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学校ブログ

9月から10月へ

 例年になく残暑が厳しかった9月が終わり、10月がスタートしました。ようやく涼しさを感じられる

日も出てきました。これから日を追うごとに秋が深まっていきます。

 「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「行楽の秋」「食欲の秋」など、昔から「〇〇の秋」と

様々な形で言われます。暑さも収まり、収穫される食物も豊富で、何をするにも快適に打ち込める季節

だからそのように言われるのですね。

 今月の月目標は「落ち着いた学校生活を送ろう」です。秋の深まりとともに、子どもたちがじっくり

と考え、じっくりと学び合い、そして考えを深めていくことができるよう、学校全体で取り組んでいき

いと思います。

9月29日は中秋の名月が見られる日でした。

残念ながら空は雲でおおわれていましたね。

図書ボランティアの方々が図書室を秋にしてくださいまし

た。さあ、「読書の秋」です。

にのみや学園プロジェクト 小中児童生徒交流会

 9月27日(水)に本校の6年生が二宮中学校を訪れ、5校時の授業を参観し、生徒会による中学校生

活についての説明を聞き、そして部活動の見学をしました。

 これは、今年度開校した施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」のプロジェクトとして行ってい

るものの一つで、この小中児童生徒交流会は年3回予定されています。小学校高学年の子どもたちが中

学校の授業を見たり、部活動を体験(見学)したりすることで、中学校へのイメージをもち、これまで

以上に安心感をもって中学校に進学することを目的としています。

 5校時の参観では、文化祭の準備として各クラスでステンドグラスを協力して作っている様子や各教

科の授業の様子を見学し、その後の生徒会による説明では、中学校の1日の生活や休日の過ごし方、テ

スト前の心得、部活動のよさなどについて聞きました。そして部活動見学では、自分の興味のある部活

動を中心に、熱心に練習したり、作業を進めたりしている中学生の姿を見つめていました。

     生徒会の皆さんによる説明「中学校の1日の生活」  部活動の練習を見つめています

創立150周年に迫る学習

 皆さまご存知のように、今年度、本校は創立150周年を迎えます。「創立150周年」という言葉に、

これまで長きにわたり積み重ねられてきた歴史の重みをひしひしと感じています。

 さて、この記念すべき年を迎えるにあたり、本校では、特別な式典は行わないものの、子どもたち

が日常の授業の中で「創立150周年」を意識した学習に主体的に取り組むことを柱としました。

 全校で取り組む学習のテーマは、

『学校や町の「むかし(歴史)」から学び、「いま(現在)」の自分を見つめ、「これから(未来)」

の学校・町・自分に思いを馳せる。』です。

 たあくなか級をはじめ各学年がテーマに迫るために取り組んでいく学習内容を紹介します。

〇たあくなか級 「未来の二宮町と二宮小学校」

・二宮町や二宮小学校の昔と今を比べることを通して未来の二宮町や二宮小学校に対する思いや願い

 をもち、それらを絵やねん土、掲示物、スライドなど自分の方法で表現します。

〇1年生 「二宮小学校大好き ~150歳の誕生日をお祝いしよう~」

・二宮小学校の名前の移り変わりやいろいろな出来事を知るとともに、11月20日の二宮小学校150歳

 の誕生日プレゼントを考え、お祝いの手紙を書きます。

〇2年生 「知ろう!考えよう!二宮小学校!!」

・地域のいろいろな年代の方からそのときどきの二宮小学校の話を聞くとともに、これからどんなこ

 とを引き継いでいきたいか、そしてどんな二宮小学校にしていきたいかを考えます。

〇3年生 「二宮小学校のよさを伝えよう ~魅力を伝える記念祭を開こう~」

・二宮小学校の昔と今を調べることを通して、二宮小学校の魅力や学校生活をよりよくしていく提案

 を考え、まわりの人に伝えます。

〇4年生 「二宮小学校150周年 学校もりあげマスコットを作ろう」

・学校生活の中で、いてくれたらうれしいな、いてくれたら助かるなと思えるマスコットを、音楽室

 や理科室、図書室など場所別に考え、それらを絵で表します。

〇5年生 「国語「たずねびと」の時代背景をくわしく知ろう」

・国語で学んだ物語文「たずねびと」の時代背景をよりくわしく知るために、二宮小学校や二宮町の

 戦争に関する出来事について調べます。

〇6年生 「現代版 新二宮かるたをつくろう」

・昔の「二宮かるた」(町制50周年を記念して昭和60年に作られた)からかつての二宮町の様子を知

 り、アップデートされた現在の二宮町についてその変化を調べ、「現代版 二宮かるた」をつくり

 ます。

創立120周年から10年ごとの航空写真が校長室前

に飾られています。

 

38年前につくられた「二宮かるた」

6年生が現在の二宮町について調べ「現代版 二宮かるた」

をつくります。

創立150周年記念の横断幕③

 創立150周年を記念した横断幕がついに完成しました。9月1日の始業式にてオンラインではありま

したが全校の子どもたちにお披露目しました。

 これまでもご紹介してきたように、この横断幕の言葉は、昨年度の6年生がクラスごとに考えた作品

と、教職員及び学校運営協議会委員が考えた作品となります。また、それぞれ言葉を表すデザイン画を

今年の6年生が一生懸命に考えました。

 そして、先々週から先週にかけて、完成したこれらの横断幕を校庭の南側と東側のフェンスに飾りま

した。子どもたちはもちろんですが、保護者の方や地域の皆さまにも、卒業生と在校生、教職員、学校

運営協議会委員で作り上げた作品をご覧いただき、創立150周年に思いを馳せていただければ幸いです。

           昨年の6年1組と今年の6年1組による作品  学校の東側
           昨年の6年2組と今年の6年2組による作品  学校の南側
           昨年の6年3組と今年の6年3組による作品  学校の南側
      教職員及び学校運営協議会委員、そして6年生の児童委員会による作品  学校の東側

芸術鑑賞

 9月12日(火)、4年生、5年生、6年生を対象とした芸術鑑賞のために「TEAM パフォーマンス

ラボ」の皆さんが来校されました。クラウン、マジック、ジャグリング、イリュージョン、ローラー

バランス、エアリアル、一輪車など、次から次へと繰り広げられるパフォーマンスに、歓声を上げた

り、驚きの声を上げたり、笑い声を上げたり、かたずを飲んで見守ったりの子どもたちでした。

 また、6年生の子どもたち6人がステージに上がり、こつを教えていただきながら皿回しリレーに

も挑戦。慎重に慎重にリレーをしていきました。とても難しかったと思いますが見事成功。会場は大

きな拍手で包まれました。

 芸術鑑賞が終わってから、

「とにかく楽しかった。毎日見たい。」

「マジックのタネを知りたい。」

「イリュージョンのしかけを考えながら見ていたけど全然わからなかった。」

「練習するのが大変だと思う。どうやって練習するのか知りたい。」

などの感想が子どもたちから聞かれました。また、教室に帰ってからぼうしを使ってのパフォーマン

ス(上に投げ上げたぼうしをかぶる)にさっそく挑戦する子もいたようです。

 ふだんの生活では味わえない、夢のようなすてきな時間を過ごすことができました。

 「TEAM パフォーマンスラボ」のみなさま、ありがとうございました。