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学校ブログ

にのっこウォークラリー

 11月21日(金)、児童委員会の子どもたちが中心となって企画・運営した「にのっこウォークラリー」が行われまし

た。この活動は、1年生から6年生までのにのプロ班(1班13人~14人)みんなが一つになって、それぞれのポイント

に用意されたゲームやクイズなどに挑戦するものです。活動を通して、学校生活の中でお互いに協力する態度を育て

ること、また、様々な年齢の仲間をまとめていくリーダー性を育てることを主なねらいとしています。

 プログラムの最初は児童委員会による開会式。みんなで決めたこのウォークラリーのスローガン「あそぼうぜ

たのしもうぜ ウォークラリー」が発表されました。

 その後、全48班が一斉にスタートしました。校舎や体育館に用意されたポイントは全部で18。これらをみんなで協

力しながら回ります。それぞれのポイントでは、リーダーの6年生が仲間を気づかう、5・6年生の上級生が下級生

に励ましの言葉をかける、また下級生が上級生を頼りにする、上級生に協力する、そのような姿があちらこちらで見

られました。

 また、今年は、ポイントの1つとして、学校運営協議会の「学びふれあい部会」の方々が、「にのみやいいなクイ

ズ」のブースを出してくださいました。クイズは、二宮町を代表する3つの名所「吾妻山」「相模湾」「東大果樹園

跡地」からそれぞれ3問ずつ。子どもたちは、班のみんなと悩みながら答えを出していました。

 プログラム最後の閉会式では、児童委員会の委員長より、「このウォークラリーで仲良くなった人とこれからも仲

良くできるといいですね。そして、二宮小学校をもっと良くすることができたらいいですね。」と、これからのめあ

てが伝えられました。

 この活動の中で見られたすてきな姿が、日常生活のあちらこちらで見られるようになることを願っています。

      〇〇と言えば   箱のなかみは何でしょう      王様じゃんけん
      記憶力ゲーム     フリースロー玉入れ     だるまさんがころんだ
       表と裏    にのみやいいなクイズ    にのみやいいなクイズ

読書月間

 二宮小学校では毎年11月を「読書月間」としています。その中で、図書委員会の子どもたちが、週ごとに、本に関

するクイズ、おみくじ、くじ引きといったイベントを開催したり、ポスターを掲示して読書月間のPRを行ったりして

います。また、学校図書館指導員や図書ボランティアの方々による様々な企画も行われています。例えば、「先生に

よるおすすめ本の紹介」「本のリクエスト」「おはなし会」「こうさく会」などです。

 11月1日(金)に行われた「おはなし会」には、多くの子どもたちが参加しました。図書ボランティアの方による「バ

ムとケロのおかいもの」の読み聞かせが行われ、子どもたちは挿絵も楽しみながらにこやかな表情で聞いていまし

た。

 読書月間の最終日(11月29日(金))には「こうさく会」が予定されています。今回は、サンタとトナカイのオーナメ

ントです。どのようなものを作るのか、いまから楽しみです。

 読書月間を通して、本が好きになり、本に親しみ、これまで知らなかったことを知り、いろいろなことが学べたら

いいですね。

ようこそ! 二宮小学校へ

 1年生の生活の学習「ようこそ!二宮小学校へ」。これは、来年度入学予定の幼稚園・保育園の園児さんと1年

生との交流の場です。今年は、11月7日(木)と14日(木)の2日間にわたって行われました。

 まず、1年生によるはじめの言葉、「みなさん、きょうは元気に楽しくすごしましょう。」の後に、1年生と園

児さんがグループをつくり、一人ひとり自己紹介をしました。「1年〇組の〇〇です。よろしくお願いします。」

 その後は1年生による教室や図書室の案内です。入学してから上級生にお世話になることが多かった1年生です

が、この日は年下の子を優しくリードします。はじめは園児さんと同じように緊張した面もちでしたが、慣れるに

したがって緊張がほぐれていきました。

 教室の中では、折り紙を一緒に折ったり、ぬりえを一緒にぬったり、教科書やお道具箱の中を見せてあげたり、

ランドセルを背負わせてあげたりなど、学校生活の一面を紹介してくれました。

 会の最後は、みんなで「にじ」を歌いました。そして「みなさんが1年生になったらまた会いましょう。まって

るよ。」の言葉が園児さんにおくられました。

 入学してから7か月がたちました。この「ようこそ!二宮小学校へ」を通して、入学前の自分たちをふり返り、

成長を実感していることと思います。

 

防火訪問事業

 11月1日(金)、3年生対象に二宮町消防本部の方々による防火訪問事業が行われました。

 3年生は、現在、社会科「地いきの安全を守る」の中で、消防署のはたらきや消防署の人たちの仕事、学校や地

域の火事に対する備えなどについて学習しています。

 この日は、消防本部の方に、「資機材の展示・体験」、「水消火器の取り扱い体験」、「消防車両と綱引き」、

「消防クイズ」の4つのブースを用意していただきました。

 資機材の体験では、防護服を着たり、呼吸器を背負ったりの体験を、水消火器の体験では、消火器のホースを的

に向けて放水する体験を行いました。そして、消防車両と綱引きをしてその重さを実感し、火事が起きた際の通報

のし方や煙の恐ろしさなどについてクイズを通して学びました。

 学習を終えた子どもたちからは、次のような感想が聞かれました。

「消防車にはたくさん道具が積んであり、大きくて迫力があった。」

「ドリルのような機械が重たかった。車を切る機械があることをはじめて知った。」

「消防士の防護服は大きかったし、分厚かったけど、思っていたよりも軽かった。」

「消防士の防護服を夏に着ると、熱中症になってしまうのではないかと思った。」

 この学習を通して、消防に関するいろいろな資機材はとても大切な役割を果たしていること、消防署の人たちは

大変な思いをして消火活動をしていることなどを、実感を伴って学ぶことができたようです。

いのちの授業

 10月23日(水)、助産師の方を講師にお招きして、6年生を対象に「いのちの授業」を行いました。

 まず始めに、自分自身にとって一番大切なものは何か、そのことについてみんなで考えました。子どもたちから

は、「いのち」「自分」「家族」「友達」「お金」など、様々な考えが出されました。

 次に、その大切なものの中から、今回のテーマである「いのち」について考えました。「いのち」は1mmにも

満たない受精卵から始まること(一人ひとりに配られた付箋紙にかすかに穴が開いていました。その大きさが受精

卵の大きさでした)、子宮の中でだんだん成長して大きくなっていくこと(40日、8週、16週、28週それぞれの胎

児の大きさを実感しました)、さらに、実際に聞いてわかった胎児の心音の速さ、人形を抱いて実感した平均的な

新生児の重さ、それらを知ることを通して、自分自身のいのち、そして自分自身のこれまでの成長について考えま

した。

 授業の最後に助産師の方から伝えられた大切なこと、それは次の5つでした。

 ・みなさんがここまで成長してきたのは、みなさん自身にたくましく生きる力があったからです。

 ・みなさんは、世界でたった一つの大切な宝物。自分と同じ人はいない、かけがえのない大切な存在なのです。

 ・みなさんがいのちを大切にすることは、あるがままの自分を大切にすること。そのことにより他の人も大切に

  することにつながります。

 ・みなさんの誕生日はいのちがけで生まれてきた日、自分で自分をほめてあげる日、つまりいのちの記念日なの

  です。

 ・みなさんは生きているだけで100点満点なのです。どんなにがんばっても結果が出ないことがあるかもしれ

  ませんが、そのままの自分で大丈夫です。生きていることに価値があるのです。

2回目の小中児童生徒交流会

 10月24日(木)、今年度2回目の「小中児童生徒交流会」が二宮中学校にて行われました。今回は、中学3年生が総

合的な学習の時間の中で、二宮町をテーマに様々な角度から考えたこと(「特産品」「にのみや学園」「ラディア

ン」「菜の花ウォッチング」「国際交流」「農業」の6点)を発表する、その授業を参観しました。

 中学生は、それぞれ6点についての現状と課題をしっかりとらえ、様々なデータを根拠に解決策を考え、論理的に

発表、そして提案を行っていました。

 発表を聞いた6年生からは、次のような感想が聞かれました。

 ・理由や根拠がしっかりしていてとても納得する内容でした。

 ・二宮が発展するために様々な考えを出していて二宮への思いが伝わってきました。

 ・発表のしかたがわかりやすく、スライドがとても見やすかったです。台本もなく、何も見ずに発表しているのが

  すごいと思いました。

 ・発表する機会があればわかりやすく説明できるようにしていきたい、また様々な視点を考えながら発表したいと

  思いました。

 6年生は、中学校の実際の授業を参観し、その内容にふれたり、中学校の授業への見通しを持ったり、また発表内

容について一緒に考えたりと、5か月後に入学する中学校へのイメージをふくらませることができたようです。

夢の歌 音をひびかせ 音楽会

 10月25日(金)、全校児童が一堂に会しての校内音楽会が開かれました。

 当日は、音楽委員の児童による「はじめの言葉」で幕を開け、全校児童が手話を交えて「にじ」を合唱した後、

学年ごとに、合唱と合奏を1曲ずつ披露しました。

 各学年の演奏曲は次の通りです。

①5年生:合奏「新世紀エヴァンゲリオン」、合唱「君をのせて」

②2年生:合唱「ウンパッパ」、合奏「こぎつね」

③4年生:合唱「おひさまになって」、合奏「名探偵コナン」

④1年生:合唱「あおいそらにえをかこう」、合奏「きらきら星」

⑤3年生:合奏「リコーダー物語」、合唱「小さな世界・幸せなら手をたたこう」

⑥6年生:合唱「未来への賛歌」、合奏「アフリカンシンフォニー」

 今年の音楽会のテーマは「夢の歌 音をひびかせ 音楽会」でした。どの学年の演奏も、このテーマのように、

息が合い、すてきな音を会場に響かせた、聴きごたえのあるものでした。また、それぞれの学年の子どもたちの良

さが存分に表れた音楽会でもありました。

 子どもたちは、この音楽会を通してどのようなことを学んだのでしょうか。また、どのようなことを感じたので

しょうか。音楽の時間に練習してきたことが実を結んだ達成感、歌を精いっぱい歌い、楽器を一生懸命に演奏した

充実感や満足感、友達と一緒に歌ったり演奏したりすることのすばらしさ、他学年の演奏を聞くことの楽しさ、上

学年の演奏からこれからの目標を見出したことなど、様々だったと思います。

 子どもたちに願っていること、それは、この音楽会を通して学んだこと、感じたことをこれからも大切にしてほ

しい、そして、ことあるごとに思い起こし、生活の中で生かしてほしいということです。

お礼の会

 10月22日(火)に「お礼の会」を行いました。この会は、登下校の見守り、学習の支援、また子どもたちの学習

環境や校内の自然環境の整備などでお世話になっている地域の方々に、感謝の気持ちをお伝えする会です。

 まず、参加された方々を全校の子どもたちが笑顔と拍手でお迎えしました。次に、2年生によるはじめの言葉、

参加された方々の紹介と続き、児童代表の6年生から次のようなお礼の言葉がありました。

 「いつも貴重なお時間をボランティアに使っていただきありがとうございます。みなさんのおかげで、安心した

学校生活を送ることができています。これからも私たちの成長を見守ってください。」

 その後、参加者代表の方から次のようなお言葉をいただきました。

 「今日お招きいただき、本当に様々な方が皆さんを応援していることがわかりました。みなさんのために、これ

からも一生懸命にボランティアを行っていきます。」

 そして、参加された皆さんと全校児童とで校歌を歌った後、3年生による終わりの言葉で会を閉じました。

 最後、皆さんが退場されるときに、メッセージカードをお渡ししました。このメッセージカードは、紙をていね

いに切ったり、色をきれいに塗ったり、心を込めてメッセージを書いたりと、全学年の子どもたちが力を合わせて

作りました。

 地域の皆さま、いつも二宮小学校の子どもたちのためにお力添えをいただき、ありがとうございます。これから

も子どもたちのすこやかな成長を見守っていただければ幸いです。

 

菜の花を育てよう

 10月17日(木)、学校運営協議会の活動グループの1つ「環境整備部会」の方3名にご協力いただきながら、3年生が

菜の花の種を植えました。

 まず、腐葉土が混ざった土をプランターに入れるところから始めました。環境整備部会の方からは、「植物が育つ

には、土の中の栄養が大切な役割を果たしています。そして、水をまいたときに土が下に沈んでしまうことを考えて

土を入れるといいですよ。」とのお話がありました。

 その後、土と肥料をどのように混ぜたらよいのかを教えていただいた後、ていねいに種をまきました。作業を終え

た子どもたちはうれしそうな表情を浮かべていました。きれいな花が咲いたときのことを想像していたのだと思いま

す。

 この3年生が育てた菜の花は、毎年、「吾妻山菜の花ウォッチング」の期間に、二宮駅の通路に飾られています。

来年もきれいな花が飾られることでしょう。

 

5年生の野外活動教室

 10月11日(金)、5年生が県立足柄ふれあいの村での野外活動教室に参加しました。

 当日は、秋晴れの爽やかな空気に包まれて1日が始まりました。ふれあいの村に到着後、すぐに昼食のカレー作

りに取りかかりました。まず最初の仕事は火起こしです。どのように薪をくべたらよいのか、どのように火をつけ

たらよいのか、どのように空気を送ったらよいのか、試行錯誤の連続でした。

 次はカレー作り。にんじんやじゃがいも、たまねぎの切り方、炒める際の油の量、煮込む際の水の量などに気を

配りながら、どのグループも協力しててきぱきと作業を進めていました。

 そして、いよいよカレーライスができ上がり、食べるときがきました。一口めを口に運んだときのうれしそうな

表情。その表情から「自分たちが苦労して作ったカレーライスは格別だ。」そんな思いが伝わってきました。おか

わりする子も多く、「おいしい!」という声があちらこちらから聞こえました。

 食後はゆっくり…、とはいかず、待っていたのは用具やかまどなどの片づけです。「借りたときよりもきれいに」

そのような気持ちで用具を洗ったり、かまどのまわりをはいたり、炭を片づけたり。やらなければいけないことが

盛りだくさんです。中でも苦労したのが鍋洗い。外側はすすで真っ黒になり、内側はカレーがこびりついていたた

め、金だわしで何度も何度もこすりました。ここでも、協力して作業を進める5年生の姿を見ることができました。

 午後のプログラムは5年生全体でのレクリエーション。レク係の進行による「30秒ゲーム」「とーんだ、とんだ

ゲーム」、そして5年生が一つになって「WAになっておどろう」の曲に合わせておどり、お互いの絆を深めまし

た。

 最後のプログラムは退村式。足柄ふれあいの村の方から、「今日、ここで学んだ大切なことをこれからの学校生

活の中でぜひ生かしてください。」とのお話がありました。

 この日を迎えるに当たり、クラスやグループ、係で様々な準備をしたこと、また、当日、グループで苦労しなが

らも協力してカレーを作ったこと、次に使う人のことを考えて隅々まで掃除をしたこと、そして、5年生全体のレ

クで一つになったこと、これらの経験は、後半を迎えた5年生の学校生活の中で必ずや生きてくると思います。