くじ引きといったイベントを開催したり、ポスターを掲示して読書月間のPRを行ったりして

います。また、学校図書館指導員や図書ボランティアの方々による様々な企画も行われています。例えば、「先生に

よるおすすめ本の紹介」「本のリクエスト」「おはなし会」「こうさく会」などです。

 11月1日(金)に行われた「おはなし会」には、多くの子どもたちが参加しました。図書ボランティアの方による「バ

ムとケロのおかいもの」の読み聞かせが行われ、子どもたちは挿絵も楽しみながらにこやかな表情で聞いていまし

た。

 読書月間の最終日(11月29日(金))には「こうさく会」が予定されています。今回は、サンタとトナカイのオーナメ

ントです。どのようなものを作るのか、いまから楽しみです。

 読書月間を通して、本が好きになり、本に親しみ、これまで知らなかったことを知り、いろいろなことが学べたら

いいですね。

ようこそ! 二宮小学校へ

 1年生の生活の学習「ようこそ!二宮小学校へ」。これは、来年度入学予定の幼稚園・保育園の園児さんと1年

生との交流の場です。今年は、11月7日(木)と14日(木)の2日間にわたって行われました。

 まず、1年生によるはじめの言葉、「みなさん、きょうは元気に楽しくすごしましょう。」の後に、1年生と園

児さんがグループをつくり、一人ひとり自己紹介をしました。「1年〇組の〇〇です。よろしくお願いします。」

 その後は1年生による教室や図書室の案内です。入学してから上級生にお世話になることが多かった1年生です

が、この日は年下の子を優しくリードします。はじめは園児さんと同じように緊張した面もちでしたが、慣れるに

したがって緊張がほぐれていきました。

 教室の中では、折り紙を一緒に折ったり、ぬりえを一緒にぬったり、教科書やお道具箱の中を見せてあげたり、

ランドセルを背負わせてあげたりなど、学校生活の一面を紹介してくれました。

 会の最後は、みんなで「にじ」を歌いました。そして「みなさんが1年生になったらまた会いましょう。まって

るよ。」の言葉が園児さんにおくられました。

 入学してから7か月がたちました。この「ようこそ!二宮小学校へ」を通して、入学前の自分たちをふり返り、

成長を実感していることと思います。