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学校ブログ

春の始まり

 2月6日(火)の朝会で、春の始まりについて話をしました。「2月3日の節分、そして2月4日の

立春を過ぎ(節分と立春の意味も子どもたちに伝えました)、これから本格的な春に向けて季節が進ん

でいきます。まだ寒い日が続き、本当に春が始まっているのかと思うかもしれませんが、実は、二宮小

学校にも春の始まりを感じさせるものがいくつかあるんですよ。」

 現在、二宮小学校で春の始まりを感じさせるものは、菜の花、サクラソウの花、ふくらんできたモク

レンのつぼみ、芽を出したばかりのチューリップです。

 これから春が進んでいくにしたがって、校内のさまざまなところで春の訪れを感じさせるもの(花、

葉、風、鳥の声、虫などなど)に出会うでしょう。

 季節の変化を感じるやわらかい心、大切にしたいですね。

 

にの小チャンピオン

 今年度2回目となる二宮小学校伝統の「にの小チャンピオン」が、1月から2月にかけて行われまし

た。前回(10月~11月)は、クラス対抗のドッジボール大会でしたが、今回は、3・4年ペアの部、

2・5年ペアの部、1・6年ペアの部の3部に分かれてのリレーです。前回と同様に今回も、体育委員

会の子どもたちが中心となって企画・運営をし、当日の進行、審判、記録、表彰も担いました。

 毎回のことですが、この「にの小チャンピオン」が近づいてくると、学級で練習する風景が見られ、

みんなで運動をするきっかけとなっています。当日は、応援も含め大変な盛り上がりを見せました。ど

の子も次の走者に少しでも早くバトンを渡そうと全力をふりしぼっていました。中には、前の走者に声

や身ぶりで自分の位置を懸命に知らせている子もいました。そして今回は、異学年ペアでのリレーだっ

たため、お互いに応援する姿、励ます姿、手助けする姿、声をかける姿があちらこちらで見られまし

た。

 リレーなので勝ち負けの結果が出ます。しかし、それ以上に、運動に親しむきっかけとなっているこ

と、異学年のペアがお互いに交流を深め、協力して一つのこと取り組む場となっていること、そのこと

に価値があると改めて感じさせられました。

芸術鑑賞会

 1月29日(月)、1年生から3年生を対象に、芸術鑑賞会を開催しました。今回は、二宮演奏家協会

から6名の方に来ていただき、ピアノと歌の鑑賞を行いました。

 間近で聞くピアノ演奏のきれいな音や、美しい、そして迫力のある歌声に子どもたちの心はすっかり

引き込まれていました。曲目も「雪」「星に願いを」「ドレミの歌」「エリーゼのために」などなじみ

のあるものばかりで、子どもたちは、楽しそうな、うれしそうな表情で聞いていました。

 最後の2曲は、「さんぽ」と「二宮小学校校歌」。子どもたちも二宮演奏家協会の皆さんと一緒に歌

いました。心が躍っていたためか、楽しい気持ちになっていたためか、いつもより大きな声で歌ってい

るように感じられました。

 子どもたちの感想からも、美しいピアノの音色や体育館中に響き渡るような迫力のある歌声が印象に

残ったことがわかりました。

にのっこウォークラリー

 1月26日(金)、児童委員会の子どもたちが中心となって企画・運営した「にのっこウォークラリ

ー」が行われました。この活動は、1年生から6年生までの交流班(1班13人~14人)の仲間が一つ

になって、それぞれのポイントに用意さたゲームやクイズに挑戦するものです。活動を通して、学校

生活の中でお互いに協力する態度を育てること、また、いろいろな年齢の仲間をまとめていくリーダ

ー性を育てることを主なねらいとしています。

 最初のプログラムは児童委員会による開会式。みんなで決めたこのウォークラリーのスローガン

「笑顔さき 絆深める 二宮小」が発表されました。

 その後、全48班が一斉にスタートしました。校舎や体育館に用意されたポイントは全部で17。これ

らをみんなで協力しながら回ります。それぞれのポイントでは、リーダーの6年生が仲間を気づかう、

上級生が下級生に励ましの言葉をかける、心配そうな様子で見つめる、また下級生が上級生を頼りに

する、そのような姿が見られました。

 そして最後のプログラムの閉会式では、児童委員会の委員長より、このウォークラリーのスローガ

ンをふり返って感じられたことが伝えられました。

 この活動の中で見られた姿が、日常生活のあちらこちらで見られるようになることを願っています。

        だるまさんがころんだ           風船バレー

       にの小クイズ

  表と裏(表になったくつは

  いくつかな?)

 このピクトグラムは?

いのちの授業

 1月22日(月)、助産師の方を講師としてお招きし、6年生を対象にした「いのちの授業」を行い

ました。

 まず始めに、自分自身にとって一番大切なものは何か、そのことについて考えました。その後、い

のちは1mmにも満たない受精卵から始まること(一人ひとりに配られた付箋紙にかすかに穴が開い

ていました。その大きさが受精卵の大きさでした。)、子宮の中でだんだん成長して大きくなってい

くこと、さらに、実際に聞いてわかった胎児の心音の速さ、人形を抱いて実感した平均的な新生児の

重さ、それらを知ることを通して、自分自身のいのち、自分自身のこれまでの成長について考えまし

た。

 授業の最後に助産師の方から伝えられた大切なこと、それは次の5つでした。

・みなさんがここまで成長してきたのは、みなさん自身にたくましく生きる力があったからです。

・みなさんは、世界でたった一つの大切な宝物、かけがえのない大切な存在なのです。

・みなさんがいのちを大切にするということは、あるがままの自分を大切にすること、そのことによ

 り他の人も大切にすることにつながります。

・みなさんの誕生日はいのちがけで生まれてきた日、つまりいのちの記念日なのです。

・みなさんは生きているだけで100点満点です。どんなにがんばっても結果が出ないことがあるか

 もしれませんが、そのままの自分で大丈夫です。生きていることに価値があるのです。