学校ブログ
読書月間
二宮小学校では毎年11月を「読書月間」としています。その中で、図書委員会の子どもたちが、週ごとに、本に関
するクイズ、おみくじ、くじ引きといったイベントを開催したり、ポスターを掲示して読書月間のPRを行ったりして
います。また、学校図書館指導員や図書ボランティアの方々による様々な企画も行われています。例えば、「先生に
よるおすすめ本の紹介」「本のリクエスト」「おはなし会」「こうさく会」などです。
11月1日(金)に行われた「おはなし会」には、多くの子どもたちが参加しました。図書ボランティアの方による「バ
ムとケロのおかいもの」の読み聞かせが行われ、子どもたちは挿絵も楽しみながらにこやかな表情で聞いていまし
た。
読書月間の最終日(11月29日(金))には「こうさく会」が予定されています。今回は、サンタとトナカイのオーナメ
ントです。どのようなものを作るのか、いまから楽しみです。
読書月間を通して、本が好きになり、本に親しみ、これまで知らなかったことを知り、いろいろなことが学べたら
いいですね。
ようこそ! 二宮小学校へ
1年生の生活の学習「ようこそ!二宮小学校へ」。これは、来年度入学予定の幼稚園・保育園の園児さんと1年
生との交流の場です。今年は、11月7日(木)と14日(木)の2日間にわたって行われました。
まず、1年生によるはじめの言葉、「みなさん、きょうは元気に楽しくすごしましょう。」の後に、1年生と園
児さんがグループをつくり、一人ひとり自己紹介をしました。「1年〇組の〇〇です。よろしくお願いします。」
その後は1年生による教室や図書室の案内です。入学してから上級生にお世話になることが多かった1年生です
が、この日は年下の子を優しくリードします。はじめは園児さんと同じように緊張した面もちでしたが、慣れるに
したがって緊張がほぐれていきました。
教室の中では、折り紙を一緒に折ったり、ぬりえを一緒にぬったり、教科書やお道具箱の中を見せてあげたり、
ランドセルを背負わせてあげたりなど、学校生活の一面を紹介してくれました。
会の最後は、みんなで「にじ」を歌いました。そして「みなさんが1年生になったらまた会いましょう。まって
るよ。」の言葉が園児さんにおくられました。
入学してから7か月がたちました。この「ようこそ!二宮小学校へ」を通して、入学前の自分たちをふり返り、
成長を実感していることと思います。
防火訪問事業
11月1日(金)、3年生対象に二宮町消防本部の方々による防火訪問事業が行われました。
3年生は、現在、社会科「地いきの安全を守る」の中で、消防署のはたらきや消防署の人たちの仕事、学校や地
域の火事に対する備えなどについて学習しています。
この日は、消防本部の方に、「資機材の展示・体験」、「水消火器の取り扱い体験」、「消防車両と綱引き」、
「消防クイズ」の4つのブースを用意していただきました。
資機材の体験では、防護服を着たり、呼吸器を背負ったりの体験を、水消火器の体験では、消火器のホースを的
に向けて放水する体験を行いました。そして、消防車両と綱引きをしてその重さを実感し、火事が起きた際の通報
のし方や煙の恐ろしさなどについてクイズを通して学びました。
学習を終えた子どもたちからは、次のような感想が聞かれました。
「消防車にはたくさん道具が積んであり、大きくて迫力があった。」
「ドリルのような機械が重たかった。車を切る機械があることをはじめて知った。」
「消防士の防護服は大きかったし、分厚かったけど、思っていたよりも軽かった。」
「消防士の防護服を夏に着ると、熱中症になってしまうのではないかと思った。」
この学習を通して、消防に関するいろいろな資機材はとても大切な役割を果たしていること、消防署の人たちは
大変な思いをして消火活動をしていることなどを、実感を伴って学ぶことができたようです。
いのちの授業
10月23日(水)、助産師の方を講師にお招きして、6年生を対象に「いのちの授業」を行いました。
まず始めに、自分自身にとって一番大切なものは何か、そのことについてみんなで考えました。子どもたちから
は、「いのち」「自分」「家族」「友達」「お金」など、様々な考えが出されました。
次に、その大切なものの中から、今回のテーマである「いのち」について考えました。「いのち」は1mmにも
満たない受精卵から始まること(一人ひとりに配られた付箋紙にかすかに穴が開いていました。その大きさが受精
卵の大きさでした)、子宮の中でだんだん成長して大きくなっていくこと(40日、8週、16週、28週それぞれの胎
児の大きさを実感しました)、さらに、実際に聞いてわかった胎児の心音の速さ、人形を抱いて実感した平均的な
新生児の重さ、それらを知ることを通して、自分自身のいのち、そして自分自身のこれまでの成長について考えま
した。
授業の最後に助産師の方から伝えられた大切なこと、それは次の5つでした。
・みなさんがここまで成長してきたのは、みなさん自身にたくましく生きる力があったからです。
・みなさんは、世界でたった一つの大切な宝物。自分と同じ人はいない、かけがえのない大切な存在なのです。
・みなさんがいのちを大切にすることは、あるがままの自分を大切にすること。そのことにより他の人も大切に
することにつながります。
・みなさんの誕生日はいのちがけで生まれてきた日、自分で自分をほめてあげる日、つまりいのちの記念日なの
です。
・みなさんは生きているだけで100点満点なのです。どんなにがんばっても結果が出ないことがあるかもしれ
ませんが、そのままの自分で大丈夫です。生きていることに価値があるのです。
2回目の小中児童生徒交流会
10月24日(木)、今年度2回目の「小中児童生徒交流会」が二宮中学校にて行われました。今回は、中学3年生が総
合的な学習の時間の中で、二宮町をテーマに様々な角度から考えたこと(「特産品」「にのみや学園」「ラディア
ン」「菜の花ウォッチング」「国際交流」「農業」の6点)を発表する、その授業を参観しました。
中学生は、それぞれ6点についての現状と課題をしっかりとらえ、様々なデータを根拠に解決策を考え、論理的に
発表、そして提案を行っていました。
発表を聞いた6年生からは、次のような感想が聞かれました。
・理由や根拠がしっかりしていてとても納得する内容でした。
・二宮が発展するために様々な考えを出していて二宮への思いが伝わってきました。
・発表のしかたがわかりやすく、スライドがとても見やすかったです。台本もなく、何も見ずに発表しているのが
すごいと思いました。
・発表する機会があればわかりやすく説明できるようにしていきたい、また様々な視点を考えながら発表したいと
思いました。
6年生は、中学校の実際の授業を参観し、その内容にふれたり、中学校の授業への見通しを持ったり、また発表内
容について一緒に考えたりと、5か月後に入学する中学校へのイメージをふくらませることができたようです。
夢の歌 音をひびかせ 音楽会
10月25日(金)、全校児童が一堂に会しての校内音楽会が開かれました。
当日は、音楽委員の児童による「はじめの言葉」で幕を開け、全校児童が手話を交えて「にじ」を合唱した後、
学年ごとに、合唱と合奏を1曲ずつ披露しました。
各学年の演奏曲は次の通りです。
①5年生:合奏「新世紀エヴァンゲリオン」、合唱「君をのせて」
②2年生:合唱「ウンパッパ」、合奏「こぎつね」
③4年生:合唱「おひさまになって」、合奏「名探偵コナン」
④1年生:合唱「あおいそらにえをかこう」、合奏「きらきら星」
⑤3年生:合奏「リコーダー物語」、合唱「小さな世界・幸せなら手をたたこう」
⑥6年生:合唱「未来への賛歌」、合奏「アフリカンシンフォニー」
今年の音楽会のテーマは「夢の歌 音をひびかせ 音楽会」でした。どの学年の演奏も、このテーマのように、
息が合い、すてきな音を会場に響かせた、聴きごたえのあるものでした。また、それぞれの学年の子どもたちの良
さが存分に表れた音楽会でもありました。
子どもたちは、この音楽会を通してどのようなことを学んだのでしょうか。また、どのようなことを感じたので
しょうか。音楽の時間に練習してきたことが実を結んだ達成感、歌を精いっぱい歌い、楽器を一生懸命に演奏した
充実感や満足感、友達と一緒に歌ったり演奏したりすることのすばらしさ、他学年の演奏を聞くことの楽しさ、上
学年の演奏からこれからの目標を見出したことなど、様々だったと思います。
子どもたちに願っていること、それは、この音楽会を通して学んだこと、感じたことをこれからも大切にしてほ
しい、そして、ことあるごとに思い起こし、生活の中で生かしてほしいということです。
お礼の会
10月22日(火)に「お礼の会」を行いました。この会は、登下校の見守り、学習の支援、また子どもたちの学習
環境や校内の自然環境の整備などでお世話になっている地域の方々に、感謝の気持ちをお伝えする会です。
まず、参加された方々を全校の子どもたちが笑顔と拍手でお迎えしました。次に、2年生によるはじめの言葉、
参加された方々の紹介と続き、児童代表の6年生から次のようなお礼の言葉がありました。
「いつも貴重なお時間をボランティアに使っていただきありがとうございます。みなさんのおかげで、安心した
学校生活を送ることができています。これからも私たちの成長を見守ってください。」
その後、参加者代表の方から次のようなお言葉をいただきました。
「今日お招きいただき、本当に様々な方が皆さんを応援していることがわかりました。みなさんのために、これ
からも一生懸命にボランティアを行っていきます。」
そして、参加された皆さんと全校児童とで校歌を歌った後、3年生による終わりの言葉で会を閉じました。
最後、皆さんが退場されるときに、メッセージカードをお渡ししました。このメッセージカードは、紙をていね
いに切ったり、色をきれいに塗ったり、心を込めてメッセージを書いたりと、全学年の子どもたちが力を合わせて
作りました。
地域の皆さま、いつも二宮小学校の子どもたちのためにお力添えをいただき、ありがとうございます。これから
も子どもたちのすこやかな成長を見守っていただければ幸いです。
菜の花を育てよう
10月17日(木)、学校運営協議会の活動グループの1つ「環境整備部会」の方3名にご協力いただきながら、3年生が
菜の花の種を植えました。
まず、腐葉土が混ざった土をプランターに入れるところから始めました。環境整備部会の方からは、「植物が育つ
には、土の中の栄養が大切な役割を果たしています。そして、水をまいたときに土が下に沈んでしまうことを考えて
土を入れるといいですよ。」とのお話がありました。
その後、土と肥料をどのように混ぜたらよいのかを教えていただいた後、ていねいに種をまきました。作業を終え
た子どもたちはうれしそうな表情を浮かべていました。きれいな花が咲いたときのことを想像していたのだと思いま
す。
この3年生が育てた菜の花は、毎年、「吾妻山菜の花ウォッチング」の期間に、二宮駅の通路に飾られています。
来年もきれいな花が飾られることでしょう。
5年生の野外活動教室
10月11日(金)、5年生が県立足柄ふれあいの村での野外活動教室に参加しました。
当日は、秋晴れの爽やかな空気に包まれて1日が始まりました。ふれあいの村に到着後、すぐに昼食のカレー作
りに取りかかりました。まず最初の仕事は火起こしです。どのように薪をくべたらよいのか、どのように火をつけ
たらよいのか、どのように空気を送ったらよいのか、試行錯誤の連続でした。
次はカレー作り。にんじんやじゃがいも、たまねぎの切り方、炒める際の油の量、煮込む際の水の量などに気を
配りながら、どのグループも協力しててきぱきと作業を進めていました。
そして、いよいよカレーライスができ上がり、食べるときがきました。一口めを口に運んだときのうれしそうな
表情。その表情から「自分たちが苦労して作ったカレーライスは格別だ。」そんな思いが伝わってきました。おか
わりする子も多く、「おいしい!」という声があちらこちらから聞こえました。
食後はゆっくり…、とはいかず、待っていたのは用具やかまどなどの片づけです。「借りたときよりもきれいに」
そのような気持ちで用具を洗ったり、かまどのまわりをはいたり、炭を片づけたり。やらなければいけないことが
盛りだくさんです。中でも苦労したのが鍋洗い。外側はすすで真っ黒になり、内側はカレーがこびりついていたた
め、金だわしで何度も何度もこすりました。ここでも、協力して作業を進める5年生の姿を見ることができました。
午後のプログラムは5年生全体でのレクリエーション。レク係の進行による「30秒ゲーム」「とーんだ、とんだ
ゲーム」、そして5年生が一つになって「WAになっておどろう」の曲に合わせておどり、お互いの絆を深めまし
た。
最後のプログラムは退村式。足柄ふれあいの村の方から、「今日、ここで学んだ大切なことをこれからの学校生
活の中でぜひ生かしてください。」とのお話がありました。
この日を迎えるに当たり、クラスやグループ、係で様々な準備をしたこと、また、当日、グループで苦労しなが
らも協力してカレーを作ったこと、次に使う人のことを考えて隅々まで掃除をしたこと、そして、5年生全体のレ
クで一つになったこと、これらの経験は、後半を迎えた5年生の学校生活の中で必ずや生きてくると思います。
おもちゃランドへようこそ
10月4日(金)、2年生が1年生を招待しての「おもちゃランド」が開かれました。これは、2年生の生活の
学習「うごくうごくわたしのおもちゃ」の中で行われたものです。
まず、2年生の子どもたちは、ゴムや風、空気、おもりなど、物や自然の力を利用したおもちゃを考えました。
作ったおもちゃは、パッチンジャンプやぴょんコップ(ゴムの力でとび上がる)、コロコロコロン(おもりが回
転して前に進む)、ヨットカー(風の力で前に進む)、とことこぐるま(ゴムの力でおもりが回り前に進む)、
わりばしでっぽうなどです。その後、どうしたらもっと勢いよくとび上がるか、どうしたらもっとスムーズに動
くか、どうしたらもっと速く動くかなど、工夫を加えながらおもちゃを完成させました。
そして、自分たちが一生懸命に作ったおもちゃで遊んでもらおう、喜んでもらおうと、1年生のみんなを招待
しました。それが「おもちゃランド」です。
2年生の子どもたちは、おもちゃの動かし方や遊び方、ルールなどをわかりやすく、ていねいに、そして楽し
そうに1年生に教えていました。
1年生は、少し緊張しながらも、2年生から教えられることがうれしいらしく、にこにこした表情で聞いてい
ました。もちろん、おもちゃで遊んでいるときは、みんな満面の笑みでした。
何ともほほえましい、すてきな交流の様子がたくさん見られた「おもちゃランド」でした。
「にの小チャンピオン」始まる
今年も二宮小学校伝統の「にの小チャンピオン」の季節がやってきました。この「にの小チャンピオン」は、低学
年の部、中学年の部、高学年の部の3部に分かれて9月から10月にかけて行われる、クラス対抗のドッジボール大会
です。当日までの準備、大会についての説明、そして当日の進行、審判、記録等はすべて5・6年の体育委員会の子
どもたちが担います。
この大会が近づくと、休み時間にクラスで練習する風景が見られ、みんなで運動をするきっかけになっています。
ゲームなので勝ち負けの結果は出ますが、それ以上に、運動に親しむきっかけの場、そしてクラスがまとまって一
つのこと取り組む場、他のクラスや他の学年とのふれあい、交流の場となっていることに価値があると考えていま
す。
二宮町防災安全課と女性防災隊の方から教えていただきました
4年生は、社会科で「自然災害にそなえるまちづくり」について学習しています。日本では、地震、津波、風水
害、火山、大雪などの自然災害に見舞われることが数多くあります。ここでは、家や学校はどのように自然災害に
備えているか、市や町は自然災害から住民を守るためにどのようなまちづくりをしているか、自治会はどのような
役割を果たしているのかなどについて学びます。
本日は、二宮町役場防災安全課の方と女性防災隊の方に来ていただき、自然災害に対して私たちはどのようなこ
とを知っておけばよいか、どのような備えをしておくことが必要か、などについてお話しいただきました。
お話しいただいた主な内容は以下の3点です。
・「ハザードマップ」で危険なところを日頃から確認しておく
・「マイ・タイムライン(行動計画)」を使い、家族の防災計画を考えておく
・天気予報や防災メールなどで正確な情報を得る
ここでの大切な学びが、自分自身や家族、地域を自然災害から守ることにつながると考えます。
ふれあい福祉のつどい
9月28日(土)、ラディアンで「ふれあい福祉のつどい」が行われ、二宮小学校たあくなか級の子どもたちの作
品が展示されました。
出展した作品は、「はがき」「かかし」「チョーク」の3点。今回のテーマは「学校にあるいらなくなったもの
を使って作品をつくろう」です。
まず最初のはがきは、牛乳パックをリサイクルして作りました。パックの外側(文字や絵が印刷されている部分)
をていねいにはがすこと、パックを細かく砕いてすくこと、形をはがきの大きさに整えること、この3点が苦労し
たところです。
2つめのかかしですが、1学期の調理実習で使った玉ねぎの皮で染めたシャツ、ゴムが伸びてしまいはけなくな
ったズボン、穴が開いてしまったソックス、使えなくなったほうきの柄などを使って作りました。
3つめのチョーク。これは、小さくなってしまったチョークを粉々にし、それに水を加え固めたものです。チョ
ークの形に整えることがいちばん難しかったところです。
かかしは学校で栽培している稲を守り、チョークは実際にたあくなか級の教室で使われています。さて、はがき
はどのように使おうかな。
にのみや学園プロジェクト「小中学生交流会」
9月25日(水)、「にのみや学園小中学生交流会」が行われ、本校の6年生が二宮中学校を訪問しました。最初
に、1年から3年までの全学年、全学級の授業を参観した後、生徒会本部役員が作成した学校案内の動画を視聴し
中学校への理解を深めました。その後、部活動に熱心に取り組む中学生の様子を見学しました。
この交流会は、昨年度開校した施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」のプロジェクトの一つで、年3回
(9月、10月、2月)予定されています。「高学年の児童が進学予定先の中学校に行き、授業参観や部活動体験
(見学)を行うことで、中学校へ滑らかな進学を図ること」をねらいとしています。
まず、授業参観では、各教科の授業の様子や、汐鳴祭「文化の部」に向けて、学級ごとに協力してステンドグラ
スを作っている様子を見学しました。
次に行われた学校案内では、校舎内の様子や中学校生活についての説明を生徒会本部役員から受けました。6年
生からの質問が相次ぎ、中学校への関心の高さがうかがえました。
そして、最後に行われた部活動見学では、真剣に練習に取り組む姿、作品制作に黙々と取り組む姿、部員が一つ
になって楽器を奏でる姿を、6年生はあこがれのまなざしで見つめていました。
「全学年、楽しそうに授業に参加していたから緊張しないで来年入学できそう」「文化祭の準備では、みんなで
協力して楽しそうに行っているところがいいなと思った」「部活動は、厳しそうなイメージがあったけれど、みん
な楽しそうにやっていて大丈夫そうだったから安心した」「先輩後輩関係なく、楽しそうに活動をしていて、早く
部活動をしてみたいと思った」などの感想が聞かれました。
当日の6年生の様子から、半年後に中学生となった自分の姿をイメージしながら交流会に参加していることが伝
わってきました。
今年3回目の「にのプロ」
9月20日(金)の昼休みから掃除の時間にかけて、今年3回目の「にのプロ」が開かれました。3回目とあって、
顔見知りとなった班の仲間(1年生から6年生までの13人ほど)と、和気あいあいと楽しそうにゲームやクイズに
参加する子どもたちの様子や、ルールを一生懸命に説明したり、仲間に励ましの声をかけたりする6年生の姿を見
ることができました。
また、この日の子どもたちの生の声、「みんなと一緒に遊べるから楽しい」「いろんな人と仲良くできるからう
れしい」「知らなかった人と話せるから楽しい」から、活動のめあての一つである「いろいろな遊びを通して交流
を深め、学年を越えた仲間意識を育てる」が達成されつつあるとわかりました。
さらに、5年生からの「6年生が班をリードして盛り上がっている」「自分たちが6年生になった時にできるか
な」というリーダーを意識する声や、6年生からの「みんなを楽しませたい」「明るい雰囲気にしてみんなを笑顔
にしたい」「みんなをうまくまとめたい」という声から、もう一つのめあてである「仲間にアドバイスをしたり、
仲間を励ましたりすることによってリーダー性を養う」に近づきつつあると感じました。
次回の「にのプロ」は、11月15日(金)に予定されています。この日は、その1週間後に行われる「にのっこウォ
ークラリー」について、班のみんなと話し合って計画を立てていきます。
心強い味方登場
本校の田んぼに心強い味方が登場しました。すずめなどから稲穂を守るかかしです。この稲は、たあくなか級の子
どもたちが一生懸命に育てているものです。
このかかしですが、いらなくなったものを持ち寄り、子どもたちが協力して作りました。
まず、かかしの着ているシャツは、1学期に調理実習で使った玉ねぎの皮を使って染めたものです。ズボンはゴム
が伸びてしまいはけなくなったもの、ソックスは穴が開いてしまったもの、心棒は使えなくなったほうきの柄です。
田んぼの見守りを終えた後は、9月28日(土)にラディアンで行われる「ふれあい福祉のつどい」に出品されます。
ぜひ、ご覧ください。
夏から秋へ
9月も半ばを過ぎたものの、まだまだ暑い日が続いています。しかし、どこからともなく聞こえる虫の声や時おり
吹く朝晩の風の心地よさに、秋の訪れを感じています。また、校舎の中のきれいな装飾や植物からも秋の訪れを感じ
ることができます。本校の職員がみなさんに喜んでいただこうと玄関に飾ったり、ボランティアグループ「花の和」
さんが子どもたちの心に届くようにとすてきなお花を生けてくださったりしています。
これから秋が深まっていきます。秋を十分に感じる心のゆとりを持ちたいものです。
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中秋の名月 |
お米博士になろう!
5年生が総合的な学習で取り組んだお米づくり。9月も半ばとなり、収穫の時期を迎えました。子どもたちは、夏
の暑さを乗り越えてりっぱに実をつけた稲穂を大切に刈り取りました。
自分たちの手による米づくりを通して、その栽培のしかたや苦労、米農家が抱えている問題等について深く考える
ことができました。特に、今年は全国的に米不足となり、店頭からお米が消えることもあったので、5年生のお米に
対する関心も高かったようです。
この後、収穫したお米を脱穀、精米します。そして、どのように調理して食するのかをみんなで考えていく予定で
す。
梨の収穫体験
二宮町の6年生は、毎年9月上旬に、二宮果樹公園で梨の収穫体験を行っています。
昨年は残暑が大変厳しかったため体験を見送りましたが、今年は、朝の涼しさが少し残る中、無事に収穫体験を行
うことができました。
まず、栽培に携わっていられる方から、梨の正しいもぎ方や収穫に適した梨の色などの説明を受けた後、実際に収
穫体験を行いました。収穫した梨は「菊水」と「豊水」の2種類。その中の「菊水」は、二宮生まれの青い梨で、市
場に出回る期間が短く量も少ないため、なかなか口にすることができない品種のようです。子どもたちは、梨の大き
さや色を見極めながら、一つ一つていねいに収穫していました。
最後に「ハニーシードレス」という品種のぶどうを、一人ひと房受け取りました。このぶどうも、生産量が少なく
市場に出回る量が限られているため、貴重な品種のようです。
梨やぶどうを栽培してくださった皆さま、子どもたちの収穫にお手伝いくださった皆さま、ありがとうございまし
た。
今日の給食
昨日が臨時休業となったため、9月の給食献立表を本日配付しました。そのため、本日の献立を写真にて紹介しま
す。献立の内容は、あげパン(シュガー)、牛乳、とり肉のあまからケチャップ炒め、ABCスープの4品です。
久しぶりの給食を友達と楽しく食べることができたこと、そして人気メニューのあげパンが登場したこともあり、
どの子もうれしそうな表情で食べていました。
今日から2学期
今日から2学期。学校の再開です。2学期は、1年の中で最も長い学期で、12月24日まで続きます。その2学期
にも、みなさんを大きく成長させてくれるいろいろなことが待ち受けています。そのいくつかについてお話ししま
す。
まず1つめは、遠足・校外学習や野外活動教室(5年生)です。教室の中だけでは学ぶことのできないたくさん
のことを、クラスや学年の友達と協力することを通して学んでほしいと思います。
2つめは、10月に行われる「音楽会」です。同じ学年の友達との合唱や合奏。息を合わせること、心を一つにす
ることの難しさを知るとともに、それができたときの達成感、喜び、すばらしさを感じてほしいと思います。
3つめは、11月の「にのっこウォークラリー」です。1年生から6年生までの「にのプロ班」で、学校の中を回
りながらいろいろなクイズやゲームに挑戦します。このウォークラリーの中で、6年生がリーダーシップを発揮し
ている姿、また、全学年のみんなが班の仲間と協力して挑戦している姿、これらの姿が見られることを期待してい
ます。
そして最後に忘れてはならないことは日々の生活・学習です。毎日の学びを積み重ねることで、一段ずつ着実に
成長の階段を上っていきます。
2学期に、成長を重ねているみなさんのすてきな姿をたくさん見ることができたら嬉しいです。
2学期の始業式をオンラインで行いました。
もうすぐ2学期
夏休みも残すところ4日となりました。今週は、台風10号の影響により、突然激しい雨が降ったり、強い風が吹いた
りするなど、不安定な天気が続いています。みなさんはどのような夏休みを過ごしているでしょうか。
さて、5日後には2学期が始まります。二宮小学校の先生たちは、みなさんに久しぶりに会えることをとても楽しみ
にしています。そして、教室の床、窓、黒板、机、いすをきれいにして、みなさんを迎える準備をしています。
8月も終わりに近づき、校庭の植物にもたくさんの変化が見られるようになりました。この後、どのように変化して
いくのでしょうか。みなさんが登校する9月2日に、自分の目で確かめてみてくださいね。
ヘチマの花がさいています。 | 実をつけたヘチマもあります。 | イネが穂を出しました。 |
「食」について学ぼう
食育月間である6月から今月にかけて、二宮町学校給食センターの栄養職員を講師に迎え、生きる上での基本とな
る「食」について学年ごとに学びました。各学年のテーマは、それぞれの学年で知っておいてほしいこと、そして毎
日の食生活の中で生かしてほしいことをもとに定められています。
その日の給食を目の前にしてのお話だったので、「食」について考えることは毎日の生活の中で欠かすことができ
ない、「食」は自分の体と密接につながっているということを、深く考えることができたようです。
~各学年のテーマ~
・1年生「おはしを正しくもてるかな」
・おはしの正しいもちかたを知り、おはしを使う意味について学びました。
・2年生「野菜となかよくなろう」
・野菜に含まれている栄養を知り、野菜を食べる大切さについて学びました。
・3年生「野菜となかよくなろう&4人のヒーロー」
・野菜に含まれている4人のヒーロー(体を守る大切な栄養素)について学びました。
・4年生「栄養バランス&4人のヒーロー」
・栄養バランスを考えて食事をする大切さについて、4人のヒーロー(体を守る大切な栄養素)の視点から考え
ました。
・5年生「食品ロスとは?」
・給食から見た食品ロス、そして日本全体の食品ロスについて知り、それらが生活に及ぼす影響について考えま
した。
・6年生「〇〇の食事」
・歴史上の人物の食事を通して現代までつながる食文化について学ぶとともに、かむことの大切さと、よくかむ
ことの体に及ぼす影響について考えました。
夏の図書室
夏を迎えたある昼休み。図書室を覗いてみました。
この日は、本校職員による「お話し会」が開かれていました。本の題名は「たなばたウキウキねがいごとの日」。
すぐそこまで近づいている七夕の日に思いをはせているのでしょうか、お話を聞いている子どもたちはなんだか楽し
そうでした。
そして、夏の図書室が、楽しくて魅力的な空間になるよう、図書ボランティアの方々がいろいろな飾り付けを行っ
てくださいました。
図書室の太い柱は、大きな木にカブトムシ、クワガタ、トンボ、カミキリムシなどの昆虫の飾りでいっぱいです。
そして入口の廊下には、カモメ、うきわ、波、ヒトデなど夏の海を思わせるアイテムが飾られています。
図書室がすてきなところなので、休み時間は多くの子どもたちであふれています。
平和への願いを込めて
7月の朝の時間、低学年の教室をのぞいてみると、6年生が低学年の子どもたちに鶴の折り方を教えていました。
前に立ち、教室全体に折り方を説明する子、低学年の子の机を回りながら一人ひとりにアドバイスをする子など役
割を分担し、それはそれはていねいに教えていました。そのおかげで、鶴を折ることはとても難しい作業ですが、低
学年の子どもたちも無事に折ることができました。
優しい言葉をかけながら1・2年生に教えてくれた6年生。また、鶴を折ることができてうれしそうな表情をうか
べている1・2年生。とてもすてきな交流ができました。
この鶴は、8月に二宮駅南口にある「ガラスのうさぎ像」を千羽鶴として飾るためのもので、全校の子どもたちが
心を込めて折っていきます。
子どもたち一人ひとりの平和への願いが伝わることを祈ります。
中学生との交流
6月25日(火)、たあくなか級の子どもたちと中学生4名が、調理を通じて交流をしました。事前のオンラインミー
ティングで、中学生が授業で作ったお味噌と二宮小学校の子どもたちが育てた玉ねぎを使ってどんな調理ができるの
かを相談し、「焼きおにぎり」「玉ねぎの味噌汁」「玉ねぎのバターソテー」「玉ねぎのガリバタステーキ」の4品
に決めました。また、調味料等の買い物は、生活科「わくわくどきどきまちたんけん」の復習を兼ねて2年生が中心
となって行い、校長先生や教頭先生への招待状は、国語の学習の中でみんなで書き上げました。当日の調理は5年生
と中学生が中心となって行い、手際よく4品を作り上げました。
交流会に参加した子どもたちは、久しぶりとなった先輩との交流を楽しむのと同時に、中学生の偉大さを実感して
いました。この交流を通して、人と関わることの楽しさ、大切さを学んだようです。
選挙について考えよう
6月28日(金)、6年生が、二宮町選挙管理委員会の方々を講師に、選挙の出前授業を受けました。
まず、選挙の意義や選挙権、被選挙権、選挙から当選者が決定されるまでの流れについて学ぶとともに、投票率
の低さについて考えました。
その後、クイズを通して、選挙にはどれくらいのお金がかかるのか、また、得票数が同じ場合にどうやって当選
者を決めるのかなどについて学びました。
そして、いよいよ模擬投票です。まず、1組から3組までの各担任が候補者として演説をしました。候補者名と
政党名、訴えた内容は次のようになります。
〇めいすいくん(青い海の党)「海水浴場を整備して二宮を海から盛り上げます。」
〇ニーノ(なのはな党)「吾妻山公園を大きくして観光スポットとして広くPRします。」
〇ミーヤ(にのみやを元気にしたい党)「ショッピングモールをつくり、いろんな買い物ができるよう便利にしま
す。」
最後に、本物の記載台や投票箱、また本物に近い投票用紙を使用して投票をしました。6年生は、それぞれの候
補者の訴えを聞き、これからの二宮町にとって何が最も大切かを真剣に考えて投票していました。
6年後には選挙権が与えられます。ここでの学びを将来の自分に生かしてほしいと思います。
わくわくどきどきまちたんけん
2年生の生活「わくわくどきどきまちたんけん」。自分たちの身近な地域に出かけ、そこで出会った人たちとコ
ミュニケーションをとりながら、地域の様子を知る学習です。
6月17日(月)に、二宮駅南口の「まちたんけん」に行った2年生の様子を紹介します。
「おはようございます。インタビューをしてもいいですか。」とていねいにあいさつをしてからスタートしまし
た。その後、いろいろなお店を見学し、あらかじめグループで考えてきたことを質問しました。「このお店ができて
から何年たちますか。」「1日どれくらい仕事をしていますか。」「いちばん売れているものは何ですか。」などで
す。子どもたちは、ちょっぴり恥ずかしがりながらも、しっかりお店の方にインタビューをしていました。
この「まちたんけん」を通して、南口にはどんなお店や建物があるのか、それぞれのお店でどんな商品を売って
いるのか、今売れている商品は何かなど、多くのことを知り、地域の様子がわかったようです。また、お店の方や
交番のおまわりさんと話をすることで、地域に親しみをもつことにもつながったと思います。
学校に戻ってからは、お店の人にインタビューをしてわかったことをまとめました。2学期には、図書館や学校
給食センターなど二宮町の施設を見学します。今回の経験を2学期の学習につなげていきます。
今年2回目の「にのプロ」
6月19日(水)、今年2回目の「にのプロ」がありました。この日の「にのプロ」のめあては主に2つ。1つは、いろ
いろな遊びを通して班のみんなが交流を深め、学年を越えた仲間意識を育てること、もう1つは、6年生の立場から
で、班のみんなをまとめたり、アドバイスをしたり、励ましたりすることを通してリーダー性を養うことでした。
当日は、まず6年生が1年生を迎えに行くところから始まりました。迎えに行く6年生も、迎えられる1年生も何
だか楽しそうです。その後、班のみんなから出てきたアイディアをもとに、風船バレー、何でもバスケット、ジェス
チャー、いす取りゲーム、ボール送りゲーム、伝言ゲーム、マジカルバナナなどを班ごとに行いました。そこには、
楽しそうに、笑い声を出しながら、助け合って遊ぶ姿がありました。
この日もリーダーの6年生が班のみんなを上手にリードし、楽しく活動する様子があちらこちらで見られました。
パッカー車がやってきた
6月17日(月)、4年生の社会科の学習「ごみはどこへ」で、二宮町役場の生活環境課の方と二宮美化サービスの方に
来ていただき、パッカー車の見学をしました。
まず、ごみを車の後部に投入した後、回転板が回り、ごみが奥に押し込まれる様子や、車の中に積み込んだごみを
外に出す様子などを見学しました。その後、子どもたち一人ひとりがごみをパッカー車の後部に投入する体験を行い
ました。自分たちが投入したごみが押し込まれていく様子を見た子どもたちは、機械の仕組みやその動きに驚きの声
を上げていました。
また、正しいごみの出し方、正しい分別のし方、できるだけ水分を残さないこと、二宮町で出されるごみの量、可
燃ごみのゆくえ、効率よくごみ置き場を回るためにどうしているのかなどについてのお話も聞きました。
教室で、見学を通して、お話を聞いて学んだたくさんのことを、生活の中で生かしていくことができるといいです
ね。
お米博士になろう!
5年生は、総合的な学習の時間で、普段主食として当たり前のように食べているお米について、体験的・探究的に
学びながら理解と関心を深めています。
体験的な活動としては、お米づくりに取り組んでいます。種もみの「芽出し」から始め、「苗づくり」、そして、
苗の「植え替え」まで栽培を進めています。
探究的な活動としては、栽培方法について調べて「米づくりカレンダー」を作成したり、米づくりの歴史について
調べたりしています。今後は、社会科の学習と絡めて個人で課題を設定し、お米の種類(品種改良)や日本のお米作
りが抱える諸課題などについて調べていく予定です。
2学期には、収穫したお米を調理したり、食文化について調べたりすることを予定しています。
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みんなで つうがくろを あるこう
6月13日(木)、1年生みんなで通学路を歩き、どんなお店があるのか、どんな建物があるのか、そしてどんな人が
地域にいるのかを調べました。今回は、学校を出て、二宮駅を北口から南口に渡り、上町・中町の通学路を歩きまし
た。
まず、二宮駅の南口で、いくつかのお店の人に、そして交番でおまわりさんにあいさつをして「つうがくろを ある
こう」がスタートしました。その後、バス停の屋根にあるツバメの巣を教えてくれた子、上町会館で太鼓の練習をし
ていることを教えてくれた子、自分の卒園した幼稚園を教えてくれた子、商店街にあるお店の人と顔見知りであるこ
とを教えてくれた子などなど、通学路にどんなお店や建物があるのか、どんな人と顔見知りなのかを子どもたちどう
しで教え合っていました。
私も通学路を改めて歩くことで新しい発見があったと同時に、子どもたちの生活の様子のひとこまを知ることがで
きました。
交通安全教室
6月7日(金)、全校児童を対象に「交通安全教室」を行いました。
この日は、神奈川県警察大磯警察署から2名、二宮町防災安全課から1名、二宮町交通安全協会から5名の方々に
来校いただき、横断歩道の正しい渡り方、道路を横断する際の危険、信号の待ち方や渡り方、自転車の安全な乗り方
などについてのお話がありました。
横断歩道では、「止まる(一旦止まる)」、「見る(左右を確認する)」、「待つ(車が来ていたら待つ)」を必
ず行い、歩いて渡ること、信号では道路から少し離れたところで待ち、点滅したら渡らないこと、また、自転車に乗
る際のルールや点検のし方などについて教えていただきました。
この教室で学んだことを折にふれて思い起こし、登下校時、放課後や休日に外出する際など、生活の中の様々な場
面で生かしてほしいと思います。
体力向上キャラバン隊
6月3日(月)、5年生が、全国体力・運動能力・運動習慣等調査に参加し、握力、反復横跳び、立ち幅跳び、ソフト
ボール投げなどの記録をはかりました。
この日は、神奈川県立体育指導センターから「体力向上キャラバン隊」の皆さんに来ていただき、正しい計測のポ
イント、正しい体の動かし方、そして、どのようにすれば全力を発揮することができるのか、などについて、ていね
いに教えていただきました。例えば握力では、声を出しながら握力計を握る、ソフトボール投げでは、ボールの握り
方、投げる際のひじの高さや足の位置、投げる角度などを考えて投げる、などがそうです。
実際の計測の場面では、子どもたちから不安な表情が消え、自信をもって参加している様子が見られました。ま
た、終わったあとには、全力を出し切った充実感がうかがえました。
第1回「にのプロ」が開かれました
5月29日(水)の昼休みから掃除の時間にかけて、今年最初の「にのプロ」が開かれました。「にのプロ」は、「二小
なかよしプロジェクト」が正式名称で、1年生から6年生までが1つの班(1班13名~14名)となった異学年交流の
ことです。この「にのプロ」での活動を通して、互いに協力して学校生活を楽しく豊かにしていこうとする態度を身
につける、また、学級や学年をこえた連帯感を養うことをねらいとしています。
この「にのプロ」は、年間5回の活動(5月、6月、9月、11月、1月)が予定されています。29日に開かれた第
1回では、まず班のめあてをみんなで考えました。「チームワークよく活動できる班にしよう」「みんなで協力でき
る班にしよう」「みんなで楽しい、最高の思い出を作ろう」など各班それぞれです。その後、風船バレー、ゴロゴロ
ドッカン、ハンカチ落としなどのゲームをして、班のみんなで交流を深めました。
この日は顔合わせの会でしたが、リーダーの6年生がてきぱきと進め、班のみんなを上手にリードしてくれたおか
げで、どの班もふさわしいめあてを決めることができ、また、楽しく活動できたようです。
運動会のプログラムが全て終了しました!
おかげさまで無事に全てのプログラムが終了しました!
〜仲間と支えあって楽しい運動会にしよう〜
スローガンの通り、学級や学年、全校の友だちと支え合って楽しく活動することができました。
1年生:ダンシング玉入れ |
4年生:二小ぐるぐるタイフーーー ン! |
2年生:スマイルまんてん♡ |
3年生:進撃のデカパン 〜新記録奪還作戦〜 |
5・6年生:踊る大ソーラン節 |
〜ダンスは教室で踊ってるんじゃな い! 校庭で踊ってるんだ!〜 |
保護者の皆様、地域の皆様、朝早くから応援、ありがとうございました。
運動会 前半のプログラムが終了しました!
予定通り運動会の前半のプログラムが終了しました!
みんないきいき笑顔で楽しく取り組んでいます。
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5年生:つな引きです!
3年生:リビングインカラー
6年生:全員リレー〜疾風の棒繋(バトンパス)〜
後半の種目は、1年生の玉入れからです。予定通り10:45開始です。
運動会のプログラムが進行しています!
10:00現在、順調にプログラムが進行しています!
4年生:アイドル〜無敵の4年生〜 2年生:だるまでゴー! 1年生:いけ!いけ!ぴっかぴか
運動会が始まりました!
運動会が始まりました!子供たちは元気とやる気でいっぱいです!
プログラムは予定通り進行します!
いよいよ明日は運動会
5月22日(水)、今日は運動会の前日です。6年生の子どもたちが、明日の運動会を無事に迎えるために、様々な
準備をしてくれました。会場の整備や掃除、ライン引き、競技で使用する用具の点検・準備、開閉会式や放送のリハ
ーサルなどなど。
小学校生活最後の運動会ということもあり、準備に携わる6年生から熱い思いあることが伝わってきました。そし
て、どの子も自分の役割を精いっぱい果たそうと一生懸命でした。
さあ、準備は整いました。あとは明日の当日、子どもたち一人ひとりが持っている力を発揮すれば、すばらしい運
動会になると思います。期待しています。
けんばんハーモニカ教室
5月16日(木)、講師の方に来校いただき、「けんばんハーモニカ教室」が開かれました。参加したのは、初めて
けんばんハーモニカにふれる1年生です。
まず、講師の先生から、息の強さの違いによる「よい音(トゥー)」と「悪い音(ブー)」について学びました。
1年生は、息を強く吹きすぎると「ブー」という音がして、気持ちのよい音ではないということがわかったようで
す。
その後、よい音を出すための優しい息の吹きこみ方(シャボン玉をふくらませるくらいの強さ)を学び、実際に音
を出してみました。
最後は、「線路は続くよどこまでも」の曲に「トゥー」の音を合わせて、1年生みんなで演奏しました。
1年生のみんなは、けんばんハーモニカの楽しさにふれ、音楽の時間が待ち遠しくなったようです。
いよいよ来週は運動会
5月23日(木)は全校の子どもたちがそろっての運動会。今年も子どもたちは、団体種目(チームで競う種目)
と表現種目(ダンス)の2種目に出場します。
各学年の練習も仕上げの段階に入り、全校の子どもたちがそろっての練習や6年生の各係の活動も予定され、い
よいよ運動会が迫ってきたと感じています。
では、各学年の表現種目を中心に見どころを紹介します。
☆1年生「いけ!いけ!ピッカピカ」
とにかく一生懸命に自信をもって踊ります。また、ポーズを決めるところはしっかり止め、メリハリのある踊
りを目指します。途中で隊形移動が1回あります。友達どうしで声をかけ合い、自分たちで形を整えていくとこ
ろもポイントです。
☆2年生「スマイル」
タイトルにもあるように、全力スマイル、笑顔を忘れずに踊ります。また、途中で「イエイ、イエイ、イエイ」
と元気よく声を出すところも見どころです。そして、一人ひとりが考えたオリジナルポーズが2回入ります。お
楽しみに。
☆3年生「リビングインカラー」
腕をしっかり伸ばして大きく動かすなど、はきはきとした動きを意識して踊ります。その一方で、動きを止め
るところはしっかり止めることも心がけます。動と静のメリハリをはっきりつけて踊るところがポイントです。
☆4年生「アイドル~無敵の4年生~」
旗を振ったときに「バシッ」という音をしっかり出すこと、腕をしっかり伸ばすこと、動きを合わせること、
この3つを意識して踊ります。隊形移動が3回ありますが、その難しさに挑戦しているところもご覧ください。
☆5・6年生「踊る大ソーラン節」
全力、迫力のある踊り、一糸乱れぬ動きを意識した一致団結感、この3点を心がけます。そして、かけ声はで
きるだけ大きな声で、そのことも意識します。去年の運動会でもソーラン節を踊った6年生が、今年の5年生に
踊り方やこつを伝えました。代々、先輩から後輩へ引き継がれている伝統的な踊りをご覧ください。
それいけピッカピカ | スマイル | リビングインカラー |
アイドル~無敵の4年生~ | 踊る大ソーラン節 |
日光修学旅行~2日目
輪王寺では三仏堂で、阿弥陀如来、千手観音、馬頭観音を見ました。その大きさに圧倒されていました。
その後、日光東照宮に移動し、ガイドさんから、三猿の彫刻、陽明門、眠り猫の彫刻についての説明を聞きました。
みんな雨の中でしたが、熱心に説明を聞いていました。
雨による行程変更のため、大猷院には行かず、早めに昼食場所に到着しました。
昼食は定番のカレーライスです。 みんなで楽しく、美味しく食べました。 昼食後は最後のお土産タイムです。 |
この後は、バスに乗り込み、日光駅へ向かいました。
修学旅行専用列車は、定刻通りに日光駅を出発し、楽しい思い出とともに二宮に向かっています。
日光修学旅行~2日目 朝
2日目が始まりました。日光も雨が降っていますが、子どもたちは朝から元気です。
協力して布団を片付けます | みんなで揃って食べます | 洋風の朝食です | 昨晩のお土産タイム |
雨がやや強めに降っていたため、出発を予定より40分ほど遅らせました。
これから、世界遺産である輪王寺と日光東照宮に向かいます。
日光修学旅行~1日目
本日、6年生は待ちに待った日光修学旅行に出発しました。駅のホームから、見送りの保護者に向かって、笑顔で元気いっぱいに手を振る姿が印象的でした。
日光までは修学旅行専用列車で。 | 車内では楽しく過ごしました。 | 日光駅に到着しました。 |
日光到着後は、バスでいろは坂を上り、湯滝、そして華厳の滝を見学しました。
バスガイドさんの話に耳を傾けながら車窓からの景色を楽しみました。 | 湯滝の圧力に圧倒されながらマイナスイオンをたっぷり浴びました✨ | 日本三大名瀑の一つ、華厳の滝。高さ97mの岸壁から一気に水が落下する壮大な滝です。 |
予定通り、17時過ぎに旅館に到着しました。
入館式では、旅館の方の話をしっかりと聞くことができました。大きなけがもなく、元気に過ごしています。
夕食のメインはすき焼きで、日光名物のゆばもありました。
ホテルが用意したお代わり用のご飯を全て食べきるほど、子供たちは食欲旺盛です!
(前代未聞のできごとです(笑))
この後も入浴、買い物と楽しい時間が続きます。
明日は、世界遺産の日光東照宮や二荒山神社を見学する予定です。
町探検
3年生の社会科「わたしたちの町」。ここでは、自分たちが住んでいる二宮町の土地の様子はどうな
っているのか、交通の様子はどうか、どんな公共施設があるのか、などについて学習します。
学校の東側(上中町・下町)を探検しに行く3年生に同行しました。この日は、駅の通路を通り、南
口の駅前交番、商店街の様子を見学し、国道や葛川の様子、二宮中学校、公園の位置などについて調べ
ました。ふだん何気なく通り過ぎているところでも、意識して見ることで初めて知ることがあります。
実際に歩いてみると、いろいろなことに気がつくものです。
「ここにこんなお店があったんだ。」「細い道がたくさんあるな。」「歩道がないところにグリーン
ベルトがある。」など、多くの気づきがありました。
ここで学んだことは、総合的な学習につながっていきます。社会科で学習した二宮町をさらに深め、
この町のすてきなところを考えていきます。
はじめてのchromebook
4月30日(火)と5月2日(木)の2日間、3年生を対象に「はじめてのchromebook教室」が開か
れました。講師は、二宮町の小中学校を担当されているICT支援員の方です。
まず初めに、持ち運びのし方や机の上の置き方についてのお話がありました。持ち運びをするときは
赤ちゃんを抱っこするように両手で優しく、机の上に置くときは端ではなく真ん中になどを教わりまし
た。その後、ログインのし方や様々なアイコン、よく使うキーについての説明を受けた後、最後に、ロ
ーマ字で文字を入力してみました。
みんな、初めて知る、初めてできることが本当にうれしそうでした。これから学習の中で使っていく
ことが楽しみになったようです。
運動会のスローガン決定
5月1日(水)、今年度初めての代表委員会が開かれました。代表委員会は、5・6年生の児童委員
と各クラスから集まった3年生以上の学級代表とで構成され、学校生活に関わる様々な議題について話
し合い、決定していく会です。
この日は、5月23日(木)に予定されている運動会のスローガンについて話し合いました。全校の子
どもたちがどんな運動会にしたいのか、どんな運動会を目指すのか、それを表しているのがスローガン
です。はじめに、あらかじめ各クラスで話し合ってきたスローガンを出し合い、その後、どのクラスの
ものが運動会のスローガンとしてふさわしいのかをみんなで考えました。様々な意見が出されました
が、最後は1つのスローガンに集約することができました。そのスローガンは、
「仲間と支え合って楽しい運動会にしよう」です。
クラスの仲間、学年の仲間、全校の仲間と支え合い、協力し合い、助け合って、楽しい運動をめざし
てほしと思います。
1年生をむかえる会
4月26日(金)に行った「1年生を迎える会」。全校の子どもたちが体育館に集まっての会は5年
ぶりとなります。コロナ禍にあった4年間は、オンライン形式で行うなど工夫をしながらこの会を継
続してきました。
この会は、全校のみんなで、入学してきた1年生を歓迎する会です。したがって、それぞれの学年
で役割があります。はじめは、6年生と1年生がしっかり手をつないでの入場です。そこには、1年
生を優しく気づかう6年生、また、やや緊張気味の1年生の姿がありました。入場のBGMは、3年
生の演奏による「春の小川」です。
そして、4年生の「はじめの言葉」で会がスタート。その後、全校の子どもたちによる校歌、2年
生から6年生による歓迎の言葉「二宮小学校へようこそ」、1年生へのプレゼント贈呈と続きました。
このプレゼントは、5年生が作成した「にのっと(二宮小学校のキャラクター)」のペンダントです。
1年生は今年1年、このペンダントを身に着けて児童会の行事に参加します。
会もいよいよクライマックスに差しかかったところで1年生からのお礼、「すいかのめいさんち」
の歌とダンス。元気な歌声とかわいらしいダンスで、会場が一気に和やかな雰囲気になりました。
その後、4年生による「終わりの言葉」の後、2年生による「チューリップ」の曲が流れる中、顔
見知りとなった6年生と手をつなぎ、1年生がうれしそうに退場していきました。
全校の子どもたちみんなで1年生を歓迎していることが伝わるとても温かな会でした。
6年生と手をつないで、仲良く入場 |
全校のみんなでの校歌。1年生も覚えたての校歌を 元気よく歌いました。 |
5年生によるプレゼント贈呈 |
1年生の「すいかのめいさんち」 会場が一気に和やかになりました。 |
学校探検
4月18日(金)、1年生が学校の中を探検しました。案内役は6年生です。
「この教室ではこんな勉強をするよ。こんな道具が置いてあるよ。」「職員室は先生がお仕事をする
ところだよ。」「図書室には本がたくさんあって楽しいところだよ。勉強で使うこともあるよ。」「保
健室はけがをしたり気持ちが悪くなったりしたら来るところだよ。保健の先生がいるよ。」など、いろ
いろな教室を優しく案内してくれました。中には、手をつないで案内をする6年生の子もいました。
入学してから初めて訪れる教室ばかりで緊張した面持ちの1年生でしたが、6年生が、優しくていね
いに、そして目の高さを合わせて紹介してくれたおかげで、だんだん緊張がほぐれていく様子が伝わっ
てきました。
6年生にとっては、1年生の立場になって考えることで、下学年への思いやり、優しさ、親切心など
が芽生えたようです。
何ともほほえましく、気持ちが温かくなる時間でした。
リコーダー講習会
4月18日(木)、リコーダー専門の講師の方に来校いただき、「リコーダー講習会」を開きました。
参加したのは、今年からリコーダーの学習を始める3年生です。
まず、講師の先生から、リコーダーを吹くときの姿勢(足のつけ方、いすに座ったときの腰の位置、
背中の伸び)や持ち方、指の位置(指の腹で穴をしっかりふさぐ)、また、息の強さや「トゥ-」と
いう吹き方など、大切なポイントをたくさん教えていただきました。
その後、教わったことを一つ一つ実践し、「ソ」と「ラ」と「シ」の音を実際に出してみました。
しっかりと音を出せた3年生のうれしそうな表情から、音楽の時間に早く演奏したい、そんな思いが
伝わってきました。
最後は、大小6種類のリコーダーを講師の方に演奏していただきました。大きさの違いや音の違い、
また、最も小さいリコーダーをいとも簡単に演奏される様子に3年生から歓声が上がりました。
音楽の時間が待ち遠しくなった3年生です。
1年生による給食当番が始まりました
1年生による給食当番が今日から本格的に始まりました。配膳台の上に並べられた大小2種類のおか
ずやご飯を、同じ量になるようによそったり、牛乳やおはし、お盆を配ったりと、やらなければならな
いことがそれはそれはたくさんあります。でも、1年生はみんなのために当番ができることがとっても
うれしいようです。おたまやしゃもじを上手に使ってきれいによそっていましたし、てきぱきと牛乳や
おはしを配っていました。
入学してまだ10日ですが、二宮小学校の生活にも少しずつではありますが慣れてきているようで
す。これからの1年生の成長が本当に楽しみです。
1年生が準備した給食です。とても上手に配膳することが できました。 |
新入生106名を迎えての入学式
4月5日(金)、小雨がぱらつくあいにくの天気でしたが、本校の151回目の入学式が無事に行わ
れ、106名の新入生を迎えることができました。式では、「友達と仲良くなるための3つの言葉、
「おはよう」「ありがとう」「ごめんなさい」を大切にしてね。」と伝えました。
「朝、友達に「おはよう」と言うと「おはよう」と返ってきます。仲良くなって気持ちのよい1日
が始まります。また、困っているときに助けてくれた友達に「ありがとう」と言ったら、友達はうれ
しい気持ちになりもっと仲良くなります。そして、友達に悪いことをしてしまったなと思ったら「ご
めんなさい」と素直に謝れば、友達は許してくれて、前よりももっともっと仲良くなりますよ。」こ
のような話をしました。これらは、1年生だけでなく、全学年の子どもたちに大切にしてほしい言葉
です。
今年は、式が終わった後、6年生が1年生に歌をプレゼントしてくれました。1曲は校歌、もう1
曲は手話をしながらの「にじ」でした。緊張しながらも一生懸命に歌っていた6年生の姿から、最高
学年としての意識の芽生えが感じられました。また、熱心に歌を聞いている1年生は、6年生の頼も
しさ、偉大さを感じているようでした。
そして3日後の4月8日(月)の朝、さっそく1年生から「おはようございます」の元気な声が聞か
れ、うれしい気持ちになったと同時に、「これからたくさんの友達をつくってほしい」と願いました。
入学式の準備 6年生の活躍
4月1日(月)、進級したての6年生が、入学式の会場となる体育館をていねいに掃いたり雑巾がけ
をしたり、整然といすを並べたりと、一生懸命に準備をしてくれました。それだけでなく、1年生の教
室や廊下、昇降口、階段なども隅々まで掃除をし、きれいに飾りつけをしてくれました。
この入学式の準備を通して、自分たちが最上級生になったこと、学校の中心となって1年生を迎える
立場になったことを感じてほしい、そして、その思いをこれからの学校生活の中で生かしてほしいとの
願いのもと、毎年行ってきました。
さあ、いよいよ明日は入学式です。6年生のおかげで、素敵な式になると思います。
お世話になった教室をきれいに。そして新年度を迎える準備を。
3月22日(金)に今年度最後となる大掃除を行いました。1年間お世話になった校舎の隅から隅ま
でを掃除します。窓ガラスや窓のさん、棚の上や壁、廊下の流し、靴箱の中など。子どもたちは、今
年度最後ということもあり、夢中になって掃除をしていました。
この日は、保護者の方や学校運営協議会の方、ボランティアの方にもお手伝いいただき、子どもた
ちだけでは手の届かないところを中心にきれいにしていただきました。
お手伝いいただいた皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。
そして翌週の3月25日(月)に、子どもたちが使う机やいすを来年度の教室へ移動しました。教室
の配置が変わるのに伴い、その教室で生活する子どもの数も変わるので大変な作業です。机やいすを
持って廊下を何往復もし、慎重に階段を上り下りするなど、最上級生を目前に控えた5年生が大活躍
してくれました。
新しい年度を迎える準備が整いつつあります。
第150回卒業式
3月19日(火)、節目となる第150回の卒業式が行われ、114名の卒業生が本校から巣立っていきま
した。コロナ禍を経て、登下校の見守りや校内の環境整備、また学習支援など、日頃からお世話になっ
ている地域の方々にも来賓として5年ぶりに出席いただきました。
緊張し、真剣な表情で卒業証書を受け取る6年生から、小学校での学びをすべて修了したという充実
感が、そして、それぞれの思いを込めて一生懸命に歌った『旅立ちの日に』から、これからの自分に思
いを巡らせている様子が伝わってきました。
式の最後は、5年生によるリコーダー『空より高く』の素敵な音楽と、保護者、来賓、教職員の大き
な拍手に包まれ、堂々とした姿で会場を後にしていきました。
卒業生の皆さんに多くの幸せが訪れることを願っています。そして、6年間の生活の中で見せてくれ
た皆さんの素敵なところ、一生懸命さ、誠実さ、優しさ、穏やかさを大切にし、人と共に歩んでいって
ください。
6年生による奉仕活動
3月15日(金)、卒業を控えた6年生が、思い出のいっぱいつまった校舎の中をきれいにしてくれ
ました。昇降口や靴箱、廊下や階段、窓のさん、流しなど、普段の掃除ではなかなか手の行き届かな
いところを中心に、それはそれは丁寧に、掃いたり、ふいたり、磨いたり、こすったりして、ごみや
ちりや汚れを取り除いてくれました。
一生懸命に取り組んでくれた6年生に、どのような思いで奉仕活動をしたのか聞いてみると、
・6年間通った学校だからきれいにしたい。
・学校を掃除するのも最後の最後だから集中してきれいにしたい。
・清潔だと下級生が使いやすいから、下級生が喜ぶからきれいにしたい。
・二宮小学校をよくしたい。
などの答えが返ってきました。
学校のことを思い、下級生に思いを巡らす優しい6年生。これまでの6年間をふり返りながらこの
活動をしていたのではないでしょうか。
6年生の皆さん。隅々までとてもきれいになりました。気持ちよく生活ができます。
ありがとうございました。
卒業式に向けて
3月6日(水)。6年間の最後の学びの場である卒業式まで2週間を切りました。式の練習も今日から
始まり、6年生にとっては小学校生活を締めくくる大変重みのある時期となりました。
練習に臨む6年生の表情から、緊張していながらもどことなく充実している様子、そして6年間の集
大成を迎える決意、最後の学びに向かう意気込みが伝わってきました。
在校生から卒業をお祝いする飾りも完成し、式の会場も整ってきました。毎年のことではあります
が、3月を迎えると、一日一日が大変貴重なものであることに気づかされます。
ありがとう6年生
3月1日に、全校児童が参加しての「ありがとう6年生集会」がオンラインにて行われました。こ
の会は、これまで学校生活をリードしてくれた6年生、学校生活の様々な場面でお世話になった6年
生に、在校生みんなで感謝の気持ちを伝える会です。在校生を代表して5年生が中心となり、会に向
けての準備や当日の運営・進行を行いました。
では、学年ごとに6年生に贈られたメッセージを紹介します。
まずはじめは3年生。「かっこいい!6年生!!」をテーマに、登校班のとき、たてわり交流班のと
き、休み時間や遊んでいるときにお世話になった様子、励ましてくれた様子、親切にしてくれた様子
を寸劇で紹介しました。
次に1年生。「いけ!いけ!ピッカピカ」のダンスとともに、「にのプロでいっしょにあそんでく
れてありがとう」「とうこうはんでみまもってくれてありがとう」「そうじをてつだってくれてあり
がとう」と感謝の気持ちを伝えました。
そして4年生。「さすがだ6年生SP」と題して、登校班やにのプロの集会でお世話になったことを
クイズを通して紹介した後、校内音楽会で演奏した「マツケンサンバ」をみんなで踊り6年生にエール
を送りました。
2年生は、委員会、運動会、にの小チャンピオン、登校班、音楽会、そうじ、勉強など、いろいろな
場面での6年生への感謝や6年生のすごさを紹介しました。最後に、2月の月の歌「ありがとうの花」
をみんなで歌って感謝の気持ちを伝えました。
在校生の最後は5年生。「これまでたくさんのことを6年生に教わりました。今度はわたしたちが学
校をまとめていきます。」の言葉の後、6年生にお世話になった様々な場面を思い起こし、感謝の言葉
を伝えながら、思い出の「ソーラン節」をみんなで踊りました。
最後の最後は6年生から。6年間の思い出が語られた後、グループごとの合奏、お笑い、寸劇、ダン
スで在校生へのお礼を伝えました。そして最後に、励ましのメッセージが送られました。
〇1年生へ:新しく入学する1年生となかよくして学校生活を楽しくしてください。
〇2年生へ:生活科が理科や社会になります。これからも勉強をがんばってください。
〇3年生へ:クラブ活動が始まり高学年への仲間入りとなります。がんばってください。
〇4年生へ:委員会が始まります。1年間責任をもって取り組める委員会に入ってください。
〇5年生へ:最高学年です。低学年の見本となるよう、責任をもって二宮小を支えていってください。
そして、会の最後には在校生を代表して5年生から感謝の思いを伝えるメッセージカードが6年生
に贈られました。
この「ありがとう6年生集会」を通して、在校生にバトンを渡して卒業へと気持ちを高める6年生、
また、6年生に感謝の気持ちを伝えることによって進級を意識する在校生の姿が見られました。その姿
から、この会には、それはそれは大きな意義があることを改めて感じさせられました。
小・小なかよしプロジェクト
2月27日(火)と28日(水)の2日間にかけて、二宮小学校の3年生と山西小学校の3年生がオン
ラインでつながり、総合的な学習の時間の中で調べたこと、発見したこと、考えたことなどお互いに
伝え合いました。
この「小・小なかよしプロジェクト」は、二宮町の小学生が同学年同士で交流することにより、同
じ「にのみや学園」の仲間としての連携を深めること、また、いずれ入学する中学校への接続を滑ら
かにすることが目的です。
山西小学校の3年生からは、「二宮町の良さを発見し隊」のテーマのもと、二宮町の良さについて、
自然、施設、お店、教育の面から調べ、発見したこと、考えたことの発表がありました。また、二宮
小学校の3年生は、二宮小の昔の校舎や昔の教室、遊具、いちょうの木やくすのき、二宮金次郎像な
ど、創立150周年に迫る学習で改めて知った二宮小学校の良さや伝統、魅力を伝えました。
今回は山西小学校との交流だったので入学予定の中学校は異なりますが、「にのみや学園の小学生」
としての意識の高まりや、同じ3年生の学びを知ることによる新たな発見、新たな気づきにつながっ
たことと思います。
山西小学校の3年生が発見した二宮町 の良さについての発表を聞きました。 |
それぞれのグループの発表がお わったら感想を入力します。 |
オンラインでつながった山西 小学校の3年生に二宮小学校 の良さを伝えました。 |
2月の図書室
今年の2月。初夏のような陽気の日もあれば、真冬に逆戻りしたような日もあり、寒暖差の激しい日々でした。し
かし、季節は確実に春に向かっています。今、二宮小学校の図書室の太い柱には、大きな桜の木と「卒業おめでと
う」の文字が。まもなく3月。二宮小学校も卒業の季節を迎えます。今月も図書ボランティアの方々がすてきな飾り
付けをしてくださいました。
もう一つ、新しい本棚が完成しました。このピンク色の扉を開けると中に何が入っているでしょうか。今月の「二
宮小学校 図書館だより」でも紹介されていますよ。
また新しい魅力が図書室にできました。皆さんの目で確かめてみてください。
にのみや学園プロジェクト 「小中学校児童生徒交流会」
2月21日(水)、今年度最後となる3回目の「小中学校児童生徒交流会」が二宮中学校で行われま
した。今回の交流会は、6年生による部活動の体験です。1回目の交流会では、中学生が部活動の練
習に懸命に取り組む、集中して作業を進める様子を見学しましたが、今回は中学生と一緒に練習をし
たり、楽器の音を出したり、作品を制作したりしました。
始めから終わりまで1つの部活動に絞って体験する子もいましたし、短時間であってもいろいろな
部活動を体験したいと考えている子もいました。しかし、どの部活動でも、体の動かし方や用具の使
い方、音の出し方やデッサンのし方などを中学生にていねいに教えてもらいながら楽しそうに取り組
む6年生の姿を見ることができました。
6年生にとって、ひと月半後には中学生になる時期となりました。9月、10月、2月の3回の交流
会を通して、授業や部活動へのイメージをもち、中学校への期待をふくらませながら入学式を迎える
ことを望んでいます。
春をさがそう
2月14日(水)、1年生は生活の学習で春を探しに吾妻山に行きました。晴れた空、そして2月とは
思えない暖かい日差しの中、がんばって山の階段をのぼりました。観光で来られていた方々にも元気に
あいさつするなど、山に登って春を探すことを心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
吾妻山で見つけた春は、菜の花(花びらの細かさややわらかさに気づいた子、においを感じた子もい
ました)、梅の花、てんとう虫、はちなどです。また、山で遊んだ時に感じた春もありました。それ
は、芝生のやわらかさや空気のあたたかさでした。
立春を過ぎ、春一番も吹き、季節はずれの暖かさが続いている2月です。1年生はこれからあちらこ
ちらで春を探し、その訪れを感じることでしょう。
春の始まり
2月6日(火)の朝会で、春の始まりについて話をしました。「2月3日の節分、そして2月4日の
立春を過ぎ(節分と立春の意味も子どもたちに伝えました)、これから本格的な春に向けて季節が進ん
でいきます。まだ寒い日が続き、本当に春が始まっているのかと思うかもしれませんが、実は、二宮小
学校にも春の始まりを感じさせるものがいくつかあるんですよ。」
現在、二宮小学校で春の始まりを感じさせるものは、菜の花、サクラソウの花、ふくらんできたモク
レンのつぼみ、芽を出したばかりのチューリップです。
これから春が進んでいくにしたがって、校内のさまざまなところで春の訪れを感じさせるもの(花、
葉、風、鳥の声、虫などなど)に出会うでしょう。
季節の変化を感じるやわらかい心、大切にしたいですね。
にの小チャンピオン
今年度2回目となる二宮小学校伝統の「にの小チャンピオン」が、1月から2月にかけて行われまし
た。前回(10月~11月)は、クラス対抗のドッジボール大会でしたが、今回は、3・4年ペアの部、
2・5年ペアの部、1・6年ペアの部の3部に分かれてのリレーです。前回と同様に今回も、体育委員
会の子どもたちが中心となって企画・運営をし、当日の進行、審判、記録、表彰も担いました。
毎回のことですが、この「にの小チャンピオン」が近づいてくると、学級で練習する風景が見られ、
みんなで運動をするきっかけとなっています。当日は、応援も含め大変な盛り上がりを見せました。ど
の子も次の走者に少しでも早くバトンを渡そうと全力をふりしぼっていました。中には、前の走者に声
や身ぶりで自分の位置を懸命に知らせている子もいました。そして今回は、異学年ペアでのリレーだっ
たため、お互いに応援する姿、励ます姿、手助けする姿、声をかける姿があちらこちらで見られまし
た。
リレーなので勝ち負けの結果が出ます。しかし、それ以上に、運動に親しむきっかけとなっているこ
と、異学年のペアがお互いに交流を深め、協力して一つのこと取り組む場となっていること、そのこと
に価値があると改めて感じさせられました。
芸術鑑賞会
1月29日(月)、1年生から3年生を対象に、芸術鑑賞会を開催しました。今回は、二宮演奏家協会
から6名の方に来ていただき、ピアノと歌の鑑賞を行いました。
間近で聞くピアノ演奏のきれいな音や、美しい、そして迫力のある歌声に子どもたちの心はすっかり
引き込まれていました。曲目も「雪」「星に願いを」「ドレミの歌」「エリーゼのために」などなじみ
のあるものばかりで、子どもたちは、楽しそうな、うれしそうな表情で聞いていました。
最後の2曲は、「さんぽ」と「二宮小学校校歌」。子どもたちも二宮演奏家協会の皆さんと一緒に歌
いました。心が躍っていたためか、楽しい気持ちになっていたためか、いつもより大きな声で歌ってい
るように感じられました。
子どもたちの感想からも、美しいピアノの音色や体育館中に響き渡るような迫力のある歌声が印象に
残ったことがわかりました。
にのっこウォークラリー
1月26日(金)、児童委員会の子どもたちが中心となって企画・運営した「にのっこウォークラリ
ー」が行われました。この活動は、1年生から6年生までの交流班(1班13人~14人)の仲間が一つ
になって、それぞれのポイントに用意さたゲームやクイズに挑戦するものです。活動を通して、学校
生活の中でお互いに協力する態度を育てること、また、いろいろな年齢の仲間をまとめていくリーダ
ー性を育てることを主なねらいとしています。
最初のプログラムは児童委員会による開会式。みんなで決めたこのウォークラリーのスローガン
「笑顔さき 絆深める 二宮小」が発表されました。
その後、全48班が一斉にスタートしました。校舎や体育館に用意されたポイントは全部で17。これ
らをみんなで協力しながら回ります。それぞれのポイントでは、リーダーの6年生が仲間を気づかう、
上級生が下級生に励ましの言葉をかける、心配そうな様子で見つめる、また下級生が上級生を頼りに
する、そのような姿が見られました。
そして最後のプログラムの閉会式では、児童委員会の委員長より、このウォークラリーのスローガ
ンをふり返って感じられたことが伝えられました。
この活動の中で見られた姿が、日常生活のあちらこちらで見られるようになることを願っています。
だるまさんがころんだ | 風船バレー |
にの小クイズ |
表と裏(表になったくつは いくつかな?) |
このピクトグラムは? |
いのちの授業
1月22日(月)、助産師の方を講師としてお招きし、6年生を対象にした「いのちの授業」を行い
ました。
まず始めに、自分自身にとって一番大切なものは何か、そのことについて考えました。その後、い
のちは1mmにも満たない受精卵から始まること(一人ひとりに配られた付箋紙にかすかに穴が開い
ていました。その大きさが受精卵の大きさでした。)、子宮の中でだんだん成長して大きくなってい
くこと、さらに、実際に聞いてわかった胎児の心音の速さ、人形を抱いて実感した平均的な新生児の
重さ、それらを知ることを通して、自分自身のいのち、自分自身のこれまでの成長について考えまし
た。
授業の最後に助産師の方から伝えられた大切なこと、それは次の5つでした。
・みなさんがここまで成長してきたのは、みなさん自身にたくましく生きる力があったからです。
・みなさんは、世界でたった一つの大切な宝物、かけがえのない大切な存在なのです。
・みなさんがいのちを大切にするということは、あるがままの自分を大切にすること、そのことによ
り他の人も大切にすることにつながります。
・みなさんの誕生日はいのちがけで生まれてきた日、つまりいのちの記念日なのです。
・みなさんは生きているだけで100点満点です。どんなにがんばっても結果が出ないことがあるか
もしれませんが、そのままの自分で大丈夫です。生きていることに価値があるのです。
箏・尺八教室
1月25日(木)、6年生を対象に、箏・尺八教室を行いました。この教室は、音楽の学習「日本の楽
器の音色を味わってきこう」の中で開かれたものです。
当日は、箏、尺八それぞれの先生に来校していただき、楽器の材料や歴史、演奏のし方などのお話を
伺った後、生の演奏を聴きました。これまでほとんど聴いたことのない楽器の音に、静かに真剣に耳を
傾ける6年生の姿がありました。また、実際に楽器にふれることを通して、楽器への理解も深まり、演
奏の難しさを知ったようです。これも地域の方にご協力ただいている学習の一つです。
お礼の会
1月23日(火)に「お礼の会」を開きました。日頃から登下校の見守りや学習の支援、また校内の
環境整備等でお世話になっている地域の方々にご参加いただきました。
まず、児童委員会の子どもたちが先導し、参加された方々を拍手でお迎えしました。その後、2年
生によるはじめの言葉、6年生によるお礼の言葉と続き、参加された代表の方から次のようなあいさ
つをいただきました。
「私たちは、みなさんが学校で安心して生活できるように、楽しく過ごせるように、登下校の見守
りやお話会をしたり、図書室を整えたり、花を生けたりしています。そして、皆さんが成長していく
ことが楽しみで、その姿を見ることによって元気をもらっています。」
その後、参加された方と全校児童とで校歌を歌った後、3年生による終わりの言葉で会を閉じまし
た。
最後、退場される皆さんお一人お一人にメッセージカードを手渡しました。このメッセージカード
は、色を塗ったり、メッセージを書いたり、貼り合わせて整えたりと、全学年の子どもたちが力を合
わせて作り上げたものです。
地域の皆さま、いつも二宮小学校の子どもたちのためにお力添えをいただき、ありがとうございま
す。
小学校体育巡回授業 by ベルマーレフットアカデミー
1月19日(金)、ベルマーレフットアカデミーから3名のコーチに来ていただき、6年生を対象に
「小学校体育巡回授業」が行われました。「たのしめてるか。」それが今回の授業のテーマです。苦
手なものでも、いやいややるよりたのしくやったほうがいい、どうせやるならたのしんでやった方が
いい、それを大切にしたいということです。
まずは、ボールを楽しく扱う運動からスタート。その後は、コート内を自由にドリブルしたり、2
人組や3人組でたてに並んでドリブルしたりと体の近くでボールを扱う練習です。そして最後はミニ
ゲーム。コーチが言った数の子どもたちがコート内に入ります。この数が次々と変わるのでテンポが
あり、どんどんゲームが展開していきました。
コーチからは、仲間のことを気にかけながらボールを扱うこと、シュートを決めたらうれしい気持
ちになるが、ゴールを守っている仲間もいることを忘れてはいけない、今日の授業はいろいろな人た
ちのサポートがあって成り立っていることを覚えておいてほしい、そのようなお話がありました。
運動すること、サッカーをすることを「たのしめた」、あっという間の45分でした。
携帯電話教室
1月17日(水)、5年生・6年生を対象に携帯電話教室を行いました。ほとんどの子どもたちがこ
れから持つであろうスマートフォンや携帯電話の安全な使い方を学び、情報モラルについて考えるこ
とを目的にこの教室を開催しました。
講師を、星槎国際高校湘南学習センターの高校生9名と神奈川県警察本部及び大磯警察署の4名の
方にお願いしました。
星槎国際高校の生徒さんからは、主に次のことを教えていただきました。
〇身につけてほしい4つの力について
①考える力 ②がまんする力 ③思いやる力 ④悲しませない力
〇SNS等でのすれ違い(表現の違い)から発展するいじめもあること。そして、文字だけでは表情
や感情は見えないこと。
〇誹謗中傷は人を傷つけてしまうこと。そして、誰でも加害者や被害者になりうること。
〇おうちの人とルールを必ず作ること。特に課金については十分に気を付けなければならないこと。
また、神奈川県警察の方からは、次のようなお話がありました。
〇星槎国際高校の生徒さんが教えてくれた「4つの力」は必ず身につけてほしい。
〇インターネットは使うととても便利なものだが、使い方には十分に気をつけてほしい。
〇大人の人とルールづくりをしっかり行ってほしい。
将来にわたってスマートフォンや携帯電話を安全に使っていくためにはどのようなことに気を付け
たらよいのか、電話の向こうにいる相手に思いを寄せながらどのように自分の考えを伝えたらよいの
か、どのようなメッセージを送ったらよいのかなど、とても大切なことを学ぶことができました。
大谷翔平選手からのグローブ
本校にも大谷翔平選手からのグローブが届き、3学期の始業式で全校児童に紹介しました。子どもた
ちは昨年のうちから「いつ届くのかな。」「本当に届くのかな。」「近くで見たい。」「さわってみた
い。」など、グローブが届くことを楽しみにしていました。
本物のグローブが登場したときには、子どもたちから感動するような、驚きのような声があがり、あ
こがれのものを見るようなまなざしで見つめていました。
また、大谷選手からの手紙も添えられていたので、そちらも紹介しました。学校にあてた手紙なので
やや難しい表現のところもありましたが、一生懸命に聞いていました。
現在、クラスごとに、グローブを間近で見たり、実際にふれたりしています。
その後は・・・。みんなで考えます。
書き初め
新年の決意新たに書き初めの学習が始まりました。そもそも書き初めとは、年が明けてから初めて毛
筆で文字をしたためることで、1年間の目標や抱負を書き、行動を新たにするという意味があります。
子どもたちは、一文字一文字ていねいに、心を込めて書いていきます。
たあくなか級は自分で考えた言葉を、1年生は「お正月に、おぞうにをたべました。からだがぽかぽ
かしました。」、2年生は「きれいなはつ日の出を見ました。新しい年がはじまります。」、3年生は
「友だち」、4年生は「明るい心」、5年生は「希望」、6年生は「進む勇気」「将来の夢」を書きま
す。
新年に静まり返った教室で真っ白な紙に自分と向き合いながら真剣に文字を書く。とても大切な学習
です。
新年を迎える準備
今年も「湘南竹の会」の皆さまから門松をいただき、正面玄関に飾りました。
この門松を飾ると、いよいよ1年が終わり、新しい年を迎える実感がわいてきます。これも、地域の
方々にご支援・ご協力をいただいているからこそできることです。
令和5年もあと4日となりました。来年はどんな1年になるのでしょうか。
「湘南竹の会」の皆さま、すてきな門松をありがとうございました。
大掃除
今月の21日(木)に、全校で大掃除を行いました。窓ガラスや窓のさん、清掃用具箱の中、廊下の流
しなど、普段の掃除ではなかなか手の届かないところまでていねいに掃除しました。子どもたちは、日
ごろ行っている以上に張り切って掃除をしていました。2学期が終わりを迎える、そして新しい年を迎
える、そんな気持ちが心の中にあったのだと思います。
この日は、保護者の方や学校運営協議会の方、ボランティアの方にもお手伝いいただき、すみずみま
できれいにすることができました。
お手伝いいただいた皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。
学校保健委員会
今月の14日(木)、5年生・6年生を対象に、「食と健康」というテーマで学校保健委員会を開催し
ました。また、講師を二宮町学校給食センターの栄養技師の方にお願いしました。
まず、5年生・6年生の保健委員会の子どもたちが、「朝食の大切さ」「栄養バランス」「きらいな
食べ物・苦手な食べ物」「食品ロス」の4つの視点から調べたこと、考えたことを発表しました。
・朝食は眠っている脳や体を活性化させる働きがあること
・栄養バランスのよい食生活は、体や精神の働きを整え、病気を予防する効果があること
・きらいな食べ物や苦手な食べ物を食べるために、味付けや料理のし方など様々な工夫が考えられるこ
と
・食品ロスを減らすために、残さず食べること、冷蔵庫の中をチェックすること、間食を控えることな
ど、私たちにできる努力はたくさんあること
その後、これら4つの視点について栄養技師の方から詳しく解説をしていただきました。特に、五大
栄養素とそれぞれの働きについて、また、その働きの一つ「体の調子を整える」とは具体的にどういう
ことかについて時間をとって話をしていただきました。
参加した子どもたちは、食生活と健康の関わりについて知ってはいたものの、具体的にどう結びつい
ているのかが理解できたようです。また、これから成長していく自分自身の体と食事の取り方について
考えるきっかけになったことと思います。
図書ボランティアの方々による工作会
12月8日(金)の昼休みに、図書ボランティアの方々による工作会が開かれました。今回子どもたちが挑
戦した工作は「紙皿アーチェリー」です。まず、作り方をボランティアの方々にていねいに教えていた
だきました。6年生の図書委員会の子どもたちも、下級生のお手伝いをしてくれました。
完成したらいよいよ紙でできた矢を飛ばします。どの子も時間を忘れて何度も何度も的に向かって矢
を放っていました。満足そうな顔、顔、顔です。
ボランティアの方々が用意してくださった材料がなくなってしまうほどの盛況ぶりでした。
既成のものではなく、手作りのもので遊ぶことのおもしろさ、わくわく感を改めて感じることができ
ました。
「昔遊び名人会」の方々に教えていただきました
1年生は、「むかしからつたわるあそびをたのしもう」の学習を生活科の中で行っています。12月8
日(金)に「昔遊び名人会」の18名の方にご来校いただき、昔から伝わる様々な遊びについて教えていた
だきました。
教えていただいた遊びは、「けん玉」「おはじき」「おりがみ」「わりばしでっぽう」「こま」「か
みとんぼ」「おてだま」「あやとり」の8つです。
名人会の方から遊び方のこつや作品の作り方、遊ぶ時のルールなどを教えていただいた後、自分たち
で挑戦しました。
なかなかこつがつかめず難しい遊びもあったようですが、子どもたちは何度も何度も挑戦していまし
た。その中で、けん玉ができた、こまが回せた、かみとんぼを飛ばせた子どもたちは、満面の笑みをう
かべていました。たとえ最後までできなくても、何回もチャレンジする子どもたちの姿は輝いていまし
た。
1年生の子どもたちは、体を使って遊ぶことのおもしろさ、手作りの遊びのおもしろさ、友達と一緒
に遊ぶことのおもしろさを感じたことと思います。
「昔遊び名人会」の方々、1年生のために昔遊びのすばらしさ、おもしろさを教えてくださり、あり
がとうございました。
二宮中学校の生徒さんによるステンドグラス
二宮中学校の生徒の皆さんが文化祭に出展するために制作したステンドグラスをお借りし、廊下に飾
りました。
今年度スタートした施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」。その取り組みの一つである小中学
校児童生徒交流会にて、6年生は、中学生がクラスごとに協力してステンドグラスを制作している姿や
制作途中の作品を実際に見てきました。その際に抱いた感想は、「ステンドグラスでは複雑なこともで
きていて、自分が中学生になったらやってみたいと思いました。」、「みなさん一生懸命に文化祭の準
備に取り組んでいて、小学校よりも大変そうでした。」、「クラスとしての団結力が強く圧倒されまし
た。」などです。実際に中学生の姿を目の当たりにしたことで芽生えた将来に対する自分の思い、改め
て分かった中学生の偉大さ、間近で感じたクラスの雰囲気。6年生にとっては、心に深く刻まれる交流
会だったようです。
制作途中だったステンドグラスの完成形を目にした6年生も、初めて見る1年生から5年生までの子
どもたちも、中学生の細かく手の込んだ数々の作品を目にし、圧倒されたことでしょう。
いよいよ12月
カレンダーも残り1枚。2023年も4週間を残すのみとなりました。
子どもたちは、2学期の生活や学習をふり返り、どのような姿で終業式を迎えるのか、また、年が明け
た3学期にどのような姿になりたいのかについて考えているところです。この節目の時期に自分をふり返る
ことはたいへん大きな意味があります。ふり返ること、「こんな自分になりたい」と思い描くこと、そし
て努力することで大きく成長します。
今月の1日1日を大切に過ごしてほしいと思います。
クリスマスはもうすぐです。 「花の和」の方がすてきに飾ってくださいました。 |
こちらも「花の和」の方の作品です。 ほっとする空間を作り出していただいています。 |
本校職員もすてきな飾りで癒しの空間を作ってくれました。
図書室の前に恒例のサンタが今年もお目見えしました。トナカイもいます。これらは、本校の図書ボランティアの方々によ
る作品です。そして、図書室に入ると大きなツリーが。12月も図書室を魅力的な空間にしてくださっています。子どもたちも
図書室に行くことが楽しみのようです。
カイヅカイブキ(職員室前の木)の剪定
12月2日(土)、学校運営協議会の「環境整備部会」の方々を中心に、また、ボランティアの方にもお
手伝いいただき、総勢6名でカイヅカイブキの剪定を行いました。3年前から剪定を行っていなかったた
め、枝が伸びきっていたり、形が整っていなかったりしていましたが、木の形が整えられ、職員室内にも
日光が届くようになり、室内も明るくなりました。
これまでも、「環境整備部会」の方々が、校内の畑を耕してくださったり、雑草をぬいてくださったり
したおかげで、整った環境のもと、理科や総合的な学習を進めることができました。
剪定に参加された皆さま、きれいな環境をつくってくださり、ありがとうございました。
Before | After |
二宮小学校150年の歩み
11月28日の朝会で「二宮小学校150年の歩み」について子どもたちにオンラインにて話をしました。
できれば、創立150周年を迎える11月20日の開校記念日に、子どもたちの顔を見ながら話をしたかった
のですが、感染症拡大防止のため、1週間遅らせて、28日に行いました。
その内容を簡単にご紹介します。
「1873年、今から150年前、知足寺の本堂を校舎とし、「思文館分校」という名前で二宮小学校は誕
生しました。その後、1878年に今の場所に学校が移りました。したがって、145年もの長い間、ずっと
同じ場所に二宮小学校は存在していることになります。
1895年、この年は、二宮小学校にとって大きな出来事がたくさんありました。まず、学校の名前が
「尋常吾妻小学校」になったこと、次に、初代の校長先生が着任されたこと、3つめは、開校記念日が
11月20日に定められたこと、4つめは、校庭にくすのきの苗が植えられたことです。
1914年、校庭にいちょうの木が6本並んで植えられました。そのうちの1本だけが校庭の真ん中に今
も残っているのです。
1947年、学校の名前が現在の「二宮町立二宮小学校」になりました。その後、1951年にみなさんが
大切に歌っている校歌が作られました。
1970年、今の校舎を建てる工事が始まりました。その3年後の1973年、学校ができてから100周年を
迎えました。
そして、今年、二宮小学校は創立150周年を迎えたのです。」
長い長い150年の歴史を語ることは簡単ではありませんが、現在の二宮小学校につながる大切な出来
事を中心に、そして、二宮小学校の児童として誇りをもってほしいという願いのもと話をしました。
今年145歳となるクスノキ | 今年109歳となるイチョウ | 2階建ての旧校舎 |
建設中の現在の校舎 | 創立150周年航空写真 | 創立150周年のロゴマーク |
図書委員(6年生)による絵本の読み聞かせ
二宮小学校では毎年11月を「読書月間」としています。その中で、図書委員会の子どもたちや学校図
書館指導員の方、また図書ボランティアの方々による様々な企画が用意されています。例えば、「先生
によるおすすめ本の紹介」、「図書委員の子どもたちが描いたポスターの掲示」、「図書室に置いてほ
しい本のリクエスト」、「絵本の読み聞かせ」、「工作会」などです。
その中でも今回は、「絵本の読み聞かせ」について紹介します。
11月17日(金)の朝の時間に6年生が1年生の各クラスに出向いて読み聞かせをしました。はじめは
緊張した面もちの6年生でしたが、読み進めていくうちに徐々に緊張もほぐれ、物語の様子が目に浮か
ぶように上手に読んでいました。1年生も、うれしそうに6年生が読んでくれるお話を聞いていまし
た。
6年生は、文字がそれほど多くなく、ほんわかするような感じの絵本を選んだり、よく聞こえるよう
に大きな声ではきはきと読んだり、また、ゆっくり読んだりすることを心がけたようです。読み聞かせ
が終わった6年生からは、うれしそうな表情、そして達成感がうかがえました。
開校記念日(11月20日)
11月20日は二宮小学校の開校記念日です。
なぜこの日が開校記念日に定められたのでしょうか。
それは今から128年前にさかのぼります。時は1895年(明治28年)。この年は本校にとってたいへん
大きな出来事が重なりました。
まず、開校記念日につながる出来事を2つ紹介します。1つは、学校の名前が「尋常吾妻小学校」に
なったこと、そしてもう1つは、8月に新しい校舎が完成したことです。本来でしたら新しい校舎が完
成した8月に式典を行うのですが、この年は暑さが厳しかったため、11月20日に、校舎が完成した記念
と新しい学校の名前(尋常吾妻小学校)の紹介も含めて式典を行いました。それ以来、この11月20日が
開校記念日となったのです。
その他にも大きな出来事がありました。1つは、10月4日に初代校長の金子梅吉先生が着任されたこ
と、もう1つは、現在も高くそびえているくすのきの苗木が校庭に植えられたことです。
今年度、創立150周年を迎えましたが、遠い過去から現在まで、二宮小学校の歴史は途切れることな
く続いていることを改めて実感させられます。
1年生が150歳を迎えた二宮小学校に 手紙を書きました。 |
「150歳のお誕生日おめで とう」の手紙です。 |
今年128歳を迎えたくすのき |
ようこそ!二宮小学校へ
1年生の生活の学習「ようこそ!二宮小学校へ」。これは、来年度入学予定の幼稚園・保育園の園児
さんと1年生との交流会です。コロナ禍の年を除き毎年行ってきました。今年は、11月9日(木)と13日
(月)の2日間で行われました。
まず、1年生によるはじめの言葉、「みなさん、きょうは元気に楽しくすごしましょう。」の後に、
グループで一人ひとり自己紹介をしました。その後、5年生もグループに加わり一緒にゲームを楽しみ
ました。5年生は、来年度6年生の立場で1年生を迎えることになります。5年生の参加は、この交流
会を通して6年生を意識するきっかけにしてほしいとの願いからです。
その後は1年生による校舎案内です。入学してから上級生にお世話になることが多かった1年生です
が、この日は年下の子をリードします。はじめは緊張した面もちの1年生でしたが、慣れるにしたがっ
てその緊張がほぐれ、楽しそうに、わかりやすい案内をしてくれました。
会の最後は1年生によるおわりの言葉です。「みなさんが1年生になったらまた会いましょう。まっ
てるよ。」の言葉が園児さんにおくられました。
入学してから7か月。この「ようこそ!二宮小学校へ」を通して、自分たちが大きくなっていること
を感じることができたらうれしいですね。
校内音楽会
11月1日(水)、全校児童が一堂に会しての校内音楽会が開かれました。コロナ禍の際は、ブロック
別に行ったり、動画配信の形をとったりと工夫しながら伝統ある音楽会を継続してきました。今回のよ
うに、全校児童がそろっての音楽会は実に4年ぶりとなります。したがって、1年生はもちろんです
が、4年生までの子どもたちは、入学してから初めて全校児童の前で演奏したということになります。
当日のプログラムは、児童による「はじめの言葉」、全校合唱「ビリーヴ」の後、各学年の演奏とな
りました。今年のテーマである「息を合わせて心に残る音楽会にしよう」のように、各学年とも息の合
った、そして、その学年の子どもたちの良さが存分に表れた音楽会でした。会の最後は児童による「お
わりの言葉」。特に6年生にとっては小学校6年間の中で最後の音楽会だったことが語られました。
子どもたちは、この音楽会を通してどのようなことを学んだのでしょうか。また、どのようなことを
感じたのでしょうか。練習したことが実を結んだ達成感、歌を精いっぱい歌い、楽器を一生懸命に演奏
した満足感、友達と一緒に歌ったり、演奏したりすることの良さ、他学年の演奏を聞くことの楽しさ、
上学年の演奏を聴いてこれからの目標を見出したことなど、様々だと思います。
子どもたちに願っていることは、この音楽会を通して学んだこと、感じたことをこれからも大切にし
てほしい、そして、時おり思い起こして生活の中で生かしてほしいということです。
二小チャンピオン
二宮小学校伝統の「二小チャンピオン」(クラス対抗ドッジボール大会)が10月から11月にかけて行
われました。これは、体育委員会の子どもたちが中心となって企画・運営する大会です。大会が行われ
た日は、応援も含め大変な盛り上がりを見せました。この大会が近づくと、休み時間にクラスごとに練
習する風景が見られます。クラスみんなで運動をするきっかけにもなっています。
二小チャンピオンは、低学年の部、中学年の部、高学年の部に分かれて行われ、進行、審判、記録等
はすべて体育委員会の子どもたちが担います。
大会では、低学年、中学年、高学年とも白熱したゲームが繰り広げられました。ゲームなので勝負の
結果は出ますが、それ以上に、運動に親しむきっかけ、そしてクラスがまとまって一つのこと取り組む
場となっていることに価値があると考えています。
にのみや学園プロジェクト 小中児童生徒交流会
10月27日(金)に2回目の「小中児童生徒交流会」が二宮中学校にて行われました。今回は、中学3
年生が「Keep on 二宮(キーポン二宮)」というテーマのもと総合的な学習の時間において取り組んだ
ことを発表する、その授業を参観しました。
6年生が中学校の実際の授業を参観し、その内容を感じ取ったり、中学校の授業への見通しを持った
り、また発表内容を一緒に考えたりと、5か月後に入学する中学校へのイメージをふくらませることが
できたのではないでしょうか。
発表を聞いている6年生は、注意深く耳を傾けたり、熱心にメモと取ったり、また発表中の中学生か
らの問いかけに答えたりと、「参観」ではなく、一緒に「参加」している感覚だったと思います。
「くじらぐも」がお目見え
現在、1年生は国語で「くじらぐも」の学習をしています。
「天までとどけ、一、二、三。」のかけ声とともに、1年生と先生が大きなくじらぐもに乗るお話で
す。なんと、二宮小学校の1年生と先生も、お話と同じように大きなくじらぐもに乗りました。
さあ、このくじらぐもに乗って、うみのほうへ、むらのほうへ、まちのほうへ。1年生のみんなは、
くもの上からどんな景色を眺めているのでしょうか。そして、どんなことを考えているのでしょうか。
おもちゃランドが開催されました!
20日(金)の3時間目、2年生が生活科の学習で準備してきた「おもちゃランド」に1年生が招待されました。2年生は、1年生に楽しんでもらおうと様々な工夫を凝らして準備を進めてきました。
2年生は1年生に楽しんでもらおうと会場準備にも気合が入ります。
教室が明るい雰囲気になるように、教室の飾りつけに気合が入ります。 |
1年生をきれいな環境で迎えるために掃除もがんばりました! |
保護者の方にも気持ちよく参観してもらうために、昇降口と廊下の掃除も自分たちで進んで取り組みました! |
招待された1年生はたくさんのおもちゃを前に目を輝かせて楽しそうに活動していました。昨年度、今の3年生に招待してもらった経験を活かしながら、2年生が1年生に優しく寄り添う姿はとても微笑ましかったです。
どこの教室も大にぎわい✨ |
みんなで楽しくおもちゃで遊びます。 |
1年生を優しく迎えます。 |
やり方を丁寧に教えてくれます。 |
チケットの準備もバッチリです。 |
素敵な景品がたくさん。 |
1年生は2年生に優しく接してもらった経験を活かし、来月行われる「幼稚園・保育園との交流会」で年長さんを優しく迎えてくれると思います。
学校へようこそ
学校へ行こう週間も終わりを迎えようとしています。保護者の皆さまや地域の皆さまには、お忙し
い中、21日の土曜参観も含め、ご来校いただき、ありがとうございました。皆さまをお迎えするため
に、6年生がグループ図工として数々の作品を作りました。テーマは「学校へようこそ」です。学校
の至るところに素敵な作品を飾ってくれました。注意して見なければわからないところにも作品が飾
られています。保護者や地域の皆さまだけでなく、二宮小学校の子どもたちにとっても、ワクワクす
る気持ち、楽しくなる気持ち、ほっとする気持ちが芽生えたことと思います。
二宮町消防本部の方から教えていただきました
10月18日(水)、本校の3年生のために、二宮町消防本部の方々による防火訪問事業が行われまし
た。現在、社会科「地いきの安全を守る」の中で、消防署のはたらきや消防署の人たちの仕事、学校
や地域の火事に対する備えかなどについて学習しています。
この日は、消防本部の方から、「資機材の展示」「水消火器取り扱い体験」「消防車両と綱引き」
「消防クイズ」の4つについて教えていただいたり、体験をさせていただいたりしました。
資機材にふれたり、水消火器を使ったりした子どもたちからは、次のような感想が聞かれました。
「こきゅう器がけっこう重かった。これをせおって走るなんて大変そうだ。」
「ぼうご服を着たらすごく暑かった。」「ぼうご服はふつうの服より重かった。」
「水消火器を的にあてることはむずかしかった。」
「消防車は10トンもあってすごく重い。」「中に水を積んでいるから重いのかな。」
また、クイズなどを通してわかったこととして、
「まずは火事が起きていることを周りに伝えることが大切なんだ。」
「けむりをすってしまうと危険なんだ。」
などが子どもたちからあげられました。
この学習を通して、消防に関するいろいろな資機材はとても大切な役割を果たしていること、消防
署の人たちは大変な思いをして消火活動をしていることなどを、実感を伴って学ぶことができたよう
です。
呼吸器の重さを実感しています | 防護服は暑くて重い |
消火器の正しい使い方を学びました | 消防車両の重さを実感しました |
「小・小なかよしプロジェクト」が始まりました
「にのみや学園」がスタートしてから半年がたちました。その取組の一つである「小・小なかよし
プロジェクト」がいよいよ動き出しました。このプロジェクトは、二宮町3校の小学生が同学年同士
の交流を深めることにより、いずれ入学する中学校への接続を滑らかにすることが目的です。
まず4年生が、11日(水)の給食の時間にオンラインで交流しました。画面にあらわれた一色小学
校と山西小学校の子どもたちに手を振ったりあいさつをしたりすることから始まりました。その後は、
一色小学校の4年生が中心となってクイズを出したり、その日が誕生日だった子に「おめでとう。」
と言葉をかけたりといったほほえましい時間が流れました。
16日(月)には、2年生が3校合同の朝の会をオンラインにて行いました。ここでも画面越しの一
色小学校、山西小学校の2年生に手を振ったり、あいさつをしたり、中には保育園や幼稚園が同じだ
った友達も画面にあらわれ、久々の再開を喜んでいる子もいました。
このプロジェクトはこれからも続いていきます。これからどのような交流が生まれるのか楽しみで
す。
5年生の野外活動教室
10月6日(金)に5年生が参加した県立足柄ふれあいの村での野外活動教室についてお伝えしま
す。
当日は、秋晴れの爽やかな空気に包まれ1日が始まりました。バスに乗って予定時刻に出発。子ど
もたちは、これから始まる野外活動教室に胸を躍らせているようでした。
1時間ほどで足柄ふれあいの村に到着。最初のプログラムは入村式です。代表の子どもたちによる
めあての発表の後、ふれあいの村の方から歓迎の言葉をいただきました。
その後すぐに昼食のカレーライス作りに取りかかりました。最初の関門は火起こしです。どのよう
に薪をくべたらよいのか、どのように火をつけたらよいのか、どのように空気を送ったらよいのか、
試行錯誤の連続でした。次の関門は火の強さや時間に気を配りながらの炊飯です。焦げやご飯にかた
さが出てしまった班がありましたが、どの班も満足できる炊きあがりだったようです。もう1品のカ
レー作りは、水の量や野菜の切り方、肉の炒め方に十分気を配ったようで、どの班も上手にでき上が
っていました。
そして、いよいよでき上がったカレーライスを食べます。一口めを口に運ぶときのうれしそうな表
情が何とも言えませんでした。その後の食べている表情からは「自分たちが苦労して作ったカレーラ
イスは格別だ。」そんな思いが伝わってきました。
食後は、用具やかまどなどの片づけです。「借りたときよりもきれいに」そのような気持ちで用具
を洗ったり、かまどのまわりをはいたり、炭を片づけたりと、それはそれはやらなければいけないこ
とが盛りだくさんです。その中でも最も苦労したのが鍋を洗うことです。外側はすすで真っ黒になり、
内側はカレーやご飯がこびりついていたため、金だわしで何度も何度もこすりました。係の方からも
励ましの言葉をかけてもらいながらどの班も合格をいただき片づけ終了です。
午後のプログラムは5年生全体でのレクリエーション。「おまつりやさん」「10秒間、30秒間、1
分間ゲーム」「マイムマイム」でお互いの絆を深めました。
いよいよこの日最後のプログラムの退村式。代表の子どもたちから、「今日気を付けたことは、班
のみんなと協力することです。」と、野外活動のめあてを心がけて1日を過ごしたことが伝えられま
した。そして、お世話になった方々にお礼の気持ちを伝えてふれあいの村をあとにしました。
入村式。真剣に話を聞いていま す。 |
水の量は大切です。 指の関節を目印に量ります。 |
班のみんなとの協力が何よりも 大切です。 |
苦労して作ったカレーライスが できあがりました。 |
鍋を洗ってすすや焦げを落とすのに 時間がかかりました。 |
ていねいにはいてかまどをきれい にします。 |
←「1分間ゲーム」と「マイムマイム」 1分間ゲームとは、ちょうど1分の ところで手をあげます。だれがいち ばん正確だったでしょうか。
|
9月から10月へ
例年になく残暑が厳しかった9月が終わり、10月がスタートしました。ようやく涼しさを感じられる
日も出てきました。これから日を追うごとに秋が深まっていきます。
「芸術の秋」「読書の秋」「スポーツの秋」「行楽の秋」「食欲の秋」など、昔から「〇〇の秋」と
様々な形で言われます。暑さも収まり、収穫される食物も豊富で、何をするにも快適に打ち込める季節
だからそのように言われるのですね。
今月の月目標は「落ち着いた学校生活を送ろう」です。秋の深まりとともに、子どもたちがじっくり
と考え、じっくりと学び合い、そして考えを深めていくことができるよう、学校全体で取り組んでいき
たいと思います。
9月29日は中秋の名月が見られる日でした。 残念ながら空は雲でおおわれていましたね。 |
図書ボランティアの方々が図書室を秋にしてくださいまし た。さあ、「読書の秋」です。 |
にのみや学園プロジェクト 小中児童生徒交流会
9月27日(水)に本校の6年生が二宮中学校を訪れ、5校時の授業を参観し、生徒会による中学校生
活についての説明を聞き、そして部活動の見学をしました。
これは、今年度開校した施設分離型小中一貫教育校「にのみや学園」のプロジェクトとして行ってい
るものの一つで、この小中児童生徒交流会は年3回予定されています。小学校高学年の子どもたちが中
学校の授業を見たり、部活動を体験(見学)したりすることで、中学校へのイメージをもち、これまで
以上に安心感をもって中学校に進学することを目的としています。
5校時の参観では、文化祭の準備として各クラスでステンドグラスを協力して作っている様子や各教
科の授業の様子を見学し、その後の生徒会による説明では、中学校の1日の生活や休日の過ごし方、テ
スト前の心得、部活動のよさなどについて聞きました。そして部活動見学では、自分の興味のある部活
動を中心に、熱心に練習したり、作業を進めたりしている中学生の姿を見つめていました。
生徒会の皆さんによる説明「中学校の1日の生活」 | 部活動の練習を見つめています |
創立150周年に迫る学習
皆さまご存知のように、今年度、本校は創立150周年を迎えます。「創立150周年」という言葉に、
これまで長きにわたり積み重ねられてきた歴史の重みをひしひしと感じています。
さて、この記念すべき年を迎えるにあたり、本校では、特別な式典は行わないものの、子どもたち
が日常の授業の中で「創立150周年」を意識した学習に主体的に取り組むことを柱としました。
全校で取り組む学習のテーマは、
『学校や町の「むかし(歴史)」から学び、「いま(現在)」の自分を見つめ、「これから(未来)」
の学校・町・自分に思いを馳せる。』です。
たあくなか級をはじめ各学年がテーマに迫るために取り組んでいく学習内容を紹介します。
〇たあくなか級 「未来の二宮町と二宮小学校」
・二宮町や二宮小学校の昔と今を比べることを通して未来の二宮町や二宮小学校に対する思いや願い
をもち、それらを絵やねん土、掲示物、スライドなど自分の方法で表現します。
〇1年生 「二宮小学校大好き ~150歳の誕生日をお祝いしよう~」
・二宮小学校の名前の移り変わりやいろいろな出来事を知るとともに、11月20日の二宮小学校150歳
の誕生日プレゼントを考え、お祝いの手紙を書きます。
〇2年生 「知ろう!考えよう!二宮小学校!!」
・地域のいろいろな年代の方からそのときどきの二宮小学校の話を聞くとともに、これからどんなこ
とを引き継いでいきたいか、そしてどんな二宮小学校にしていきたいかを考えます。
〇3年生 「二宮小学校のよさを伝えよう ~魅力を伝える記念祭を開こう~」
・二宮小学校の昔と今を調べることを通して、二宮小学校の魅力や学校生活をよりよくしていく提案
を考え、まわりの人に伝えます。
〇4年生 「二宮小学校150周年 学校もりあげマスコットを作ろう」
・学校生活の中で、いてくれたらうれしいな、いてくれたら助かるなと思えるマスコットを、音楽室
や理科室、図書室など場所別に考え、それらを絵で表します。
〇5年生 「国語「たずねびと」の時代背景をくわしく知ろう」
・国語で学んだ物語文「たずねびと」の時代背景をよりくわしく知るために、二宮小学校や二宮町の
戦争に関する出来事について調べます。
〇6年生 「現代版 新二宮かるたをつくろう」
・昔の「二宮かるた」(町制50周年を記念して昭和60年に作られた)からかつての二宮町の様子を知
り、アップデートされた現在の二宮町についてその変化を調べ、「現代版 二宮かるた」をつくり
ます。
創立120周年から10年ごとの航空写真が校長室前 に飾られています。
|
38年前につくられた「二宮かるた」 6年生が現在の二宮町について調べ「現代版 二宮かるた」 をつくります。 |
創立150周年記念の横断幕③
創立150周年を記念した横断幕がついに完成しました。9月1日の始業式にてオンラインではありま
したが全校の子どもたちにお披露目しました。
これまでもご紹介してきたように、この横断幕の言葉は、昨年度の6年生がクラスごとに考えた作品
と、教職員及び学校運営協議会委員が考えた作品となります。また、それぞれ言葉を表すデザイン画を
今年の6年生が一生懸命に考えました。
そして、先々週から先週にかけて、完成したこれらの横断幕を校庭の南側と東側のフェンスに飾りま
した。子どもたちはもちろんですが、保護者の方や地域の皆さまにも、卒業生と在校生、教職員、学校
運営協議会委員で作り上げた作品をご覧いただき、創立150周年に思いを馳せていただければ幸いです。
昨年の6年1組と今年の6年1組による作品 学校の東側 |
昨年の6年2組と今年の6年2組による作品 学校の南側 |
昨年の6年3組と今年の6年3組による作品 学校の南側 |
教職員及び学校運営協議会委員、そして6年生の児童委員会による作品 学校の東側 |
芸術鑑賞
9月12日(火)、4年生、5年生、6年生を対象とした芸術鑑賞のために「TEAM パフォーマンス
ラボ」の皆さんが来校されました。クラウン、マジック、ジャグリング、イリュージョン、ローラー
バランス、エアリアル、一輪車など、次から次へと繰り広げられるパフォーマンスに、歓声を上げた
り、驚きの声を上げたり、笑い声を上げたり、かたずを飲んで見守ったりの子どもたちでした。
また、6年生の子どもたち6人がステージに上がり、こつを教えていただきながら皿回しリレーに
も挑戦。慎重に慎重にリレーをしていきました。とても難しかったと思いますが見事成功。会場は大
きな拍手で包まれました。
芸術鑑賞が終わってから、
「とにかく楽しかった。毎日見たい。」
「マジックのタネを知りたい。」
「イリュージョンのしかけを考えながら見ていたけど全然わからなかった。」
「練習するのが大変だと思う。どうやって練習するのか知りたい。」
などの感想が子どもたちから聞かれました。また、教室に帰ってからぼうしを使ってのパフォーマン
ス(上に投げ上げたぼうしをかぶる)にさっそく挑戦する子もいたようです。
ふだんの生活では味わえない、夢のようなすてきな時間を過ごすことができました。
「TEAM パフォーマンスラボ」のみなさま、ありがとうございました。