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学校ブログ

「小・小なかよしプロジェクト」が始まりました

 「にのみや学園」がスタートしてから半年がたちました。その取組の一つである「小・小なかよし

プロジェクト」がいよいよ動き出しました。このプロジェクトは、二宮町3校の小学生が同学年同士

の交流を深めることにより、いずれ入学する中学校への接続を滑らかにすることが目的です。

 まず4年生が、11日(水)の給食の時間にオンラインで交流しました。画面にあらわれた一色小学

校と山西小学校の子どもたちに手を振ったりあいさつをしたりすることから始まりました。その後は、

一色小学校の4年生が中心となってクイズを出したり、その日が誕生日だった子に「おめでとう。」

と言葉をかけたりといったほほえましい時間が流れました。

 16日(月)には、2年生が3校合同の朝の会をオンラインにて行いました。ここでも画面越しの一

色小学校、山西小学校の2年生に手を振ったり、あいさつをしたり、中には保育園や幼稚園が同じだ

った友達も画面にあらわれ、久々の再開を喜んでいる子もいました。

 このプロジェクトはこれからも続いていきます。これからどのような交流が生まれるのか楽しみで

す。

5年生の野外活動教室

 10月6日(金)に5年生が参加した県立足柄ふれあいの村での野外活動教室についてお伝えしま

す。

 当日は、秋晴れの爽やかな空気に包まれ1日が始まりました。バスに乗って予定時刻に出発。子ど

もたちは、これから始まる野外活動教室に胸を躍らせているようでした。

 1時間ほどで足柄ふれあいの村に到着。最初のプログラムは入村式です。代表の子どもたちによる

めあての発表の後、ふれあいの村の方から歓迎の言葉をいただきました。

 その後すぐに昼食のカレーライス作りに取りかかりました。最初の関門は火起こしです。どのよう

に薪をくべたらよいのか、どのように火をつけたらよいのか、どのように空気を送ったらよいのか、

試行錯誤の連続でした。次の関門は火の強さや時間に気を配りながらの炊飯です。焦げやご飯にかた

さが出てしまった班がありましたが、どの班も満足できる炊きあがりだったようです。もう1品のカ

レー作りは、水の量や野菜の切り方、肉の炒め方に十分気を配ったようで、どの班も上手にでき上が

っていました。

 そして、いよいよでき上がったカレーライスを食べます。一口めを口に運ぶときのうれしそうな表

情が何とも言えませんでした。その後の食べている表情からは「自分たちが苦労して作ったカレーラ

イスは格別だ。」そんな思いが伝わってきました。

 食後は、用具やかまどなどの片づけです。「借りたときよりもきれいに」そのような気持ちで用具

を洗ったり、かまどのまわりをはいたり、炭を片づけたりと、それはそれはやらなければいけないこ

とが盛りだくさんです。その中でも最も苦労したのが鍋を洗うことです。外側はすすで真っ黒になり、

内側はカレーやご飯がこびりついていたため、金だわしで何度も何度もこすりました。係の方からも

励ましの言葉をかけてもらいながらどの班も合格をいただき片づけ終了です。

 午後のプログラムは5年生全体でのレクリエーション。「おまつりやさん」「10秒間、30秒間、1

分間ゲーム」「マイムマイム」でお互いの絆を深めました。

 いよいよこの日最後のプログラムの退村式。代表の子どもたちから、「今日気を付けたことは、班

のみんなと協力することです。」と、野外活動のめあてを心がけて1日を過ごしたことが伝えられま

した。そして、お世話になった方々にお礼の気持ちを伝えてふれあいの村をあとにしました。              

 入村式。真剣に話を聞いていま

 す。

 水の量は大切です。

 指の関節を目印に量ります。

 班のみんなとの協力が何よりも

 大切です。

 苦労して作ったカレーライスが

 できあがりました。

鍋を洗ってすすや焦げを落とすのに

時間がかかりました。

 ていねいにはいてかまどをきれい

 にします。

 

←「1分間ゲーム」と「マイムマイム」

 1分間ゲームとは、ちょうど1分の

 ところで手をあげます。だれがいち

 ばん正確だったでしょうか。

 

9月から10月へ

 例年になく残暑が厳しかった9月が終わり、10月がスタートしました。ようやく涼しさを感じられる

日も出てきました。これから日を追うごとに秋が深まっていきます。

 「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「行楽の秋」「食欲の秋」など、昔から「〇〇の秋」と

様々な形で言われます。暑さも収まり、収穫される食物も豊富で、何をするにも快適に打ち込める季節

だからそのように言われるのですね。

 今月の月目標は「落ち着いた学校生活を送ろう」です。秋の深まりとともに、子どもたちがじっくり

と考え、じっくりと学び合い、そして考えを深めていくことができるよう、学校全体で取り組んでいき

いと思います。

9月29日は中秋の名月が見られる日でした。

残念ながら空は雲でおおわれていましたね。

図書ボランティアの方々が図書室を秋にしてくださいまし

た。さあ、「読書の秋」です。

にのみや学園プロジェクト 小中児童生徒交流会

 9月27日(水)に本校の6年生が二宮中学校を訪れ、5校時の授業を参観し、生徒会による中学校生

活についての説明を聞き、そして部活動の見学をしました。

 これは、今年度開校した施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」のプロジェクトとして行ってい

るものの一つで、この小中児童生徒交流会は年3回予定されています。小学校高学年の子どもたちが中

学校の授業を見たり、部活動を体験(見学)したりすることで、中学校へのイメージをもち、これまで

以上に安心感をもって中学校に進学することを目的としています。

 5校時の参観では、文化祭の準備として各クラスでステンドグラスを協力して作っている様子や各教

科の授業の様子を見学し、その後の生徒会による説明では、中学校の1日の生活や休日の過ごし方、テ

スト前の心得、部活動のよさなどについて聞きました。そして部活動見学では、自分の興味のある部活

動を中心に、熱心に練習したり、作業を進めたりしている中学生の姿を見つめていました。

     生徒会の皆さんによる説明「中学校の1日の生活」  部活動の練習を見つめています

創立150周年に迫る学習

 皆さまご存知のように、今年度、本校は創立150周年を迎えます。「創立150周年」という言葉に、

これまで長きにわたり積み重ねられてきた歴史の重みをひしひしと感じています。

 さて、この記念すべき年を迎えるにあたり、本校では、特別な式典は行わないものの、子どもたち

が日常の授業の中で「創立150周年」を意識した学習に主体的に取り組むことを柱としました。

 全校で取り組む学習のテーマは、

『学校や町の「むかし(歴史)」から学び、「いま(現在)」の自分を見つめ、「これから(未来)」

の学校・町・自分に思いを馳せる。』です。

 たあくなか級をはじめ各学年がテーマに迫るために取り組んでいく学習内容を紹介します。

〇たあくなか級 「未来の二宮町と二宮小学校」

・二宮町や二宮小学校の昔と今を比べることを通して未来の二宮町や二宮小学校に対する思いや願い

 をもち、それらを絵やねん土、掲示物、スライドなど自分の方法で表現します。

〇1年生 「二宮小学校大好き ~150歳の誕生日をお祝いしよう~」

・二宮小学校の名前の移り変わりやいろいろな出来事を知るとともに、11月20日の二宮小学校150歳

 の誕生日プレゼントを考え、お祝いの手紙を書きます。

〇2年生 「知ろう!考えよう!二宮小学校!!」

・地域のいろいろな年代の方からそのときどきの二宮小学校の話を聞くとともに、これからどんなこ

 とを引き継いでいきたいか、そしてどんな二宮小学校にしていきたいかを考えます。

〇3年生 「二宮小学校のよさを伝えよう ~魅力を伝える記念祭を開こう~」

・二宮小学校の昔と今を調べることを通して、二宮小学校の魅力や学校生活をよりよくしていく提案

 を考え、まわりの人に伝えます。

〇4年生 「二宮小学校150周年 学校もりあげマスコットを作ろう」

・学校生活の中で、いてくれたらうれしいな、いてくれたら助かるなと思えるマスコットを、音楽室

 や理科室、図書室など場所別に考え、それらを絵で表します。

〇5年生 「国語「たずねびと」の時代背景をくわしく知ろう」

・国語で学んだ物語文「たずねびと」の時代背景をよりくわしく知るために、二宮小学校や二宮町の

 戦争に関する出来事について調べます。

〇6年生 「現代版 新二宮かるたをつくろう」

・昔の「二宮かるた」(町制50周年を記念して昭和60年に作られた)からかつての二宮町の様子を知

 り、アップデートされた現在の二宮町についてその変化を調べ、「現代版 二宮かるた」をつくり

 ます。

創立120周年から10年ごとの航空写真が校長室前

に飾られています。

 

38年前につくられた「二宮かるた」

6年生が現在の二宮町について調べ「現代版 二宮かるた」

をつくります。