2024年7月の記事一覧
「食」について学ぼう
食育月間である6月から今月にかけて、二宮町学校給食センターの栄養職員を講師に迎え、生きる上での基本とな
る「食」について学年ごとに学びました。各学年のテーマは、それぞれの学年で知っておいてほしいこと、そして毎
日の食生活の中で生かしてほしいことをもとに定められています。
その日の給食を目の前にしてのお話だったので、「食」について考えることは毎日の生活の中で欠かすことができ
ない、「食」は自分の体と密接につながっているということを、深く考えることができたようです。
~各学年のテーマ~
・1年生「おはしを正しくもてるかな」
・おはしの正しいもちかたを知り、おはしを使う意味について学びました。
・2年生「野菜となかよくなろう」
・野菜に含まれている栄養を知り、野菜を食べる大切さについて学びました。
・3年生「野菜となかよくなろう&4人のヒーロー」
・野菜に含まれている4人のヒーロー(体を守る大切な栄養素)について学びました。
・4年生「栄養バランス&4人のヒーロー」
・栄養バランスを考えて食事をする大切さについて、4人のヒーロー(体を守る大切な栄養素)の視点から考え
ました。
・5年生「食品ロスとは?」
・給食から見た食品ロス、そして日本全体の食品ロスについて知り、それらが生活に及ぼす影響について考えま
した。
・6年生「〇〇の食事」
・歴史上の人物の食事を通して現代までつながる食文化について学ぶとともに、かむことの大切さと、よくかむ
ことの体に及ぼす影響について考えました。
夏の図書室
夏を迎えたある昼休み。図書室を覗いてみました。
この日は、本校職員による「お話し会」が開かれていました。本の題名は「たなばたウキウキねがいごとの日」。
すぐそこまで近づいている七夕の日に思いをはせているのでしょうか、お話を聞いている子どもたちはなんだか楽し
そうでした。
そして、夏の図書室が、楽しくて魅力的な空間になるよう、図書ボランティアの方々がいろいろな飾り付けを行っ
てくださいました。
図書室の太い柱は、大きな木にカブトムシ、クワガタ、トンボ、カミキリムシなどの昆虫の飾りでいっぱいです。
そして入口の廊下には、カモメ、うきわ、波、ヒトデなど夏の海を思わせるアイテムが飾られています。
図書室がすてきなところなので、休み時間は多くの子どもたちであふれています。
平和への願いを込めて
7月の朝の時間、低学年の教室をのぞいてみると、6年生が低学年の子どもたちに鶴の折り方を教えていました。
前に立ち、教室全体に折り方を説明する子、低学年の子の机を回りながら一人ひとりにアドバイスをする子など役
割を分担し、それはそれはていねいに教えていました。そのおかげで、鶴を折ることはとても難しい作業ですが、低
学年の子どもたちも無事に折ることができました。
優しい言葉をかけながら1・2年生に教えてくれた6年生。また、鶴を折ることができてうれしそうな表情をうか
べている1・2年生。とてもすてきな交流ができました。
この鶴は、8月に二宮駅南口にある「ガラスのうさぎ像」を千羽鶴として飾るためのもので、全校の子どもたちが
心を込めて折っていきます。
子どもたち一人ひとりの平和への願いが伝わることを祈ります。
中学生との交流
6月25日(火)、たあくなか級の子どもたちと中学生4名が、調理を通じて交流をしました。事前のオンラインミー
ティングで、中学生が授業で作ったお味噌と二宮小学校の子どもたちが育てた玉ねぎを使ってどんな調理ができるの
かを相談し、「焼きおにぎり」「玉ねぎの味噌汁」「玉ねぎのバターソテー」「玉ねぎのガリバタステーキ」の4品
に決めました。また、調味料等の買い物は、生活科「わくわくどきどきまちたんけん」の復習を兼ねて2年生が中心
となって行い、校長先生や教頭先生への招待状は、国語の学習の中でみんなで書き上げました。当日の調理は5年生
と中学生が中心となって行い、手際よく4品を作り上げました。
交流会に参加した子どもたちは、久しぶりとなった先輩との交流を楽しむのと同時に、中学生の偉大さを実感して
いました。この交流を通して、人と関わることの楽しさ、大切さを学んだようです。
選挙について考えよう
6月28日(金)、6年生が、二宮町選挙管理委員会の方々を講師に、選挙の出前授業を受けました。
まず、選挙の意義や選挙権、被選挙権、選挙から当選者が決定されるまでの流れについて学ぶとともに、投票率
の低さについて考えました。
その後、クイズを通して、選挙にはどれくらいのお金がかかるのか、また、得票数が同じ場合にどうやって当選
者を決めるのかなどについて学びました。
そして、いよいよ模擬投票です。まず、1組から3組までの各担任が候補者として演説をしました。候補者名と
政党名、訴えた内容は次のようになります。
〇めいすいくん(青い海の党)「海水浴場を整備して二宮を海から盛り上げます。」
〇ニーノ(なのはな党)「吾妻山公園を大きくして観光スポットとして広くPRします。」
〇ミーヤ(にのみやを元気にしたい党)「ショッピングモールをつくり、いろんな買い物ができるよう便利にしま
す。」
最後に、本物の記載台や投票箱、また本物に近い投票用紙を使用して投票をしました。6年生は、それぞれの候
補者の訴えを聞き、これからの二宮町にとって何が最も大切かを真剣に考えて投票していました。
6年後には選挙権が与えられます。ここでの学びを将来の自分に生かしてほしいと思います。