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学校ブログ

にのみや学園プロジェクト 「小中学校児童生徒交流会」

 2月21日(水)、今年度最後となる3回目の「小中学校児童生徒交流会」が二宮中学校で行われま

た。今回の交流会は、6年生による部活動の体験です。1回目の交流会では、中学生が部活動の練

に懸命に取り組む、集中して作業を進める様子を見学しましたが、今回は中学生と一緒に練習をし

たり、楽器の音を出したり、作品を制作したりしました。

 始めから終わりまで1つの部活動に絞って体験する子もいましたし、短時間であってもいろいろな

部活動を体験したいと考えている子もいました。しかし、どの部活動でも、体の動かし方や用具の使

い方、音の出し方やデッサンのし方などを中学生にていねいに教えてもらいながら楽しそうに取り組

む6年生の姿を見ることができました。

 6年生にとって、ひと月半後には中学生になる時期となりました。9月、10月、2月の3回の交流

会を通して、授業や部活動へのイメージをもち、中学校への期待をふくらませながら入学式を迎える

ことを望んでいます。

 

春をさがそう

 2月14日(水)、1年生は生活の学習で春を探しに吾妻山に行きました。晴れた空、そして2月とは

えない暖かい日差しの中、がんばって山の階段をのぼりました。観光で来られていた方々にも元気に

あいさつするなど、山に登って春を探すことを心から楽しんでいる様子が伝わってきました。

 吾妻山で見つけた春は、菜の花(花びらの細かさややわらかさに気づいた子、においを感じた子もい

した)、梅の花、てんとう虫、はちなどです。また、山で遊んだ時に感じた春もありました。それ

は、芝生のやわらかさや空気のあたたかさでした。

 立春を過ぎ、春一番も吹き、季節はずれの暖かさが続いている2月です。1年生はこれからあちらこ

らで春を探し、その訪れを感じることでしょう。

 

春の始まり

 2月6日(火)の朝会で、春の始まりについて話をしました。「2月3日の節分、そして2月4日の

立春を過ぎ(節分と立春の意味も子どもたちに伝えました)、これから本格的な春に向けて季節が進ん

でいきます。まだ寒い日が続き、本当に春が始まっているのかと思うかもしれませんが、実は、二宮小

学校にも春の始まりを感じさせるものがいくつかあるんですよ。」

 現在、二宮小学校で春の始まりを感じさせるものは、菜の花、サクラソウの花、ふくらんできたモク

レンのつぼみ、芽を出したばかりのチューリップです。

 これから春が進んでいくにしたがって、校内のさまざまなところで春の訪れを感じさせるもの(花、

葉、風、鳥の声、虫などなど)に出会うでしょう。

 季節の変化を感じるやわらかい心、大切にしたいですね。

 

にの小チャンピオン

 今年度2回目となる二宮小学校伝統の「にの小チャンピオン」が、1月から2月にかけて行われまし

た。前回(10月~11月)は、クラス対抗のドッジボール大会でしたが、今回は、3・4年ペアの部、

2・5年ペアの部、1・6年ペアの部の3部に分かれてのリレーです。前回と同様に今回も、体育委員

会の子どもたちが中心となって企画・運営をし、当日の進行、審判、記録、表彰も担いました。

 毎回のことですが、この「にの小チャンピオン」が近づいてくると、学級で練習する風景が見られ、

みんなで運動をするきっかけとなっています。当日は、応援も含め大変な盛り上がりを見せました。ど

の子も次の走者に少しでも早くバトンを渡そうと全力をふりしぼっていました。中には、前の走者に声

や身ぶりで自分の位置を懸命に知らせている子もいました。そして今回は、異学年ペアでのリレーだっ

たため、お互いに応援する姿、励ます姿、手助けする姿、声をかける姿があちらこちらで見られまし

た。

 リレーなので勝ち負けの結果が出ます。しかし、それ以上に、運動に親しむきっかけとなっているこ

と、異学年のペアがお互いに交流を深め、協力して一つのこと取り組む場となっていること、そのこと

に価値があると改めて感じさせられました。

芸術鑑賞会

 1月29日(月)、1年生から3年生を対象に、芸術鑑賞会を開催しました。今回は、二宮演奏家協会

から6名の方に来ていただき、ピアノと歌の鑑賞を行いました。

 間近で聞くピアノ演奏のきれいな音や、美しい、そして迫力のある歌声に子どもたちの心はすっかり

引き込まれていました。曲目も「雪」「星に願いを」「ドレミの歌」「エリーゼのために」などなじみ

のあるものばかりで、子どもたちは、楽しそうな、うれしそうな表情で聞いていました。

 最後の2曲は、「さんぽ」と「二宮小学校校歌」。子どもたちも二宮演奏家協会の皆さんと一緒に歌

いました。心が躍っていたためか、楽しい気持ちになっていたためか、いつもより大きな声で歌ってい

るように感じられました。

 子どもたちの感想からも、美しいピアノの音色や体育館中に響き渡るような迫力のある歌声が印象に

残ったことがわかりました。