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学校ブログ

いのちの授業

 1月22日(月)、助産師の方を講師としてお招きし、6年生を対象にした「いのちの授業」を行い

ました。

 まず始めに、自分自身にとって一番大切なものは何か、そのことについて考えました。その後、い

のちは1mmにも満たない受精卵から始まること(一人ひとりに配られた付箋紙にかすかに穴が開い

ていました。その大きさが受精卵の大きさでした。)、子宮の中でだんだん成長して大きくなってい

くこと、さらに、実際に聞いてわかった胎児の心音の速さ、人形を抱いて実感した平均的な新生児の

重さ、それらを知ることを通して、自分自身のいのち、自分自身のこれまでの成長について考えまし

た。

 授業の最後に助産師の方から伝えられた大切なこと、それは次の5つでした。

・みなさんがここまで成長してきたのは、みなさん自身にたくましく生きる力があったからです。

・みなさんは、世界でたった一つの大切な宝物、かけがえのない大切な存在なのです。

・みなさんがいのちを大切にするということは、あるがままの自分を大切にすること、そのことによ

 り他の人も大切にすることにつながります。

・みなさんの誕生日はいのちがけで生まれてきた日、つまりいのちの記念日なのです。

・みなさんは生きているだけで100点満点です。どんなにがんばっても結果が出ないことがあるか

 もしれませんが、そのままの自分で大丈夫です。生きていることに価値があるのです。

箏・尺八教室

 1月25日(木)、6年生を対象に、箏・尺八教室を行いました。この教室は、音楽の学習「日本の楽

の音色を味わってきこう」の中で開かれたものです。

 当日は、箏、尺八それぞれの先生に来校していただき、楽器の材料や歴史、演奏のし方などのお話を

った後、生の演奏を聴きました。これまでほとんど聴いたことのない楽器の音に、静かに真剣に耳を

傾ける6年生の姿がありました。また、実際に楽器にふれることを通して、楽器への理解も深まり、演

奏の難しさを知ったようです。これも地域の方にご協力ただいている学習の一つです。

お礼の会

 1月23日(火)に「お礼の会」を開きました。日頃から登下校の見守りや学習の支援、また校内の

環境整備等でお世話になっている地域の方々にご参加いただきました。

 まず、児童委員会の子どもたちが先導し、参加された方々を拍手でお迎えしました。その後、2年

によるはじめの言葉、6年生によるお礼の言葉と続き、参加された代表の方から次のようなあいさ

をいただきました。

 「私たちは、みなさんが学校で安心して生活できるように、楽しく過ごせるように、登下校の見守

りやお話会をしたり、図書室を整えたり、花を生けたりしています。そして、皆さんが成長していく

ことが楽しみで、その姿を見ることによって元気をもらっています。」

 その後、参加された方と全校児童とで校歌を歌った後、3年生による終わりの言葉で会を閉じまし

た。

 最後、退場される皆さんお一人お一人にメッセージカードを手渡しました。このメッセージカード

は、色を塗ったり、メッセージを書いたり、貼り合わせて整えたりと、全学年の子どもたちが力を合

わせて作り上げたものです。

 地域の皆さま、いつも二宮小学校の子どもたちのためにお力添えをいただき、ありがとうございま

す。

小学校体育巡回授業 by ベルマーレフットアカデミー

 1月19日(金)、ベルマーレフットアカデミーから3名のコーチに来ていただき、6年生を対象に

「小学校体育巡回授業」が行われました。「たのしめてるか。」それが今回の授業のテーマです。苦

手なものでも、いやいややるよりたのしくやったほうがいい、どうせやるならたのしんでやった方が

いい、それを大切にしたいということです。

 まずは、ボールを楽しく扱う運動からスタート。その後は、コート内を自由にドリブルしたり、2

人組や3人組でたてに並んでドリブルしたりと体の近くでボールを扱う練習です。そして最後はミニ

ゲーム。コーチが言った数の子どもたちがコート内に入ります。この数が次々と変わるのでテンポが

あり、どんどんゲームが展開していきました。

 コーチからは、仲間のことを気にかけながらボールを扱うこと、シュートを決めたらうれしい気持

ちになるが、ゴールを守っている仲間もいることを忘れてはいけない、今日の授業はいろいろな人た

ちのサポートがあって成り立っていることを覚えておいてほしい、そのようなお話がありました。

 運動すること、サッカーをすることを「たのしめた」、あっという間の45分でした。

 

携帯電話教室

 1月17日(水)、5年生・6年生を対象に携帯電話教室を行いました。ほとんどの子どもたちがこ

れから持つであろうスマートフォンや携帯電話の安全な使い方を学び、情報モラルについて考えるこ

とを目的にこの教室を開催しました。

 講師を、星槎国際高校湘南学習センターの高校生9名と神奈川県警察本部及び大磯警察署の4名の

方にお願いしました。

 星槎国際高校の生徒さんからは、主に次のことを教えていただきました。

 〇身につけてほしい4つの力について

 ①考える力 ②がまんする力 ③思いやる力 ④悲しませない力

 〇SNS等でのすれ違い(表現の違い)から発展するいじめもあること。そして、文字だけでは表情

  や感情は見えないこと。

 〇誹謗中傷は人を傷つけてしまうこと。そして、誰でも加害者や被害者になりうること。

 〇おうちの人とルールを必ず作ること。特に課金については十分に気を付けなければならないこと。

 また、神奈川県警察の方からは、次のようなお話がありました。

 〇星槎国際高校の生徒さんが教えてくれた「4つの力」は必ず身につけてほしい。

 〇インターネットは使うととても便利なものだが、使い方には十分に気をつけてほしい。

 〇大人の人とルールづくりをしっかり行ってほしい。

 将来にわたってスマートフォンや携帯電話を安全に使っていくためにはどのようなことに気を付け

たらよいのか、電話の向こうにいる相手に思いを寄せながらどのように自分の考えを伝えたらよいの

か、どのようなメッセージを送ったらよいのかなど、とても大切なことを学ぶことができました。

大谷翔平選手からのグローブ

 本校にも大谷翔平選手からのグローブが届き、3学期の始業式で全校児童に紹介しました。子どもた

は昨年のうちから「いつ届くのかな。」「本当に届くのかな。」「近くで見たい。」「さわってみた

い。」など、グローブが届くことを楽しみにしていました。

 本物のグローブが登場したときには、子どもたちから感動するような、驚きのような声があ、あ

こがれのものを見るようなまなざしで見つめていました。

 また、大谷選手からの手紙も添えられていたので、そちらも紹介しました。学校にあてた手紙なので

やや難しい表現のところもありましたが、一生懸命に聞いていました。

 現在、クラスごとに、グローブを間近で見たり、実際にふれたりしています。

 その後は・・・。みんなで考えます。

書き初め

 新年の決意新たに書き初めの学習が始まりました。そもそも書き初めとは、年が明けてから初めて毛

で文字をしたためることで、1年間の目標や抱負を書き、行動を新たにするという意味があります。

子どもたちは、一文字一文字ていねいに、心を込めて書いていきます。

 たあくなか級は自分で考えた言葉を、1年生は「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽ

しました。」、2年生は「きれいなはつ日の出を見ました。新しい年がはじまります。」、3年生は

「友だち」、4年生は「明るい心」、5年生は「希望」、6年生は「進む勇気」「将来の夢」を書きま

す。

 新年に静まり返った教室で真っ白な紙に自分と向き合いながら真剣に文字を書く。とても大切な学習

す。

新年を迎える準備

 今年も「湘南竹の会」の皆さまから門松をいただき、正面玄関に飾りました。

 この門松を飾ると、いよいよ1年が終わり、新しい年を迎える実感がわいてきます。これも、地域の

方々にご支援・ご協力をいただいているからこそできることです。

 令和5年もあと4日となりました。来年はどんな1年になるのでしょうか。

 「湘南竹の会」の皆さま、すてきな門松をありがとうございました。

 

大掃除

 今月の21日(木)に、全校で大掃除を行いました。窓ガラスや窓のさん、清掃用具箱の中、廊下の流

など、普段の掃除ではなかなか手の届かないところまでていねいに掃除しました。子どもたちは、日

ごろ行っている以上に張り切って掃除をしていました。2学期が終わりを迎える、そして新しい年を迎

える、そんな気持ちが心の中にあったのだと思います。

 この日は、保護者の方や学校運営協議会の方、ボランティアの方にもお手伝いいただき、すみずみま

きれいにすることができました。

 お手伝いいただいた皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。

学校保健委員会

 今月の14日(木)、5年生・6年生を対象に、「食と健康」というテーマで学校保健委員会を開催し

ました。また、講師を二宮町学校給食センターの栄養技師の方にお願いしました。

 まず、5年生・6年生の保健委員会の子どもたちが、「朝食の大切さ」「栄養バランス」「きらいな

食べ物・苦手な食べ物」「食品ロス」の4つの視点から調べたこと、考えたことを発表しました。

・朝食は眠っている脳や体を活性化させる働きがあること

・栄養バランスのよい食生活は、体や精神の働きを整え、病気を予防する効果があること

・きらいな食べ物や苦手な食べ物を食べるために、味付けや料理のし方など様々な工夫が考えられるこ

 と

・食品ロスを減らすために、残さず食べること、冷蔵庫の中をチェックすること、間食を控えることな

 ど、私たちにできる努力はたくさんあること

 その後、これら4つの視点について栄養技師の方から詳しく解説をしていただきました。特に、五大

栄養素とそれぞれの働きについて、また、その働きの一つ「体の調子を整える」とは具体的にどういう

ことかについて時間をとって話をしていただきました。

 参加した子どもたちは、食生活と健康の関わりについて知ってはいたものの、具体的にどう結びつい

ているのかが理解できたようです。また、これから成長していく自分自身の体と食事の取り方について

考えるきっかけになったことと思います。