2024年9月の記事一覧
にのみや学園プロジェクト「小中学生交流会」
9月25日(水)、「にのみや学園小中学生交流会」が行われ、本校の6年生が二宮中学校を訪問しました。最初
に、1年から3年までの全学年、全学級の授業を参観した後、生徒会本部役員が作成した学校案内の動画を視聴し
中学校への理解を深めました。その後、部活動に熱心に取り組む中学生の様子を見学しました。
この交流会は、昨年度開校した施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」のプロジェクトの一つで、年3回
(9月、10月、2月)予定されています。「高学年の児童が進学予定先の中学校に行き、授業参観や部活動体験
(見学)を行うことで、中学校へ滑らかな進学を図ること」をねらいとしています。
まず、授業参観では、各教科の授業の様子や、汐鳴祭「文化の部」に向けて、学級ごとに協力してステンドグラ
スを作っている様子を見学しました。
次に行われた学校案内では、校舎内の様子や中学校生活についての説明を生徒会本部役員から受けました。6年
生からの質問が相次ぎ、中学校への関心の高さがうかがえました。
そして、最後に行われた部活動見学では、真剣に練習に取り組む姿、作品制作に黙々と取り組む姿、部員が一つ
になって楽器を奏でる姿を、6年生はあこがれのまなざしで見つめていました。
「全学年、楽しそうに授業に参加していたから緊張しないで来年入学できそう」「文化祭の準備では、みんなで
協力して楽しそうに行っているところがいいなと思った」「部活動は、厳しそうなイメージがあったけれど、みん
な楽しそうにやっていて大丈夫そうだったから安心した」「先輩後輩関係なく、楽しそうに活動をしていて、早く
部活動をしてみたいと思った」などの感想が聞かれました。
当日の6年生の様子から、半年後に中学生となった自分の姿をイメージしながら交流会に参加していることが伝
わってきました。
今年3回目の「にのプロ」
9月20日(金)の昼休みから掃除の時間にかけて、今年3回目の「にのプロ」が開かれました。3回目とあって、
顔見知りとなった班の仲間(1年生から6年生までの13人ほど)と、和気あいあいと楽しそうにゲームやクイズに
参加する子どもたちの様子や、ルールを一生懸命に説明したり、仲間に励ましの声をかけたりする6年生の姿を見
ることができました。
また、この日の子どもたちの生の声、「みんなと一緒に遊べるから楽しい」「いろんな人と仲良くできるからう
れしい」「知らなかった人と話せるから楽しい」から、活動のめあての一つである「いろいろな遊びを通して交流
を深め、学年を越えた仲間意識を育てる」が達成されつつあるとわかりました。
さらに、5年生からの「6年生が班をリードして盛り上がっている」「自分たちが6年生になった時にできるか
な」というリーダーを意識する声や、6年生からの「みんなを楽しませたい」「明るい雰囲気にしてみんなを笑顔
にしたい」「みんなをうまくまとめたい」という声から、もう一つのめあてである「仲間にアドバイスをしたり、
仲間を励ましたりすることによってリーダー性を養う」に近づきつつあると感じました。
次回の「にのプロ」は、11月15日(金)に予定されています。この日は、その1週間後に行われる「にのっこウォ
ークラリー」について、班のみんなと話し合って計画を立てていきます。
心強い味方登場
本校の田んぼに心強い味方が登場しました。すずめなどから稲穂を守るかかしです。この稲は、たあくなか級の子
どもたちが一生懸命に育てているものです。
このかかしですが、いらなくなったものを持ち寄り、子どもたちが協力して作りました。
まず、かかしの着ているシャツは、1学期に調理実習で使った玉ねぎの皮を使って染めたものです。ズボンはゴム
が伸びてしまいはけなくなったもの、ソックスは穴が開いてしまったもの、心棒は使えなくなったほうきの柄です。
田んぼの見守りを終えた後は、9月28日(土)にラディアンで行われる「ふれあい福祉のつどい」に出品されます。
ぜひ、ご覧ください。
夏から秋へ
9月も半ばを過ぎたものの、まだまだ暑い日が続いています。しかし、どこからともなく聞こえる虫の声や時おり
吹く朝晩の風の心地よさに、秋の訪れを感じています。また、校舎の中のきれいな装飾や植物からも秋の訪れを感じ
ることができます。本校の職員がみなさんに喜んでいただこうと玄関に飾ったり、ボランティアグループ「花の和」
さんが子どもたちの心に届くようにとすてきなお花を生けてくださったりしています。
これから秋が深まっていきます。秋を十分に感じる心のゆとりを持ちたいものです。
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中秋の名月 |
お米博士になろう!
5年生が総合的な学習で取り組んだお米づくり。9月も半ばとなり、収穫の時期を迎えました。子どもたちは、夏
の暑さを乗り越えてりっぱに実をつけた稲穂を大切に刈り取りました。
自分たちの手による米づくりを通して、その栽培のしかたや苦労、米農家が抱えている問題等について深く考える
ことができました。特に、今年は全国的に米不足となり、店頭からお米が消えることもあったので、5年生のお米に
対する関心も高かったようです。
この後、収穫したお米を脱穀、精米します。そして、どのように調理して食するのかをみんなで考えていく予定で
す。