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学校ブログ

にのっこウォークラリー

 1月26日(金)、児童委員会の子どもたちが中心となって企画・運営した「にのっこウォークラリ

ー」が行われました。この活動は、1年生から6年生までの交流班(1班13人~14人)の仲間が一つ

になって、それぞれのポイントに用意さたゲームやクイズに挑戦するものです。活動を通して、学校

生活の中でお互いに協力する態度を育てること、また、いろいろな年齢の仲間をまとめていくリーダ

ー性を育てることを主なねらいとしています。

 最初のプログラムは児童委員会による開会式。みんなで決めたこのウォークラリーのスローガン

「笑顔さき 絆深める 二宮小」が発表されました。

 その後、全48班が一斉にスタートしました。校舎や体育館に用意されたポイントは全部で17。これ

らをみんなで協力しながら回ります。それぞれのポイントでは、リーダーの6年生が仲間を気づかう、

上級生が下級生に励ましの言葉をかける、心配そうな様子で見つめる、また下級生が上級生を頼りに

する、そのような姿が見られました。

 そして最後のプログラムの閉会式では、児童委員会の委員長より、このウォークラリーのスローガ

ンをふり返って感じられたことが伝えられました。

 この活動の中で見られた姿が、日常生活のあちらこちらで見られるようになることを願っています。

        だるまさんがころんだ           風船バレー

       にの小クイズ

  表と裏(表になったくつは

  いくつかな?)

 このピクトグラムは?

いのちの授業

 1月22日(月)、助産師の方を講師としてお招きし、6年生を対象にした「いのちの授業」を行い

ました。

 まず始めに、自分自身にとって一番大切なものは何か、そのことについて考えました。その後、い

のちは1mmにも満たない受精卵から始まること(一人ひとりに配られた付箋紙にかすかに穴が開い

ていました。その大きさが受精卵の大きさでした。)、子宮の中でだんだん成長して大きくなってい

くこと、さらに、実際に聞いてわかった胎児の心音の速さ、人形を抱いて実感した平均的な新生児の

重さ、それらを知ることを通して、自分自身のいのち、自分自身のこれまでの成長について考えまし

た。

 授業の最後に助産師の方から伝えられた大切なこと、それは次の5つでした。

・みなさんがここまで成長してきたのは、みなさん自身にたくましく生きる力があったからです。

・みなさんは、世界でたった一つの大切な宝物、かけがえのない大切な存在なのです。

・みなさんがいのちを大切にするということは、あるがままの自分を大切にすること、そのことによ

 り他の人も大切にすることにつながります。

・みなさんの誕生日はいのちがけで生まれてきた日、つまりいのちの記念日なのです。

・みなさんは生きているだけで100点満点です。どんなにがんばっても結果が出ないことがあるか

 もしれませんが、そのままの自分で大丈夫です。生きていることに価値があるのです。

箏・尺八教室

 1月25日(木)、6年生を対象に、箏・尺八教室を行いました。この教室は、音楽の学習「日本の楽

の音色を味わってきこう」の中で開かれたものです。

 当日は、箏、尺八それぞれの先生に来校していただき、楽器の材料や歴史、演奏のし方などのお話を

った後、生の演奏を聴きました。これまでほとんど聴いたことのない楽器の音に、静かに真剣に耳を

傾ける6年生の姿がありました。また、実際に楽器にふれることを通して、楽器への理解も深まり、演

奏の難しさを知ったようです。これも地域の方にご協力ただいている学習の一つです。

お礼の会

 1月23日(火)に「お礼の会」を開きました。日頃から登下校の見守りや学習の支援、また校内の

環境整備等でお世話になっている地域の方々にご参加いただきました。

 まず、児童委員会の子どもたちが先導し、参加された方々を拍手でお迎えしました。その後、2年

によるはじめの言葉、6年生によるお礼の言葉と続き、参加された代表の方から次のようなあいさ

をいただきました。

 「私たちは、みなさんが学校で安心して生活できるように、楽しく過ごせるように、登下校の見守

りやお話会をしたり、図書室を整えたり、花を生けたりしています。そして、皆さんが成長していく

ことが楽しみで、その姿を見ることによって元気をもらっています。」

 その後、参加された方と全校児童とで校歌を歌った後、3年生による終わりの言葉で会を閉じまし

た。

 最後、退場される皆さんお一人お一人にメッセージカードを手渡しました。このメッセージカード

は、色を塗ったり、メッセージを書いたり、貼り合わせて整えたりと、全学年の子どもたちが力を合

わせて作り上げたものです。

 地域の皆さま、いつも二宮小学校の子どもたちのためにお力添えをいただき、ありがとうございま

す。

小学校体育巡回授業 by ベルマーレフットアカデミー

 1月19日(金)、ベルマーレフットアカデミーから3名のコーチに来ていただき、6年生を対象に

「小学校体育巡回授業」が行われました。「たのしめてるか。」それが今回の授業のテーマです。苦

手なものでも、いやいややるよりたのしくやったほうがいい、どうせやるならたのしんでやった方が

いい、それを大切にしたいということです。

 まずは、ボールを楽しく扱う運動からスタート。その後は、コート内を自由にドリブルしたり、2

人組や3人組でたてに並んでドリブルしたりと体の近くでボールを扱う練習です。そして最後はミニ

ゲーム。コーチが言った数の子どもたちがコート内に入ります。この数が次々と変わるのでテンポが

あり、どんどんゲームが展開していきました。

 コーチからは、仲間のことを気にかけながらボールを扱うこと、シュートを決めたらうれしい気持

ちになるが、ゴールを守っている仲間もいることを忘れてはいけない、今日の授業はいろいろな人た

ちのサポートがあって成り立っていることを覚えておいてほしい、そのようなお話がありました。

 運動すること、サッカーをすることを「たのしめた」、あっという間の45分でした。

 

携帯電話教室

 1月17日(水)、5年生・6年生を対象に携帯電話教室を行いました。ほとんどの子どもたちがこ

れから持つであろうスマートフォンや携帯電話の安全な使い方を学び、情報モラルについて考えるこ

とを目的にこの教室を開催しました。

 講師を、星槎国際高校湘南学習センターの高校生9名と神奈川県警察本部及び大磯警察署の4名の

方にお願いしました。

 星槎国際高校の生徒さんからは、主に次のことを教えていただきました。

 〇身につけてほしい4つの力について

 ①考える力 ②がまんする力 ③思いやる力 ④悲しませない力

 〇SNS等でのすれ違い(表現の違い)から発展するいじめもあること。そして、文字だけでは表情

  や感情は見えないこと。

 〇誹謗中傷は人を傷つけてしまうこと。そして、誰でも加害者や被害者になりうること。

 〇おうちの人とルールを必ず作ること。特に課金については十分に気を付けなければならないこと。

 また、神奈川県警察の方からは、次のようなお話がありました。

 〇星槎国際高校の生徒さんが教えてくれた「4つの力」は必ず身につけてほしい。

 〇インターネットは使うととても便利なものだが、使い方には十分に気をつけてほしい。

 〇大人の人とルールづくりをしっかり行ってほしい。

 将来にわたってスマートフォンや携帯電話を安全に使っていくためにはどのようなことに気を付け

たらよいのか、電話の向こうにいる相手に思いを寄せながらどのように自分の考えを伝えたらよいの

か、どのようなメッセージを送ったらよいのかなど、とても大切なことを学ぶことができました。

大谷翔平選手からのグローブ

 本校にも大谷翔平選手からのグローブが届き、3学期の始業式で全校児童に紹介しました。子どもた

は昨年のうちから「いつ届くのかな。」「本当に届くのかな。」「近くで見たい。」「さわってみた

い。」など、グローブが届くことを楽しみにしていました。

 本物のグローブが登場したときには、子どもたちから感動するような、驚きのような声があ、あ

こがれのものを見るようなまなざしで見つめていました。

 また、大谷選手からの手紙も添えられていたので、そちらも紹介しました。学校にあてた手紙なので

やや難しい表現のところもありましたが、一生懸命に聞いていました。

 現在、クラスごとに、グローブを間近で見たり、実際にふれたりしています。

 その後は・・・。みんなで考えます。

書き初め

 新年の決意新たに書き初めの学習が始まりました。そもそも書き初めとは、年が明けてから初めて毛

で文字をしたためることで、1年間の目標や抱負を書き、行動を新たにするという意味があります。

子どもたちは、一文字一文字ていねいに、心を込めて書いていきます。

 たあくなか級は自分で考えた言葉を、1年生は「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽ

しました。」、2年生は「きれいなはつ日の出を見ました。新しい年がはじまります。」、3年生は

「友だち」、4年生は「明るい心」、5年生は「希望」、6年生は「進む勇気」「将来の夢」を書きま

す。

 新年に静まり返った教室で真っ白な紙に自分と向き合いながら真剣に文字を書く。とても大切な学習

す。

新年を迎える準備

 今年も「湘南竹の会」の皆さまから門松をいただき、正面玄関に飾りました。

 この門松を飾ると、いよいよ1年が終わり、新しい年を迎える実感がわいてきます。これも、地域の

方々にご支援・ご協力をいただいているからこそできることです。

 令和5年もあと4日となりました。来年はどんな1年になるのでしょうか。

 「湘南竹の会」の皆さま、すてきな門松をありがとうございました。

 

大掃除

 今月の21日(木)に、全校で大掃除を行いました。窓ガラスや窓のさん、清掃用具箱の中、廊下の流

など、普段の掃除ではなかなか手の届かないところまでていねいに掃除しました。子どもたちは、日

ごろ行っている以上に張り切って掃除をしていました。2学期が終わりを迎える、そして新しい年を迎

える、そんな気持ちが心の中にあったのだと思います。

 この日は、保護者の方や学校運営協議会の方、ボランティアの方にもお手伝いいただき、すみずみま

きれいにすることができました。

 お手伝いいただいた皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。

学校保健委員会

 今月の14日(木)、5年生・6年生を対象に、「食と健康」というテーマで学校保健委員会を開催し

ました。また、講師を二宮町学校給食センターの栄養技師の方にお願いしました。

 まず、5年生・6年生の保健委員会の子どもたちが、「朝食の大切さ」「栄養バランス」「きらいな

食べ物・苦手な食べ物」「食品ロス」の4つの視点から調べたこと、考えたことを発表しました。

・朝食は眠っている脳や体を活性化させる働きがあること

・栄養バランスのよい食生活は、体や精神の働きを整え、病気を予防する効果があること

・きらいな食べ物や苦手な食べ物を食べるために、味付けや料理のし方など様々な工夫が考えられるこ

 と

・食品ロスを減らすために、残さず食べること、冷蔵庫の中をチェックすること、間食を控えることな

 ど、私たちにできる努力はたくさんあること

 その後、これら4つの視点について栄養技師の方から詳しく解説をしていただきました。特に、五大

栄養素とそれぞれの働きについて、また、その働きの一つ「体の調子を整える」とは具体的にどういう

ことかについて時間をとって話をしていただきました。

 参加した子どもたちは、食生活と健康の関わりについて知ってはいたものの、具体的にどう結びつい

ているのかが理解できたようです。また、これから成長していく自分自身の体と食事の取り方について

考えるきっかけになったことと思います。

 

図書ボランティアの方々による工作会

 12月8日(金)の昼休みに、図書ボランティアの方々による工作会が開かれました。今回子どもたちが挑

戦した工作は「紙皿アーチェリー」です。まず、作り方をボランティアの方々にていねいに教えていた

きました。6年生の図書委員会の子どもたちも、下級生のお手伝いをしてくれました。

 完成したらいよいよ紙でできた矢を飛ばします。どの子も時間を忘れて何度も何度も的に向かって矢

放っていました。満足そうな顔、顔、顔です。

 ボランティアの方々が用意してくださった材料がなくなってしまうほどの盛況ぶりでした。

 既成のものではなく、手作りのもので遊ぶことのおもしろさ、わくわく感を改めて感じることができ

した。

「昔遊び名人会」の方々に教えていただきました

 1年生は、「むかしからつたわるあそびをたのしもう」の学習を生活科の中で行っています。12月8

日(金)に「昔遊び名人会」の18名の方にご来校いただき、昔から伝わる様々な遊びについて教えていた

だきました。

 教えていただいた遊びは、「けん玉」「おはじき」「おりがみ」「わりばしでっぽう」「こま」「か

みとんぼ」「おてだま」「あやとり」の8つです。

 名人会の方から遊び方のこつや作品の作り方、遊ぶ時のルールなどを教えていただいた後、自分たち

で挑戦しました。

 なかなかこつがつかめず難しい遊びもあったようですが、子どもたちは何度も何度も挑戦していまし

た。その中で、けん玉ができた、こまが回せた、かみとんぼを飛ばせた子どもたちは、満面の笑みをう

かべていました。たとえ最後までできなくても、何回もチャレンジする子どもたちの姿は輝いていまし

た。

 1年生の子どもたちは、体を使って遊ぶことのおもしろさ、手作りの遊びのおもしろさ、友達と一緒

に遊ぶことのおもしろさを感じたことと思います。

 「昔遊び名人会」の方々、1年生のために昔遊びのすばらしさ、おもしろさを教えてくださり、あり

がとうございました。

二宮中学校の生徒さんによるステンドグラス

 二宮中学校の生徒の皆さんが文化祭に出展するために制作したステンドグラスをお借りし、廊下に飾

ました。

 今年度スタートした施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」。その取り組みの一つである小中学

校児童生徒交流会にて、6年生は、中学生がクラスごとに協力してステンドグラスを制作している姿や

制作途中の作品を実際に見てきました。その際に抱いた感想は、「ステンドグラスでは複雑なこともで

きていて、自分が中学生になったらやってみたいと思いました。」、「みなさん一生懸命に文化祭の準

備に取り組んでいて、小学校よりも大変そうでした。」、「クラスとしての団結力が強く圧倒されまし

た。」などです。実際に中学生の姿を目の当たりにしたことで芽生えた将来に対する自分の思い、改め

て分かった中学生の偉大さ、間近で感じたクラスの雰囲気。6年生にとっては、心に深く刻まれる交流

会だったようです。

 制作途中だったステンドグラスの完成形を目にした6年生も、初めて見る1年生から5年生までの子

どもたちも、中学生の細かく手の込んだ数々の作品を目にし、圧倒されたことでしょう。

いよいよ12月

 カレンダーも残り1枚。2023年も4週間を残すのみとなりました。

 子どもたちは、2学期の生活や学習をふり返り、どのような姿で終業式を迎えるのか、また、年が明け

た3学期にどのような姿になりたいのかについて考えているところです。この節目の時期に自分をふり返る

ことはたいへん大きな意味があります。ふり返ること、「こんな自分になりたい」と思い描くこと、そし

て努力することで大きく成長します。

 今月の1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。

 クリスマスはもうすぐです。

 「花の和」の方がすてきに飾ってくださいました。

  こちらも「花の和」の方の作品です。

  ほっとする空間を作り出していただいています。

 本校職員もすてきな飾りで癒しの空間を作ってくれました。

 

 図書室の前に恒例のサンタが今年もお目見えしました。トナカイもいます。これらは、本校の図書ボランティアの方々によ

る作品です。そして、図書室に入ると大きなツリーが。12月も図書室を魅力的な空間にしてくださっています。子どもたちも

図書室に行くことが楽しみのようです。

カイヅカイブキ(職員室前の木)の剪定

 12月2日(土)、学校運営協議会の「環境整備部会」の方々を中心に、また、ボランティアの方にもお

手伝いいただき、総勢6名でカイヅカイブキの剪定を行いました。3年前から剪定を行っていなかったた

め、枝が伸びきっていたり、形が整っていなかったりしていましたが、木の形が整えられ、職員室内にも

日光が届くようになり、室内も明るくなりました。

 これまでも、「環境整備部会」の方々が、校内の畑を耕してくださったり、雑草をぬいてくださったり

したおかげで、整った環境のもと、理科や総合的な学習を進めることができました。

 剪定に参加された皆さま、きれいな環境をつくってくださり、ありがとうございました。

                              Before                            After

二宮小学校150年の歩み

 11月28日の朝会で「二宮小学校150年の歩み」について子どもたちにオンラインにて話をしました。

できれば、創立150周年を迎える11月20日の開校記念日に、子どもたちの顔を見ながら話をしたかった

のですが、感染症拡大防止のため、1週間遅らせて、28日に行いました。

 その内容を簡単にご紹介します。

 「1873年、今から150年前、知足寺の本堂を校舎とし、「思文館分校」という名前で二宮小学校は誕

生しました。その後、1878年に今の場所に学校が移りました。したがって、145年もの長い間、ずっと

同じ場所に二宮小学校は存在していることになります。

 1895年、この年は、二宮小学校にとって大きな出来事がたくさんありました。まず、学校の名前が

「尋常吾妻小学校」になったこと、次に、初代の校長先生が着任されたこと、3つめは、開校記念日が

11月20日に定められたこと、4つめは、校庭にくすのきの苗が植えられたことです。

 1914年、校庭にいちょうの木が6本並んで植えられました。そのうちの1本だけが校庭の真ん中に今

も残っているのです。

 1947年、学校の名前が現在の「二宮町立二宮小学校」になりました。その後、1951年にみなさんが

大切に歌っている校歌が作られました。

 1970年、今の校舎を建てる工事が始まりました。その3年後の1973年、学校ができてから100周年を

迎えました。

 そして、今年、二宮小学校は創立150周年を迎えたのです。」

 長い長い150年の歴史を語ることは簡単ではありませんが、現在の二宮小学校につながる大切な出来

事を中心に、そして、二宮小学校の児童として誇りをもってほしいという願いのもと話をしました。

 今年145歳となるクスノキ 今年109歳となるイチョウ       2階建ての旧校舎
    建設中の現在の校舎  創立150周年航空写真  創立150周年のロゴマーク

図書委員(6年生)による絵本の読み聞かせ

 二宮小学校では毎年11月を「読書月間」としています。その中で、図書委員会の子どもたちや学校図

書館指導員の方、また図書ボランティアの方々による様々な企画が用意されています。例えば、「先生

によるおすすめ本の紹介」、「図書委員の子どもたちが描いたポスターの掲示」、「図書室に置いてほ

しい本のリクエスト」、「絵本の読み聞かせ」、「工作会」などです。

 その中でも今回は、「絵本の読み聞かせ」について紹介します。

 11月17日(金)の朝の時間に6年生が1年生の各クラスに出向いて読み聞かせをしました。はじめは

緊張した面もちの6年生でしたが、読み進めていくうちに徐々に緊張もほぐれ、物語の様子が目に浮か

ぶように上手に読んでいました。1年生も、うれしそうに6年生が読んでくれるお話を聞いていまし

た。

 6年生は、文字がそれほど多くなく、ほんわかするような感じの絵本を選んだり、よく聞こえるよう

に大きな声ではきはきと読んだり、また、ゆっくり読んだりすることを心がけたようです。読み聞かせ

が終わった6年生からは、うれしそうな表情、そして達成感がうかがえました。

開校記念日(11月20日)

 11月20日は二宮小学校の開校記念日です。

 なぜこの日が開校記念日に定められたのでしょうか。

 それは今から128年前にさかのぼります。時は1895年(明治28年)。この年は本校にとってたいへん

大きな出来事が重なりました。

 まず、開校記念日につながる出来事を2つ紹介します。1つは、学校の名前が「尋常吾妻小学校」に

なったこと、そしてもう1つは、8月に新しい校舎が完成したことです。本来でしたら新しい校舎が完

成した8月に式典を行うのですが、この年は暑さが厳しかったため、11月20日に、校舎が完成した記念

と新しい学校の名前(尋常吾妻小学校)の紹介も含めて式典を行いました。それ以来、この11月20日が

開校記念日となったのです。

 その他にも大きな出来事がありました。1つは、10月4日に初代校長の金子梅吉先生が着任されたこ

と、もう1つは、現在も高くそびえているくすのきの苗木が校庭に植えられたことです。

 今年度、創立150周年を迎えましたが、遠い過去から現在まで、二宮小学校の歴史は途切れることな

く続いていることを改めて実感させられます。

 1年生が150歳を迎えた二宮小学校に

 手紙を書きました。

「150歳のお誕生日おめで

とう」の手紙です。

   今年128歳を迎えたくすのき

ようこそ!二宮小学校へ

 1年生の生活の学習「ようこそ!二宮小学校へ」。これは、来年度入学予定の幼稚園・保育園の園児

さんと1年生との交流会です。コロナ禍の年を除き毎年行ってきました。今年は、11月9日(木)と13日

(月)の2日間で行われました。

 まず、1年生によるはじめの言葉、「みなさん、きょうは元気に楽しくすごしましょう。」の後に、

グループで一人ひとり自己紹介をしました。その後、5年生もグループに加わり一緒にゲームを楽しみ

ました。5年生は、来年度6年生の立場で1年生を迎えることになります。5年生の参加は、この交流

会を通して6年生を意識するきっかけにしてほしいとの願いからです。

 その後は1年生による校舎案内です。入学してから上級生にお世話になることが多かった1年生です

が、この日は年下の子をリードします。はじめは緊張した面もちの1年生でしたが、慣れるにしたがっ

てその緊張がほぐれ、楽しそうに、わかりやすい案内をしてくれました。

 会の最後は1年生によるおわりの言葉です。「みなさんが1年生になったらまた会いましょう。まっ

てるよ。」の言葉が園児さんにおくられました。

 入学してから7か月。この「ようこそ!二宮小学校へ」を通して、自分たちが大きくなっていること

を感じることができたらうれしいですね。